
今回は、再生可能エネルギー事業で国内有数の実績を持つ、九電みらいエナジー株式会社の興梠様にお話を伺いました。九電グループという安定基盤を持ちながら、ベンチャーのような挑戦を続ける同社の事業内容、そして変化の激しい再エネ業界で活躍できる人材像についてお伝えします。
編集部: 御社は再生可能エネルギー事業において、どのような特徴を持っているのでしょうか?
興梠様: 私たちの最大の特徴は、再生可能エネルギーの「5電源」と呼ばれる、地熱、水力、太陽光、風力、バイオマスのすべてを取り扱っていることです。これらすべてを手掛けている企業は国内でも非常に珍しい存在です。また、単に発電所を作るだけでなく、開発から運営、そして電気の需給運用や営業までを一気通貫で行っている点も大きな強みです。
編集部: 単に電気を作るだけではないのですね。
興梠様: はい。私たちは「脱炭素ソリューション」の提供にも力を入れています。再生可能エネルギー由来の電気を企業へ提供したり、電力市場でのトレーディングを行ったりするほか、次世代エネルギーとして蓄電池や潮流発電の開発にも挑戦しています。地域と共創して脱炭素を進めるなど、多角的なアプローチで社会課題の解決に取り組んでいます。
■ 変化を恐れない「主体性」と若手への「裁量」
編集部: 専門的な技術が必要なイメージがありますが、どのような人材が活躍されていますか?
興梠様: 確かに電気や機械のバックグラウンドを持つ社員も多いですが、文系出身者も営業や開発のファイナンス面などで幅広く活躍しています。
興梠様: スキル以上に重要なのは、「変化を前向きに捉える柔軟性」と「主体性」です。再エネ業界は国策や情勢によって状況が激しく変化するため、自ら考えて動ける人が求められます。社内には、大手ゼネコンや商社、IT企業など多様なバックグラウンドを持つ中途社員も多く、それぞれが「再エネに挑戦したい」という強い想いで集まっています。
編集部: 若手社員でも挑戦できる環境はあるのでしょうか?
興梠様: 組織規模がそれほど大きくないため、若いうちから裁量を持って仕事に取り組めます。失敗を恐れずに挑戦することを許容する文化があり、「プロジェクトリーダー制」によって若手がプロジェクトを牽引する経験を積むことも可能です。
編集部: 入社後のキャリアパスについて教えてください。
興梠様: 当社では2〜3年ごとのジョブローテーションを想定しています。一つの職種や電源に固定されるのではなく、複数の部門を経験することで、再エネ事業全体を俯瞰できる広い視野を養ってほしいと考えています。
興梠様: 最初は現場に近い業務からスタートすることもありますが、将来的には本人の志向に合わせて、開発、事業企画や経営企画、トレーディング、再エネソリューションの企画・提案など、多様なキャリアの選択肢が広がっています。
編集部: 最後に、就活生へのメッセージをお願いします。
興梠様: 就活に正解はありません。「自分が何を成し遂げたいのか」という軸を大切にしてください。当社には、九電グループという「安定」と、成長分野である再エネという「挑戦」、その両方の環境があります。
興梠様: 再エネ業界で身につく専門知識や調整力は、どの業界でも通用する市場価値の高いものです。まずは自ら情報を調べ、小さくてもいいので実践してみる姿勢を大切にしてください。悔いのない就職活動ができるよう応援しています。
九電みらいエナジー社は、エネルギーという社会インフラを支える責任感と、次世代技術へ挑むベンチャー精神が共存する稀有な環境です。「社会貢献性の高い仕事がしたい」「変化の激しい環境で成長したい」という強い意志を持つ学生にとって、同社は自らの市場価値を高めながら、日本の未来を創る手応えを感じられる場所となるでしょう。