「28卒、まだ何もしてない」「何から始めればいい?」「自分に合う業界が分からない」——28卒就活生の3大悩みに、トイアンナさん(『確実内定』著者)が4月・5月・6月の月別チェックリストで本音回答。
結論:この3か月の動きで夏インターンの勝敗が決まる。27卒は9月時点で3〜4割が内定、夏でほぼ終えている層もいます。28卒がサマーインターンで勝ち切る理想ロードマップを月別に解説します。
なぜ28卒は今すぐ動くべきなのか——27卒の実績データ
トイアンナさんがまず示したのは、就活トレンドの根本的な変化です。
📌 27卒が証明した「早期化」の事実
内定を出す時期を企業が定めなくなった——通年採用・早期内定が標準化
27卒はサマーが落ち着いた9月時点で3〜4割が内定——最速層は夏に就活終了
インターン経由で本選考→内定というルートが主流——サマーインターンが本選考の入り口
夏インターン募集は5月ぐらいがピーク——今(4月)が最終準備期間
「9月で内定が3〜4割も出ている」——この事実が示すのは、4〜6月の動き方で夏インターンの成果、ひいては内定獲得の大きな成果が決まるということ。
【4月のチェックリスト】土台作り——やることは3つ
📌 4月の3つのタスク
就活サービスへの登録——検索型/情報型/オファー型の3タイプに満遍なく
ESの下書きを書く——5月に書き始めると間に合わない
業界を広く知る——絞らず、たくさん見る
トイアンナさんが強調するのは「就活サービスには3種類ある」という点。検索して応募するタイプ、情報が詳しく載っているタイプ、そしてオファー型——自分が登録すると企業の方から「ぜひ来てください」と誘いが来るタイプです。
ESの下書きは「早く書いてみんなに添削してもらう」が鉄則。5月から書き始めるとレベルが低いものを提出することになります。業界は絞らず広く見ることで、自分に向いている業界/向いていない業界が見えてきます。
【5月のチェックリスト】量の勝負——15〜30社に応募
📌 5月の3つのタスク
いっぱい応募する——15社〜30社を目標に
ESをブラッシュアップ——友人/キャリアセンター/OBに添削依頼
オファーを確認する——登録しただけで放置はNG
「みんなが応募する会社は倍率が高い。1〜2社応募しても落ちる可能性が高い」とトイアンナさん。15〜30社応募することで、リストの中に今まで興味のなかった業界が混ざる——これが幅広い業界を見るチャンスになります。
ESのブラッシュアップは、下書きをベースに多くの人に添削依頼を回す。友人・大学のキャリアセンター・内定を取りまくったOBなど、複数ルートで意見を集めるのが重要です。
オファー型サービスが「自己分析」を代替する理由
トイアンナさんが28卒に特に勧めるのがオファー型サービスの戦略的活用。従来の自己分析を機械的に代替できると言います。
📌 オファー数で業界適性を診断する手順
オファー型に自分のESを入力して登録
どの業界からオファーが来るかを数える
たくさんオファーが来る業界=自分が向いている業界
自己分析に時間を使う必要なし——機械的に適性業界を判別
トイアンナさんが直接指導した学生の実例:最初は金融志望だったのに人材業界からオファーが大量に来て、自分のエントリーシートは人材だったと気づき、最終的に人材業界で内定ホルダーに。応募前に自分の適性を知るチャンスになります。
さらにオファー型のサービスに外交型ESと協調型ESの2パターンを用意して入れ替えると、どちらの打ち出しが企業から評価されやすいか比較できます——これも時間のある4〜5月だからこそ試せる戦略です。
【6月のチェックリスト】実力磨き——ウェブテと面接準備
📌 6月の2つのタスク
ウェブテスト対策——30時間を目標にサボらず完走
面接準備——AIで模擬面接も有効活用
「ウェブテストはみんなめんどくさいからサボる。だから30時間やれば勝てる」とトイアンナさん。中学受験経験者は得意な傾向、未経験・指定校推薦で勉強ブランクのある人は一生懸命対策した方がいい。
書店の青いSPI本を手に取ってみるところから始めて、自分の志望業界で出やすい形式(SPI/玉手箱/GAB/TG-WEB)を確認し、該当テキストに絞って点数を上げます。
面接準備はAI音声対話で模擬面接が有効。「あなたは私の面接官です。今から◯◯業界を受ける前提で模擬面接をしてください」と依頼するだけで、フェーズ別の練習ができます。
ハイレベル層向け:インターン目的を3分類+志望企業を3群に分ける
📌 インターンの3目的
選考直結型——本選考そのもの。内定を取りに行く
業界理解型——第一志望以外の業界知識を深める。興味の芽を探す
面接経験・優遇型——金融・保険は参加で面接スキップ券がもらえることも
📌 志望企業を3群に分ける
第一志望群(本命)——どうしても入りたい企業
第二志望群——関連業界・取引先・同レベルの企業
経験練習群——練習や経験を積みながら、好きになれたら本命化する候補
「インターンに闇雲に応募するのではなく、会社ごとに目的を決めておく」——これがハイレベル層が最短で内定に到達する戦略です。
28卒が今日から動く7ステップ
📌 今週のアクションリスト
検索型/情報型/オファー型の3タイプの就活サービスに登録
ESの下書きを1本完成させる(ガクチカ300字+自己PR300字)
外交型と協調型の2パターンESを用意
15〜30社の応募リストを作成(業界を絞らない)
友人・キャリアセンター・OBにES添削を3ルート依頼
書店で青いSPI本を手に取り、ウェブテスト対策を開始
AI模擬面接で業界別の応答パターンを練習
「もう頑張んなきゃいけないんです」——トイアンナさんの率直な言葉が、28卒のリアルです。
