「完璧に準備したのに落ちた」——その理由は"作り込みすぎ"かもしれません。
面接対策として自己PRもガクチカも志望動機もきっちり暗記。鏡の前で何度も練習して本番に挑んだ。それでも落ちる——27卒の多くが直面している壁が、まさにこの"準備しすぎて落ちる"問題です。
しゅんダイアリーの模擬面接動画「【27卒面接】多くの就活生ができていない"素を見せる"話し方とは?」では、トイアンナさん(著書『確実内定』)による模擬面接を通じて、面接官がいま本当に見ているポイントが明らかになりました。
本記事では、動画から見えてきた「素を見せる」話し方の具体的なコツと、大手・ベンチャーそれぞれで評価される面接の違いを解説します。
なぜ27卒面接で「素を見せる」話し方が評価されるのか
動画内でトイアンナさんは、就活生のカールさんを高く評価した理由をこう語っています。
面接官は1日に何人もの学生を見ています。その中で"台本を読み上げているだけ"の学生はすぐに見抜かれてしまう。人事が本当に見ているのは、完璧に整った回答ではなく、その人自身が「どう考え、どう感じているか」です。
特に一次・二次面接では、スキルや実績よりも「一緒に働きたいと思えるか」という人物面が評価軸になります。作り込まれた自己PRより、多少詰まっても自分の言葉で話す学生の方が、圧倒的に印象に残るのです。
📌 この章のポイント
面接官は「完璧な回答」ではなくその人自身のリアルな思考と感情を見ている
暗記された台本は一瞬で見抜かれ、むしろマイナス評価になる
面接で落ちない「素を見せる」話し方3つのコツ【27卒就活生必見】
コツ① 丸暗記ではなく「キーワード」で覚える
自己PRやガクチカを一言一句暗記すると、本番で1箇所詰まっただけで全体が崩れます。焦りが顔に出て、さらに悪循環に。
対策はシンプルで、話す順番と重要キーワードだけを覚えること。ガクチカなら「課題→行動→結果→学び」の4ブロック+各ブロックの要点キーワードだけ。本番ではキーワードを手がかりに自分の言葉で組み立てる方が、自然で熱量のある話し方になります。
コツ② 感情ワードを意識的に混ぜる
「売上が120%になりました」だけでは事実の報告にすぎません。面接官の記憶に残るのは、「その時どう感じたか」という感情の動きです。
「悔しかった」「正直怖かった」「めちゃくちゃ嬉しかった」——こうした感情ワードを1エピソードに2〜3回挟むだけで、一気に人間味が伝わります。動画の模擬面接でも、素直に感情を言語化できた就活生に対して、トイアンナさんは明確に高評価を付けていました。
コツ③ "就活顔"を外す
肩に力が入り、目が笑っていない——これが典型的な"就活顔"です。学生本人は真剣なつもりでも、面接官からは「緊張して取り繕っている」としか映りません。
対策は、面接直前に友人や家族と普通に雑談すること。表情筋と声のトーンを「日常モード」のまま面接室に持ち込むと、一気に印象が変わります。「素を出す」とは、特別なことではなく、日常の自分のまま話すことなのです。
📌 3つのコツまとめ
① 丸暗記せず、キーワードだけ覚えて自分の言葉で話す
② 感情ワードを1エピソードに2〜3回混ぜる
③ 面接直前に雑談して"就活顔"を外す
大手企業の面接で評価される要素|27卒が落ちる理由
動画後半でトイアンナさんが整理した「大手で評価される学生の特徴」は、以下の3点に集約されます。
チームワーク経験:個人プレーではなく、周囲のサポートや上司指示を受けながら成果を出した経験
数字で語れる成果:「頑張った」ではなく「◯%改善」「◯人のうち◯人が〜」と具体的に語れる
結論から話す論理性:何の話題か最初に伝えてから詳細に入る構成
📌 大手 vs ベンチャー 評価軸の違い
大手:チームワーク・数字の成果・論理性
ベンチャー:個性・自走力・育てる余地
同じエピソードでも、話す切り口を企業タイプに合わせて変えるのが内定最短ルート
ベンチャー内定を勝ち取る就活生の3つの特徴
一方、ベンチャーで評価されるのは真逆の性質です。
個性・面白さ:「この子、育てたら化けそう」と思わせるユニークさ
自走力:指示待ちではなく、自分で課題を見つけて動ける
熱量:「なぜこの会社でなければダメなのか」を自分の言葉で語れる
ベンチャーは組織がまだ整っていないため、自ら動いて成果を作れる人が求められます。同じガクチカでも「仕組み化した話」は大手向け、「ゼロから動いた話」はベンチャー向けに効きます。
面接で志望度を疑われないための逆質問・話し方
動画内でカールさんが抱えていた悩みは「終盤の面接で落ちる」こと。これは多くの27卒が直面する壁です。トイアンナさんは対策として、上場企業のIR情報を使った準備法を紹介しています。
面接直前5分でできる準備チェックリスト
□ 自己PR・ガクチカ・志望動機を「キーワード」ベースで言えるか
□ 各エピソードに感情ワードが2〜3個入っているか
□ 直前に雑談して表情・声のトーンを"日常モード"にできているか
□ 受ける企業が大手系かベンチャー系か、評価軸を意識できているか
□ 志望企業のIR情報・事業内容を直近で見返したか
よくある質問|27卒面接で「素を見せる」話し方Q&A
Q1. 素を見せたら「軽い印象」になりませんか?
「素」とは砕けた態度ではなく、自分の言葉で話せている状態のこと。敬語・姿勢・時間厳守など最低限のビジネスマナーを守った上で、キーワード暗記に切り替えるだけで「軽い」印象にはなりません。むしろ暗記口調で話す学生の方が、面接官から見ると「熱量が伝わらない」と評価されがちです。
Q2. 面接で頭が真っ白になるタイプでも「素」は出せますか?
真っ白になる原因の9割は「完璧な回答を引っ張り出そうとする」から。キーワード3つだけメモして臨めば、どこから話しても戻って来られます。「覚える量を減らす」こと自体が緊張対策になります。
Q3. 大手とベンチャーで話し方を変えるべき?
話し方の"核"は同じで良いですが、強調ポイントを変えるのが正解。大手なら「チームで成果を出した経験」、ベンチャーなら「自分で動いて失敗から学んだ経験」を前面に出すと通過率が上がります。
まとめ|27卒面接を突破する「素を見せる」話し方
「素を見せる」とは、準備しないことではありません。準備の仕方を変えることです。丸暗記ではなくキーワードで覚え、感情を言葉に乗せ、日常の自分のまま面接室に入る——この3つを意識するだけで、面接の通過率は大きく変わります。
しゅんダイアリーの模擬面接動画では、実際の就活生がこの3つをどこまでできているかをリアルタイムで見ることができます。記事と併せて動画もチェックして、ぜひ次の面接に活かしてください。
