
今回は、「デジタルの力でダイバーシティ&インクルージョンがあたりまえの社会を創る」をパーパスに掲げ、企業のDX推進を伴奏支援するコクー株式会社のCHRO 青山さんにお話を伺いました。女性比率8割を超える組織の特徴や、未経験から活躍できる理由、そして学生への熱いメッセージをお伝えします。
編集部: まず、御社の事業内容について教えていただけますでしょうか?
青山様: 私たちは、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の「伴走支援」を行っている会社です。これまでは企業様に常駐して支援する形が中心でしたが、近年その幅は大きく広がっています。現在は、プロダクト開発の受託や、社内向けの教育プログラムをお客様に提供する教育事業、さらにはDXコンサルティングまで展開しています。
編集部: コンサルティング領域にも進出されているのですね。他社との違いはどこにありますか?
青山様: 一般的な大手コンサルティングファームとの大きな違いは、「コンサルから実行まで一気通貫で支援する」点です。提案だけで終わるのではなく、実際に現場に入り込み、課題解決の実行フェーズまで担うことが私たちの強みです。お客様自身も課題が明確でないケースが多いため、専門知識だけでなく、悩みを引き出す力やホスピタリティが非常に重要視されています。
編集部: 御社は女性社員の比率が高いと伺いました。組織の特徴について教えてください。
青山様: 現在、社員数は900名を超えましたが、そのうち82%が女性社員です。D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を掲げ、意識的に女性活躍を推進しています。社内には「女性活躍推進委員会」や、有志による「ふぁみさぽ」という組織があり、子育て中の社員支援など社員発信で課題解決に取り組んでいます。
編集部: 社員の方々が主体的に動かれている印象を受けます。大切にしている価値観は何でしょうか?
青山様: 社名の由来でもある「個『CO』が、会社を担う最高執行責任者『COO』」の精神です。私たちは「理念共感型経営」を行っており、社員一人ひとりが「最高執行責任者」のような当事者意識を持って行動することを求めています。会社から一方的に指示するのではなく、社員が課題を感じたらテーブルに上げ、自分たちで解決していく文化が根付いています。
社員様: また、組織運営には「アメーバ経営」を取り入れています。100以上あるチーム(アメーバ)ごとに目標を掲げ、権限を委譲することで自律自走できる体制を作っています。同時に、社員同士の繋がりを深めるための表彰イベントや部活動も盛んで、互いに切磋琢磨し、称え合う文化があります。
編集部: どのような方が活躍されていますか?
青山様: 活躍している人の共通点は、「忍者」のような行動力と巻き込み力があることです。「分身の術」を使っているのではないかと思うほど(笑)、あちこちのプロジェクトや委員会に顔を出し、主体的にチャンスを取りに行く人が成長しています。
編集部: 未経験からの入社も多いのでしょうか?
青山様: はい。実はCA(客室乗務員)、バーテンダー、アパレル、柔道整復師など、接客・サービス業出身者が多く活躍しています。技術力だけでなく、相手が何を望んでいるかを汲み取るコミュニケーション能力やホスピタリティが高い方が、結果としてお客様に評価されています。
編集部: 入社後のキャリアパスについて教えてください。
青山様: 私たちは事業領域が広いため、エンジニア、データサイエンス、デジタルマーケティング、RPA、生成AIなど、社内にいながら転職するような多様なキャリア選択が可能です。「FA制度(フリーエージェント制度)」を使って、自ら手を挙げて希望の部署へ異動することもできます。最近では、新卒3年目の社員が故郷の「地域活性化に貢献したい」という希望を叶え、自治体のCIO補佐官として抜擢された事例もあります。
編集部: 最後に、就活生へのメッセージをお願いします。
青山様: 私たちは「出る杭は打たれる」ではなく、「出る杭を引っこ抜く」文化を持っています。周りから少し浮いているかもしれないと思うくらい尖っている方や、「何者かになりたい」という野心を持った方を歓迎します。
青山様: 就職活動において、選んだ道が正解かどうかはその時点では分かりません。だからこそ、「選んだカードを正解にする努力」をするしかありません。AIが発達するこれからの時代、人間に求められるのは「個性」です。SNSや周囲の声に流されすぎず、自分らしさをアピールしてほしいと思います。失敗を恐れず、圧倒的なスピードで挑戦したい方をお待ちしています。
コクー社は、単なる技術提供にとどまらず、ホスピタリティと行動力でDXを推進するユニークな企業です。挑戦を称賛し、出る杭をさらに引き上げる風土は、若手から圧倒的に成長したい学生にとって絶好の環境と言えるでしょう。「自分たちの手で会社や文化を創りたい」という強いWillを持つ方にとって、コクーは最高の舞台になるはずです。