「ガクチカが強すぎる」「コミュ力エグすぎ」
YouTubeのコメント欄が驚愕で埋まったのが、上智大学卒インフルエンサー・かとゆりさんの模擬面接動画。新卒の就活経験ゼロ・面接初挑戦にもかかわらず、トイアンナ氏が「合格」を出した、いわゆる"才能型"の就活回答が話題になりました。
「私はインフルエンサーじゃないし関係ない」と思った人ほど、この記事を読んでください。かとゆりさんが評価された理由は"コミュ力"ではなく、"自己俯瞰×戦略性"という再現可能なスキルです。本記事では模擬面接の質疑から、就活生がそのまま使える4つのフレームワークを抽出して解説します。
「ガクチカが強すぎる」上智卒インフルエンサー・かとゆりとは
📌 かとゆりさんプロフィール
学歴:上智大学卒
職業:TikTok等のインフルエンサー(チャンネル運営)/元地下アイドルのマネージャー
就活経験:ゼロ(ES書いたこともなく、面接も初体験)
大学3年時:SNS活動がピークに到達し、就活を始めずインフルエンサーの道を選択
注目すべきは——かとゆりさん自身は「自分はコミュ力で勝ってる」とは一言も言っていないこと。本人が語ったのは「俯瞰力」「戦略性」という、もっと再現可能なスキルでした。
就活経験ゼロでも評価された理由——「強みは俯瞰力」
「あなたの強みは何ですか?」というベタな面接質問。かとゆりさんは即答します。
注目ポイントは2つ:
「客観的に自分がどう見られているか」——これは"メタ認知"と呼ばれる、大手企業面接で最も評価される能力
「自分の意思だけで突き進まない」——これは"独善的でない"組織人として最重要な特性
インフルエンサーという仕事は、一見すると「自分の発信したいことを発信する」独善的な仕事に見えがちですが、かとゆりさんは"視聴者・チームメンバー・市場"の3者の視点を常に意識していると語ります。これがマス向けコンテンツで継続的に伸びている理由でもあります。
強みエピソード①「他人の意見を取り入れる」——SNS制作チームでの実例
「実際にそうだと感じたエピソードはありますか?」という深掘り質問への回答が秀逸でした。
就活生が学ぶべきは——"具体エピソードで強みを証明する"フレームワークです。
📌 強み→具体エピソードへの繋ぎ方(テンプレ)
強みを1文で宣言(例:「私の強みは俯瞰力です」)
その強みが活きる場面の特徴を1文で説明(例:「客観性が必要な意思決定で発揮されます」)
具体エピソードを"場面・行動・結果"の3点セットで(例:「SNS制作チームでの意見調整で、当初の自分案を捨てて成功した」)
強みエピソード②「保険を作る大きい決断」——リスク管理の発想
「人生で大きい決断は?」「決断において大事にしていることは?」——王道の自己分析質問にも、かとゆりさんは独特の回答を返します。
大事にしてるのは、2択に見えても"保険を作る"こと。例えばインフルエンサーが下火になっても、アイドルマネージャー時代の業界知識で仕事ができるよう、知り合いをたくさん作ってどこかで働ける環境を自分で作っていました。
これは"リスク管理しながら大きな決断をする"という、起業家・スタートアップ志望者・コンサル志望者全員にウケる回答パターンです。
「嫌いな仕事はやらない」ポリシー——"向いてない"vs"嫌い"の絶対的違い
「逆に絶対にやらないぞというポリシーは?」という質問への回答も秀逸でした。
この区別が刺さる。
📌 「向いてない」vs「嫌い」の違い
向いてないこと:今は苦手だが、訓練すればできるようになる可能性がある領域。やる価値あり
嫌いなこと:根源的に拒否反応が出る領域。やってもパフォーマンスが上がらない
かとゆりさんの例えは具体的——「キュウリ嫌いだから、キュウリ農家には就職できない」「歌うのが嫌いだから、歌う仕事は絶対しない」。"なぜそれが嫌いか"を明確にすると、就活の業界選び・職種選びでブレなくなります。
トイ評:「俯瞰して、どこで勝つか戦略を練る」がコミュ力の正体
トイさんが評価したのは——「コミュ力」ではなく「戦略思考」でした。これ、大事なポイントです。
就活で「コミュ力」が高いと評価される人の正体は、ほぼ100%以下のいずれかです:
自分を俯瞰している(自分が今どう見られているかを把握)
戦略を練っている(同じ場で勝つための独自戦略を持っている)
相手の意図を読む(質問の裏にある本当の関心を察知している)
"喋りが上手い"だけでは"コミュ力高い"とは評価されません。かとゆりさんの「ガクチカが強い」の正体は、この3つの戦略思考が回答の節々に滲んでいたからでした。
インフルエンサー経験を就活に活かすには——人脈・人柄・自己分析の言語化
インフルエンサー・SNSクリエイター経験を就活で言語化するときの3つの軸:
📌 SNSクリエイター経験を就活で語る3軸
制作経験:企画立案・撮影・編集・配信のフルプロセス。テレビ局・広告代理店で活きる
マーケティング思考:ターゲット分析・KPI設計・PDCA。事業会社のマーケ部門で活きる
人脈と人柄:他クリエイター・ブランド・ファンとの関係構築。営業・PR・ブランド職で活きる
かとゆりさんは「万が一YouTubeがなくなって、アカウントbanされても、博報堂とかに行ける」と言うトイさんの評価に「嬉しい」と返しました。これは——SNS経験者の市場価値が、就活市場で正当に評価される時代が来ている証拠でもあります。
まとめ|就活経験ゼロでも勝てる"自己俯瞰×戦略性"の磨き方
かとゆりさんの模擬面接から学べる4つのフレームワークを、最後に整理します。
🎯 4つのフレームワーク
①俯瞰力:自分が今どう見られているかを常に把握。他人の意見を取り入れて成功する
②保険を作る決断:大きな決断ほど"最悪のケース"を想定して、戻れる道を1本残す
③向いてない vs 嫌い:嫌いなことは絶対にやらない。向いてないは訓練でカバー
④戦略性:同じ場で勝つために、独自のポジショニングを練る。これが"コミュ力"の正体
就活経験がゼロでも、面接初挑戦でも——"自己俯瞰×戦略性"を磨いておけば、必ず評価される時代です。インフルエンサーに限らず、サークル・バイト・研究・部活、どんな経験でもこの4軸で言語化すれば、ガクチカは強くなります。
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