就活の定番質問「学生時代に力を入れたこと」。
サークル・バイト・体育会・長期インターン・資格…候補はいろいろあるのに、「結局どれが一番強いの?」って、ちゃんと教えてもらえる機会って少ないですよね。
みさ
まずは自己紹介お願いします。
トイさん
こんにちは、トイアンナです。現在はキャリア支援をしています。今日はガクチカの強さについてプロの視点からお話ししていきます。
とも
青山学院大学3年のともです。今回、自分が作ったTier表を持ってきたので、それをもとに解説してもらえればと思います。
トピック①:ともが作った“学生目線”のガクチカTier表
みさ
ともくん、まずは自作Tier表を紹介してもらってもいいですか?
とも
はい。僕はDに趣味とサークルとボランティア、Cにアルバイトと資格、Bに高校の全国大会、Aに大学の体育会や留学や長期インターン、Sに起業を置きました。
みさ
学生目線だと、頑張ってそうな順やレア度の順で並べたくなりますよね。
とも
そうなんです。起業や体育会は「やってるだけですごい」と感じたので上にしました。
トピック②:トイさんの前提:ガクチカは“題材”より“3つの条件”
みさ
ここからはプロ視点のTier表を教えてください。
トイさん
実はガクチカって、ネタの種類よりも、三つの条件を満たしているかどうかが重要です。
とも
三つの条件とはどんなものですか。
トイさん
チームワーク、自分から動いたこと、そして数字など客観的な結果です。この三つがそろっていれば、資格でも趣味でも普通に戦えるガクチカになります。
みさ
つまりTier差は、もともとその三つを満たしやすいかどうかの違いなんですね。
トイさん
そういうことです。長期インターンや体育会は自動的にチーム戦になったり数字を出しやすいので、自然とTier上位になりやすいんです。
💡ポイント
ガクチカの「強さ」は題材より“3条件”で決まる。①チームでやったか②自分から動いたか③数字など客観的な結果を示せるか。Tierの差=「この3条件を満たしやすい題材かどうか」の違い
ガクチカの「強さ」は題材より“3条件”で決まる。①チームでやったか②自分から動いたか③数字など客観的な結果を示せるか。Tierの差=「この3条件を満たしやすい題材かどうか」の違い
トピック③:下位Tierにされがちな「資格・趣味・ボランティア」は本当に弱いのか?
みさ
ともくんは資格や趣味を下に置いていましたが、そこはどうなんでしょう。
トイさん
弱くなりやすい理由は、どうしても一人で完結する話になりやすいからです。ただ、チームで取り組む形に変えれば一気に強くなります。
とも
趣味ってチームにするのが難しい印象です。
トイさん
例えばアクセサリー制作が趣味なら、それを他大学の仲間と売るプロジェクトにすると、チームで動く経験になります。数字も売上として表現できます。
みさ
ボランティアはどうですか。
トイさん
ボランティアはチームでやることが多いので二つは満たしやすいんですが、数字が出しにくいのが弱点です。でも作業効率を改善したり、参加者を増やしたりすれば数字にできます。
💡ポイント
資格・趣味が弱いのは「一人プレー」で終わりやすいから、仲間を巻き込んでチーム戦+結果を数字で語ると一気に強くなる。ボランティアは数字で語れないと弱くなりがちなので、作業効率・参加者数・継続率など“仕事っぽい指標”に置き換える
資格・趣味が弱いのは「一人プレー」で終わりやすいから、仲間を巻き込んでチーム戦+結果を数字で語ると一気に強くなる。ボランティアは数字で語れないと弱くなりがちなので、作業効率・参加者数・継続率など“仕事っぽい指標”に置き換える
トピック④:中位Tierの“差がつく組”:起業・アルバイト・サークル・長期インターン
みさ
起業はともくんSにしてましたよね。
とも
はい。挑戦してる感じが強くて、誰が見ても強いかと。
トイさん
ただ日本の大手企業だと「すぐ辞めて起業しそう」と見られてしまうこともあります。大手は育成に時間がかかるので、辞めるリスクが嫌われやすいんです。
みさ
でも伝え方次第で変わる?
トイさん
もちろんです。起業を通して足りない部分に気づき、それを会社で学びたいと結びつけられれば強みになります。
とも
アルバイトとサークルはどうですか。
トイさん
感想文で終わると弱いです。けれど問題を見つけ、自分で工夫し、結果が数字に出れば一気に強くなります。例えば客単価が上がったとか、売上を伸ばしたなどです。
みさ
長期インターンも行ってるだけでは弱いですよね。
トイさん
そうです。地味な業務をどう工夫したか、どう改善したかが評価されます。
💡ポイント
起業は日本大手→「すぐ辞めそう」と見られるリスクも。「起業で足りない点に気づき、会社で学びたい」と結ぶとよい。アルバイト・サークルは感想だけだと一気に弱いので“自分の工夫→数字の変化”まで話せれば一気に格上げ。長期インターンは「行ってた」だけでは弱い地味な業務をどう工夫したか・どう改善したかが勝負
起業は日本大手→「すぐ辞めそう」と見られるリスクも。「起業で足りない点に気づき、会社で学びたい」と結ぶとよい。アルバイト・サークルは感想だけだと一気に弱いので“自分の工夫→数字の変化”まで話せれば一気に格上げ。長期インターンは「行ってた」だけでは弱い地味な業務をどう工夫したか・どう改善したかが勝負
トピック⑤:上位Tierの本質:体育会・全国大会・授業の扱い方
みさ
体育会や全国大会はやっぱり強いですか。
トイさん
企業からすると「続ける力」がとても高く評価されます。理不尽に耐えながら組織の中で動く経験を積んでいるので、会社との相性が良いと思われやすいんです。
とも
全国大会は高校時代の話でも大丈夫なんですか。
トイさん
むしろ高校からずっと同じ競技を続けている人は“辞めなさそうな人”として評価されます。
みさ
逆に最弱ってありますか。
トイさん
「授業だけ頑張りました」はEになりますね。ただし落単率の高い授業で仲間を集め、勉強会を運営して合格率を上げたなどの話に変えれば普通にガクチカになります。
💡ポイント
体育会・高校全国大会は「長く続けられる」「理不尽も飲み込める」と高評価。中高大と同じ競技なら「辞めなさそう」もプラス。授業だけエピソードはEランク。ただし「勉強会を企画し、合格率を上げた」などに変えれば復活可能。
体育会・高校全国大会は「長く続けられる」「理不尽も飲み込める」と高評価。中高大と同じ競技なら「辞めなさそう」もプラス。授業だけエピソードはEランク。ただし「勉強会を企画し、合格率を上げた」などに変えれば復活可能。
まとめ
✔︎ガクチカの“強さ”は、題材そのものより「チーム戦・主体性・数字」の3条件で決まる
✔︎資格・趣味・ボランティアでも、チーム戦+数字にすれば十分戦える
✔︎起業・バイト・サークル・長期インターンは、調理法を間違えると一気に弱くなる
✔︎体育会・全国大会は「続ける力」と「組織適応力」としてSランク級の扱いになることも
✔︎「授業しかない…」人も、勉強会や周りを巻き込んだ工夫に言い換えればガクチカにできる
✔︎ガクチカの“強さ”は、題材そのものより「チーム戦・主体性・数字」の3条件で決まる
✔︎資格・趣味・ボランティアでも、チーム戦+数字にすれば十分戦える
✔︎起業・バイト・サークル・長期インターンは、調理法を間違えると一気に弱くなる
✔︎体育会・全国大会は「続ける力」と「組織適応力」としてSランク級の扱いになることも
✔︎「授業しかない…」人も、勉強会や周りを巻き込んだ工夫に言い換えればガクチカにできる
トイさん
「ネタが弱い」のではなく、「見せ方がまだ本気じゃないだけ」。今ある経験を、会社で働くイメージにつながる形に“調理”して、あなただけのガクチカを作ってみよう。
