
今回は、「外資就活ドットコム」などのキャリアプラットフォーム運営で知られる株式会社ハウテレビジョンの採用責任者・担当者様にお話を伺いました。国内外トップ企業の内定を目指す学生にはおなじみのサービスですが、その裏側にある「ユーザーファースト」へのこだわりや、新規事業「mond」の急成長、そして新卒に期待する「思考体力」について詳しくお伝えします。
編集部:御社はどのような事業を展開されているのでしょうか?
中脇様:私たちは主に2つの柱で事業を行っています。1つは創業事業である「キャリアプラットフォーム事業」です。プロフェッショナルを目指す学生向けの就職支援メディア「外資就活ドットコム」や、若手社会人のキャリアアップを支援する「外資就活ネクスト(旧Liiga)」を運営しています。
中脇様:もう1つは、急成長中の「mond(モンド)」という事業です。これはユーザー同士が質問・回答を行う匿名のQ&Aプラットフォームで、投げ銭機能やサブスクリプション型のメンバーシップでマネタイズを行っています。2024年1月時点での月間ユーザー数は約500万人でしたが、2025年11月末時点は3倍の1,500万人を超える規模にまで急拡大しています。
編集部:どのような企業がクライアントなのでしょうか?
中脇様:外資系企業や日系大手企業、メガベンチャーなど、各業界のトップ企業様が中心です。私たちのビジネスモデルは、企業様からお金をいただき、学生や求職者の方にサービスを使っていただく「BtoBtoC」の形態です。しかし、売上を重視するあまりユーザーの利便性を損なうことがないよう、徹底してユーザー視点に立つことを大切にしています。
編集部:会社全体で大切にしている価値観は何でしょうか?
中脇様:私たちは「全人類の能力を全面開花させ、世界を変える。」というミッションを掲げています。その実現のために行動指針として「5 Values」を定めていますが、中でも最も根底にあるのが「Users First」です。例えば、売上に寄与する新機能やプロダクトがあったとしても、それがユーザーのためにならなければ導入はしません。社内の議論でも「それって本当にユーザーのためになっている?」という言葉が常に飛び交っています。
編集部:ベンチャーらしいスピード感についても教えてください。
中脇様:意思決定から実行までのスピードは非常に早いです。現在進めている新領域のプロダクトも、議論を始めてからローンチを決めるまで約3ヶ月ほどでした。走りながら改善していく実行力も私たちの強みです。
編集部:どのような学生が御社で活躍できるのでしょうか?
中脇様:活躍している人には大きく2つの共通点があります。1つ目は「職域を限定せずに動けるオーナーシップ」です。自分の担当業務だけでなく、組織の課題を自分事として捉え、周囲の状況を汲み取って、「これもやった方がいい」と自ら動ける方ですね。2つ目は「思考体力」です。従業員が100名規模かつ成長フェーズにあるため、正解のない課題に向き合い続ける必要があります。答えがない中で粘り強く考え続け、形にしていける力が求められます。
編集部:入社後のキャリアパスについて教えてください。
中脇様:本人の意欲と能力があれば、年次に関係なく大胆に裁量権をお渡しします。実際、新卒採用責任者のメンバーも新卒入社後はセールスで活躍していましたが、現在は人事に異動し、新卒採用全体の企画から実行までをリードしています。
五十嵐様:また、評価制度には「入学方式」を採用しています。次のグレードに挑戦できるポテンシャルがあると判断した時点で昇格し、新たな責任と裁量の中で成長していただく仕組みです。
中脇様:就職活動は企業に選ばれるだけでなく、自分の意思で選び取る機会です。世間一般の「正解」や他者の評価軸ではなく、自分が納得できる選択、自分が大事にしたい軸で意思決定をしてほしいと思います。
五十嵐様:スタートアップには、自分の仕事が事業や社会の成長にダイレクトに繋がっているという「手触り感」があります。「誰よりも早く成長したい」「自分の実力を試したい」という野心あふれる皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。
「全人類の才能開花」を掲げるハウテレビジョン。就活メディアの運営にとどまらず、Q&Aプラットフォーム「mond」の急成長や新規事業への挑戦など、変革期ならではの熱気を感じました。「ユーザーファースト」を徹底しながら、若手から裁量を持って事業を動かしたいと考える学生にとって、これ以上ない成長環境と言えそうです。