⬛︎なにをやっているのか
中川政七商店は「暮らしの道具」をコンセプトに、国内外の工芸技術を活かした生活雑貨・インテリア・茶道具・服飾雑貨などを、企画から製造、流通、販売まで一貫して手がけています。さらに、産地と協働しながら、800社以上のつくり手とのネットワークを構築し、「日本の工芸」を後押しする仕組みを作ることで、生活者・産地・ブランドの三者をつなぐ価値を提供しています。
⬛︎なぜやるのか
長年にわたり日本の工芸が担ってきた「暮らしの豊かさ」や「手の感触」「素材の風合い」といった価値が、社会の変化とともに希薄になりつつあると当社は考えています。だからこそ「日本の工芸を元気にする!」を掲げ、工芸=過去の価値としてではなく、現代の暮らしに根ざした「使い続けたくなる道具・ものづくり」として再定義しています。産地とともに未来を創ることに意義を見出しています。
⬛︎どうやってやるのか
当社では、SPA(製造小売)モデルをいち早く工芸業界に導入し、商品開発・製造・流通・小売を自社で管理・運営しています。さらに、ブランドマネジメント、産地支援、コンサルティング事業を通じ、つくり手の声を商品・店舗・サービスに反映。社内には「接心好感(せっしんこうかん)」という価値観が浸透しており、お客様の心に接した心地よいブランド体験を提供することを大切にしています。
⬛︎こんなことやります(仕事内容・役割)
店舗スタッフ/販売職:直営店舗でお客様と対話しながら、商品の背景・産地・使い方等を伝え、「暮らしの道具」としての提案を行います。
商品企画・開発職:産地と協働しながら、素材・技術・デザインを掛け合わせた新商品企画を立案し、製造・流通まで携わります。
産地支援・コンサルティング職:日本各地の工芸産地・メーカーとともにブランド強化・流通支援・新事業立ち上げなどに携わり、「日本の工芸を元気にする」ための仕組み作りを行います。
こうして「誰が」「どんな想いで」「どんな成果を目指して」働いているか—つまり、工芸の再興と暮らしの豊かさを実現する仲間として、共に挑戦できます。
⬛︎応募者に期待すること・人物像
日本の工芸・ものづくり・暮らしのデザインに関心を持ち、「素材・技術・背景」を大切に考えられる方
自ら課題を発見し、企画・実行・改善に主体的に取り組み、産地・ブランド・暮らしをつなぐ視点を持つ方
お客様・つくり手・社内メンバーそれぞれの立場に立ち、「心地よさ」や「意味」を届けられるコミュニケーション力をお持ちの方
変化・学びを楽しみ、未経験の領域にも積極的にチャレンジできる成長マインドのある方
(歓迎)雑貨・インテリア・アパレル・デザイン・製造・小売などの実務経験、または工芸・素材・ブランドに関する知見をお持ちの方