サマーインターン全落ちの大学3年へ|落ちたESを秋冬インターン用に書き直す5つのチェック
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サマーインターン全落ちの大学3年へ|落ちたESを秋冬インターン用に書き直す5つのチェック

しゅんダイアリー編集部

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目次

はじめに|サマーインターンに落ちたESは、書き直して秋冬インターンに使う

「サマーインターン、1社も通らなかった」
夏が終わるこの時期、大学3年生からよく聞く悩みです。周りがインターンの話をしているなか、自分だけ出遅れた気がして焦るのは当然です。

結論から言うと、落ちたESは捨てずに書き直して、秋冬インターンに使ってください。

理由は2つあります。1つ目は、夏はそもそも落ちるのが普通だからです。就職情報会社ディスコの調査では、事前選考のある夏のインターンの通過率は48.8%で、半分以上は落選していました。秋は57.5%、冬は62.6%と、秋冬のほうが通りやすくなっています※。2つ目は、落ちる原因の多くが経験の弱さではなく「書き方」にあるからです。書き方なら、秋冬の締切までに直せます。

この記事では、落ちたESを手元に置いたまま上から順に確認できる「5つのチェック」と、書き直し前・書き直し後の実例を紹介します。読み終えたときには、どこを直せばいいかが分かる状態になっているはずです。

※株式会社ディスコ キャリタスリサーチ「インターンシップ等に関する特別調査」(2024年卒の学生モニター対象)。数値は調査年度によって変わります。


結論|落ちたESの書き直しは5つのチェックで

💡ポイント
① 志望動機が「成長したい」や公式サイトの言い換えになっていないか
② 1文目で設問に答えているか
③ 「頑張った」「多角的な視点」など、誰でも書ける言葉で終わっていないか
④ 設問と違うことを書いていないか
⑤ 同じESを全社にそのまま出していないか

ただし、その前にひとつ確認することがあります。本当にESで落ちたのかです。


まず確認|落ちた原因はESとは限らない

ESを直す前に、どこで落ちたのかを切り分けてください。

落ちた段階によって、直す場所がまったく違うからです。Webテストで落ちているのにESを書き直しても、結果は変わりません。応募先が人気企業ばかりなら、ESの出来とは関係なく倍率で落ちている可能性もあります。

落ちた段階

よくある原因

直す場所

ES(書類)

志望動機が薄い・結論が遅い・設問とずれている

この記事の5つのチェック

Webテスト

対策不足・時間切れ

テスト対策(ESは直さなくていい)

面接・グループディスカッション

ESに書いたことを深掘りされて答えられない

ESの内容を「話せる形」に整理する

全体的に落ちている

応募先が大手・人気企業に偏っている

応募先の幅を広げる(後半の「秋冬インターンの探し方」へ)

たとえば、ESとWebテストを同時に提出する企業では、どちらで落ちたか分からないことがあります。その場合は、ESだけで選考する企業の結果を見てください。そこでも落ちているなら、ESに原因がある可能性が高いです。

ESで落ちていると分かったら、次の5つのチェックに進みましょう。


チェック① 志望動機が「成長したい」や公式サイトの言い換えになっていないか

志望動機には「このインターンで何を試したいか」と「他社ではなくこの会社を選ぶ理由」を書いてください。

「成長したい」「社風に惹かれた」は、どの会社にも出せる文章だからです。企業はインターンで、あなたが現場でどう考え、どう動くかを見ようとしています。「成長させてほしい」という受け身の書き方では、それが伝わりません。企業理念や採用ページの言葉の言い換えも、「同業他社と比べていない」と読まれやすくなります。

たとえば、次のように変わります。

  • NG:貴社のインターンを通じて、社会人として成長したいです。

  • OK:お客様の課題から逆算して提案を組み立てる考え方を、実際の事例で試したいです。

他社との違いは、同じ業界の2〜3社の採用ページを見比べて1つ見つければ十分です。扱う商材や顧客、若手の任され方、インターンの内容などが比べやすいポイントです。面接で「どの会社と比べたの?」と聞かれても答えられる事実を、1文だけ足してください。


チェック② 1文目で設問に答えているか

ESの1文目は、設問への答えそのものにしてください。

人事は限られた時間で多くのESを読むため、冒頭で何の話か分からない文章は、それだけで不利になるからです。

  • NG:私は大学で〇〇サークルに所属しており、メンバーは30人ほどいます。

  • OK:〇〇サークルで、新入生の定着率を半分から8割に上げたことです。

NGは状況の説明から入っています。設問が「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」なら、「何をして、どうなったか」を1文目で言い切るのが基本です。


チェック③ 誰でも書ける言葉で終わっていないか

「頑張った」「多角的な視点で」「最大限の努力を」のあとには、必ず具体的な中身を続けてください。

言葉そのものが悪いのではなく、中身が続かないと読み手に何も残らないからです。人事が知りたいのは、あなたがその場面で何を考え、どう判断したかです。

  • NG:多角的な視点で課題を分析し、最大限の努力をしました。

  • OK:3つの施策を試し、効果が薄かった2つは1か月でやめて、残りの1つに絞りました。

OKの例には「何をやめたか」という判断が入っています。数字(何人・何か月・何%)、場面(いつ・誰に何を言われたか)、判断(なぜその方法を選び、何をやめたか)のどれかを足すと、あなたにしか書けない文章になります。


チェック④ 設問と違うことを書いていないか

提出前に設問文をもう一度読み、その問いに答えているかを確認してください。

使い回したESほど、設問からずれやすいからです。

よくあるのが、「インターンで学びたいこと」を聞かれているのに、自己PRを書いてしまうパターンです。強みを書くこと自体は悪くありませんが、この設問なら「何を学びたいか」が先で、強みはその理由として添える順番になります。

設問を読み直すだけの作業ですが、使い回しによるずれはこれで防げます。


チェック⑤ 同じESを全社にそのまま出していないか

エピソードは使い回し、冒頭と締めの1文だけを企業ごとに差し替えてください。

全部を毎回書き直すと応募が間に合いませんが、全部をそのまま出すと「どの会社にも出しているES」と見抜かれるからです。使い回してよい部分と、してはいけない部分を分ければ両立できます。

使い回してよい

毎回書き直す

ガクチカ・自己PRのエピソード本体

志望動機の「この会社を選ぶ理由」の1文

強みの根拠になる数字・場面

強みを「この会社・このインターンでどう活かすか」の締めの1文

この分け方なら、数を出しながら質を落とさずに済みます。

5つのチェックを自分のESに当てはめてみて、どこが引っかかっているか判断がつかないときは、先に添削を受けてから直すのも手です。


実例|落ちたESの書き直し前・書き直し後

5つのチェックを全部当てはめると、同じ経験でもESはここまで変わります。(内容は説明のための例です)

ガクチカの書き直し例

書き直し前

私は大学で飲食店のアルバイトをしています。お店では人手不足が課題となっており、私は多角的な視点で課題を分析し、最大限の努力をしてスタッフ間の連携を強化しました。その結果、お店の雰囲気が良くなりました。

書き直し後

アルバイト先の飲食店で、新人の早期離職を減らす仕組みを作ったことです。前の半年は、入った新人6人のうち3人が1か月以内に辞めていました。辞めた理由を聞くと、「忙しい時間に誰に質問すればいいか分からない」という声が多くありました。マニュアルを増やす案も出ましたが、忙しい時間に読む余裕はないと考え、ピーク時間ごとに質問を受ける担当を決めてシフト表に書き込む方法を店長に提案しました。導入後の半年は、入った新人5人が全員続いています。

💡ここが変わった
・1文目で「何をしたか」を言い切った(チェック②)
・「多角的な視点」「最大限の努力」を消し、数字と場面に置き換えた(チェック③)
・他の案(マニュアル)と比べて、なぜその方法を選んだかを入れた(チェック③)
・提案で終わらせず、導入後どうなったかまで書いた

志望動機の書き直し例

書き直し前

貴社の「挑戦を歓迎する」という社風に惹かれました。インターンを通じて、社会人として必要な力を身につけ、成長したいと考えています。

書き直し後

新しい取引先を開拓する営業の考え方を体験したいと考え、応募しました。同じ業界で比較した2社のインターンは既存のお客様への提案がテーマでしたが、貴社のプログラムには新規開拓の進め方を考えるワークがあり、そこに惹かれています。アルバイトで意識してきた「相手の困りごとを聞き出すこと」が、初対面の相手にどこまで通用するかを試したいです。

💡ここが変わった
・「成長したい」「挑戦を歓迎する社風」をやめ、試したいことを書いた(チェック①)
・実際に比べた他社との違いを1文入れた(チェック①)
・「社会人として必要な力」をやめ、何を試したいかを具体的にした(チェック③)

どちらも、経験そのものは書き直し前と同じです。変えたのは書き方だけです。

自分のESを書き直したら、本当に直せているかを第三者の目で確かめるのがおすすめです。自分で書いた文章は、自分では粗が見えにくいからです。しゅんダイアリーの「ES添削先生AI」なら、LINEログインと1〜2分のプロフィール入力のあと、ESを貼り付けて人事目線で添削してもらえます。無料で、回数の制限もありません。


書き直したESを秋冬インターンで使うときの注意

書き直したESとは別に「短くした版」を作り、締切の数日前に出すようにしてください。

秋冬は短期のインターンが増え、ESの設問も短くなる傾向があるからです。また、締切の直前は応募が集中し、自分も焦って見直しが雑になりがちです。

400字で書いたESを200字前後に削るときは、次の順で削ります。

  • 残す:1文目の結論、数字、なぜその方法を選んだか

  • 削る:状況説明(「私は〇〇に所属しており」など)、学んだことの一般論

締切はカレンダーに実際より数日早い日付で入れておくと、直前に慌てずに済みます。ESを完璧に仕上げてから応募を始める必要はありません。1社目に出しながら直していくくらいのペースで構いません。


秋冬インターンの探し方

サマーで落ちた人ほど、秋冬は探し方を広げてください。

夏と同じ探し方をすると、同じ人気企業に応募が集中し、同じ倍率で落ちやすいからです。知名度が低くても、良い企業は多くあります。

  • サマーで落ちた企業の秋冬の回:同じ企業が秋冬にも別のプログラムを開くことがあります。マイページの案内を見落とさないようにしてください

  • 就活サイトの締切一覧:秋冬は締切が分散するので、週に1回まとめて確認する日を決めると取りこぼしが減ります

  • 大学のキャリアセンター:学内説明会や、大学に直接届くインターン情報は、就活サイトに載らないこともあります

  • スカウト型のサービス:プロフィールを登録しておくと、企業側から秋冬インターンの案内が届くことがあります

夏に人気企業だけを受けて全落ちした人は、応募先の半分を「名前は知らないが事業内容に興味がある企業」にするだけでも、結果が変わりやすくなります。


やってはいけない3つのこと

  • ESを一から全部書き直す。実例のとおり、経験はそのままで書き方を直すだけで変わります。時間をかけるほど応募が遅れます

  • 直さずに応募数だけ増やす。同じ落ち方を繰り返しやすくなります。先に5つのチェックを通してから数を出してください

  • サマーで落ちた業界をすべて諦める。落ちた原因が書き方なら、同じ業界でも秋冬で通る可能性は十分にあります


まとめ|落ちたESは、書き直せば秋冬の武器になる

サマーインターンに落ちたESは、捨てずに書き直して秋冬インターンに使ってください。

夏は半分以上が落ちる選考で、秋冬のほうが通りやすくなります。そして落ちる原因の多くは、志望動機の薄さ・結論の遅さ・誰でも書ける言葉といった、直せる「書き方」の問題です。

まず落ちた段階を確認し、ESで落ちていたなら5つのチェックで書き直す。エピソードは使い回し、冒頭と締めの1文だけ企業ごとに差し替える。この順番で進めれば、秋冬インターンの締切に向けて立て直せます。


サマーインターンに落ちたESに関するよくある質問(FAQ)

Q1. サマーで落ちた企業の秋冬インターンに、もう一度応募できますか?

A. 応募できる企業は多くありますが、条件は企業や回によって違うので、募集要項を必ず確認してください。再応募するなら、前回と同じESをそのまま出すのではなく、5つのチェックで書き直してから出しましょう。

Q2. サマーで落ちたことは、本選考で不利になりますか?

A. 影響の仕方は企業によって違います。インターンの選考と本選考を別に評価する企業がある一方、インターン参加者向けに早期選考の枠を設けている企業もあります。サマーに落ちても本選考の道が閉じるわけではありませんが、秋冬インターンに参加できれば、その分チャンスは増えます。

Q3. ESは通ったのに、Webテストで落ちています

A. その場合はESを直す必要はありません。Webテストの対策に時間を使ってください。企業によって使うテストの種類が違うので、志望企業が使うテストを先に調べておくと効率的です。

Q4. 何社くらい秋冬インターンに応募すればいいですか?

A. 数より先に通過率を上げることをおすすめします。5つのチェックでESを書き直してから、まず数社に出して結果を見る。通過し始めたら数を増やす、という順番のほうが、結果的に早く参加先が決まりやすくなります。

Q5. 全落ちして、気持ちが切り替えられません

A. 夏のインターンは半分以上が落ちる選考なので、落ちたこと自体はあなたの価値を否定するものではありません。気持ちの整理がつかないときは、落ちた企業を思い返すより、この記事のチェックを1つだけやってみてください。手を動かすほうが、考え続けるより気持ちは早く落ち着きます。

Q6. 自分のESのどこが悪いのか、自分では分かりません

A. 自分の文章は、自分では粗が見えにくいものです。キャリアセンターや先輩に見てもらうほか、ES添削先生AIのように、無料で何回でも添削してもらえるツールを使うのも一つの方法です。


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出典

  • 株式会社ディスコ キャリタスリサーチ「インターンシップ等に関する特別調査」(キャリタス就活2024 学生モニター対象)