インターンの志望動機が書けない|業界研究してなくても締切前30分で書ける調べ方と例文
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インターンの志望動機が書けない|業界研究してなくても締切前30分で書ける調べ方と例文

しゅんダイアリー編集部

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目次

はじめに|業界研究をしていなくても、インターンの志望動機は書ける

「インターンのESの締切が近いのに、業界研究をまだ何もしていない」
「志望動機を書こうとしても、その会社のことをよく知らないから手が止まる」
秋冬インターンの応募を始めた大学3年生から、よく聞く悩みです。

結論から言うと、業界研究をしっかりしていなくても、インターンの志望動機は書けます。

インターンの志望動機では、業界への深い理解よりも、「なぜこのインターンに参加したいのか」という参加の目的を問われることが多いからです。業界をまだ深く知らない段階で応募する学生も多く、インターンはそうした学生が業界を知る場としても開かれています。

ただし、何も調べずに書くと、「どの会社にも出せる志望動機」になって落ちやすくなります。この記事では、締切前でも30分でできる最低限の調べ方と、それを志望動機にする4つの型、例文、書き直し前・書き直し後の実例を紹介します。

💡この記事の結論
・応募先と同業の2社を30分だけ比べ、「応募先にだけあるもの」を1つ見つける
・① 参加目的 → ② この会社を選ぶ理由 → ③ 自分の経験とのつながり → ④ 持ち帰りたいもの、の4つの型で書く
・理念への共感、業界の一般論、「成長したい」で終わらせない


インターンと本選考で、志望動機に求められるものは違う

インターンの志望動機では、「業界をどれだけ知っているか」より「参加して何を知りたいか」を中心に書いてください。

本選考では「なぜこの会社で働きたいか」が問われるのに対し、インターンでは「なぜこのインターンに参加したいか」が問われることが多く、中心になる問いが違うからです。

インターンの志望動機

本選考の志望動機

中心になる問い

なぜこのインターンに参加したいか

なぜこの会社で働きたいか

業界研究の深さ

応募先と同業他社の違いが1つ言えれば書ける

業界の中での会社の立ち位置まで説明できると強い

書くべきこと

知りたいこと・確かめたいこと、その理由になる経験

入社後にやりたいこと、その理由になる経験

ただし、「業界のことを知りたいので参加します」だけでは、どのインターンにも出せる文になります。「なぜこの会社のインターンで知りたいのか」まで書くために、次の30分の比較をしてください。


締切前でもできる、30分の最低限の調べ方

応募先1社と、同じ業界の2社を選び、それぞれ3つのページだけを見比べてください。

1社だけを調べても、その会社の特徴は見えないからです。2社と比べることで、「この会社にしかないもの」が浮かび上がります。

やること

見るところ

目安の時間

同業の2社を選ぶ

就活サイトの業界一覧で、応募先の近くに並んでいる会社

5分

① 何を、誰に売っているか

会社のホームページの「事業紹介」

各社2〜3分

② インターンで何をするか

インターンの募集ページ

各社2〜3分

③ 若手がどんな仕事をしているか

採用ページの「社員紹介」

各社2〜3分

違いをメモする

①〜③のうち、応募先にだけあったものを1つ

3分

全部で30分前後です。見つけたいのは、「応募先にだけあって、ほかの2社にはない」ものを1つだけ。インターンの内容の違いでも、お客様の違いでも構いません。それが、型②「この会社を選ぶ理由」になります。

なお、3分ずつ見ただけで分かるのは、ページに書いてある範囲です。志望動機に書くときは、「募集ページを見た限りでは」のように、確かめた範囲の言い方にしておくと、面接で深掘りされても崩れません。


業界研究不足が透ける志望動機の3つの特徴

30分の比較をしないまま書くと、次の3つのどれかになりやすいので気をつけてください。

どれも、ほかの会社に出しても成り立つ文章で、「うちでなくてもいいのでは」と読まれるからです。

① 企業理念への共感で終わっている

  • NG:貴社の「地域の暮らしを支える」という理念に共感し、インターンに応募しました。

  • OK:同業の2社の募集ページを見た限りでは業界説明が中心でしたが、貴社は実際の店舗の売上データを使って販促を考えるワークがあると知り、応募しました。

② 「成長したい」「学びたい」で終わっている

  • NG:インターンを通じて、社会人として必要な力を学び、成長したいです。

  • OK:ゼミで身につけたアンケートの集計のやり方が、実際の売上データを読むときにも使えるのかを確かめたいです。

③ 業界の一般論を書いている

  • NG:IT業界は今後も成長が見込まれ、社会に欠かせない業界だと考えています。

  • OK:同じIT企業でも、貴社は中小企業向けのシステムが中心で、社員紹介の若手社員も1年目からお客様先に出ていると知りました。

3つのOKには、どれも30分の比較で見つけた事実か、自分の経験が入っています。これが入れば、業界研究が浅くても「この会社に出すための志望動機」になります。


インターンの志望動機が書けないときは、4つの型で書く

志望動機が書けないときは、30分の比較で見つけた違いを、4つの型の順に並べてください。

型の順に書けば、参加目的から始まり、この会社を選ぶ理由、自分の経験、参加後の活かし方へと、話が自然につながるからです。

💡インターンの志望動機の4つの型
① 参加目的:このインターンで何を知りたいか・確かめたいか
② この会社を選ぶ理由:同業2社と比べて見つけた違いを1つ
③ 自分の経験とのつながり:その目的を持った理由になる経験
④ 持ち帰りたいもの:参加後、自分の就活にどう活かすか

例文(IT企業・約300字)

IT企業の営業が、専門知識のないお客様にシステムをどう説明しているのかを知りたいと考え、応募しました(①)。同業の2社の募集ページを見た限りではシステム開発の体験が中心でしたが、貴社は中小企業のお客様への提案を考えるワークがある点に惹かれています(②)。塾講師のアルバイトで、数学が苦手な生徒に教えるとき、公式から入るより身近な例から入ったほうが伝わると気づき、説明の順番を工夫してきました。大学の授業でシステムの仕組みに触れ、仕組みを分かりやすく伝える仕事にも同じ工夫が生きるのではと考えるようになりました(③)。インターンでは、この説明の工夫が会社相手の提案でも通用するかを試し、IT業界の営業が自分に合うかを確かめたいです(④)。

💡ここがポイント
・1文目で「何を知りたいか」を具体的に書いている
・同業2社との比較で見つけた違い(提案のワーク)を、確かめた範囲の言い方で書いている
・営業に興味を持った理由(塾での説明の工夫)と、IT業界に興味を持った理由(授業)の両方がある
・「自分に合うか確かめたい」という、インターンならではの目的で締めている

業界別|①と②の書き出し例

型①②は、業界が違っても同じ形で書けます。30分の比較で見つけた違いを入れて使ってください。

業界

①参加目的と②この会社を選ぶ理由の例

銀行

銀行の法人営業が、取引先の会社の困りごとにどう関わっているのかを知りたいと考えました。同業2社の募集ページと比べ、貴社は地元の中小企業への融資を題材にしたワークがある点に惹かれています。

メーカー

メーカーの営業が、小売店とどう売り場をつくっているのかを知りたいと考えました。同業2社の募集ページを見た限りでは商品企画のワークが中心でしたが、貴社は売り場の提案を考えるワークがある点に惹かれています。

人材

採用に困っている会社に、どうやって人を紹介しているのかを知りたいと考えました。同業2社と比べ、貴社は社員紹介の若手社員が企業側と学生側の両方を担当している点に惹かれています。

業界研究が浅くても、比較で見つけた1つの違いと、自分の経験1つがあれば、ここまで書けます。

4つの型で書いてみて、つながりが自然か判断がつかないときは、一度添削してもらうのも手です。


実例|インターンの志望動機の書き直し前・書き直し後

業界研究をせずに書いた志望動機に、30分の比較と4つの型を当てはめると、ここまで変わります。(内容は説明のための例です)

書き直し前

私は貴社の「食を通じて人々を笑顔にする」という理念に共感し、インターンに応募しました。食品業界は人々の生活に欠かせない業界であり、今後も安定した需要が見込まれるため、やりがいのある仕事ができると考えています。また、貴社は業界の中でも歴史があり、多くの人に愛される商品を持っている点にも魅力を感じています。インターンを通じて、社会人に必要な力を学び、成長したいです。

書き直し後

食品メーカーが、スーパーの売り場をどう見て商品を売り込んでいるのかを知りたいと考え、応募しました。同業の2社の募集ページを見た限りでは商品企画のワークが中心でしたが、貴社は店舗の売上データを使って販促を考えるワークがある点に惹かれています。ゼミのアンケート調査で、集計の仕方を変えただけで結論が変わる経験をして以来、データから人の行動を読むことに興味を持ちました。インターンでは、そのやり方が実際の売上データでも使えるかを確かめたいです。

💡ここが変わった
・理念への共感をやめ、「何を知りたいか」を1文目で書いた(①)
・業界の一般論と「歴史がある」をやめ、同業2社と比べた違い(売上データを使うワーク)を入れた(②)
・興味を持った理由になる経験(ゼミのアンケート調査)を入れた(③)
・「成長したい」をやめ、「確かめたいこと」を具体的にした(④)

書き直しに使った情報は、3社の募集ページを見比べて分かったことと、自分のゼミの経験だけです。深い業界研究をしなくても、ここまで変えられます。

書き直した志望動機は、第三者に見てもらうと自分では気づきにくい点が見えてきます。しゅんダイアリーの「ES添削先生AI」なら、LINEログインと1〜2分のプロフィール入力のあと、ESを貼り付けて人事目線で添削してもらえます。無料で、回数の制限もありません。


「志望動機がない」「業界も決まっていない」ときの考え方

志望動機が思いつかないときは、「その会社に入りたい理由」ではなく「そのインターンで確かめたいこと」を探してください。

まだ業界を知らない段階で「入りたい理由」を探しても、見つからないのは自然なことだからです。インターンは、それを確かめに行く場でもあります。

たとえば、「営業は人と話すのが好きな人向けと聞くが、本当か確かめたい」「メーカーと小売のどちらが自分に合うか比べたい」も、立派な参加目的です。応募する業界自体がまだ決まっていないなら、気になる業界を2つ選び、それぞれのインターンに応募して比べるのも一つの方法です。

志望動機が思いつかないときの考え方は、しゅんダイアリーの動画でも取り上げています。

確かめたいことと、そう思った理由が見つかれば、4つの型の①と③が書けます。あとは30分の比較で②を見つけるだけです。


面接で「なぜうちのインターンなのか」と聞かれたら

面接で深掘りされたら、30分の比較で見つけた違いを、「応募先の良さ」として答えてください。

ESに「同業他社と比べて」と書いた以上、面接では比べた内容を聞かれやすいからです。答えられないと、ESに書いた内容の信頼が下がってしまいます。

回答例:「同じ業界のほかの会社のインターンも調べたのですが、募集ページを見た限りでは商品企画のワークが中心でした。私はお客様と直接関わる営業の仕事を知りたかったので、売り場の提案を考えるワークがある御社のインターンに参加したいと思いました。」

比べた会社の名前は、「どこと比べましたか?」と聞かれたときにだけ答えれば十分です。他社を下げる言い方は避け、応募先の良さとして話しましょう。30分の比較でメモした内容は、面接の前にもう一度見直しておくと安心です。


文字数別の書き方|200字・300字・400字

インターンの志望動機は、字数に合わせて4つの型のうちどこまで書くかを変えてください。

字数が少ないのに4つを全部入れようとすると、どれも中途半端になるからです。

字数

書く内容

200字前後

① 参加目的と、② この会社を選ぶ理由。③ の経験は一言で添える

300字前後

①〜④をすべて。③ の経験は1〜2文で

400字前後

①〜④をすべて。③ の経験は、何があって何を感じたかまで書く

短くするときも、① 参加目的と ② この会社を選ぶ理由は残すのが基本です。この2つがあれば、インターンの志望動機として成り立ちます。


締切前にやらなくていいこと

締切が近いときは、次の3つは後回しにしてください。

どれも時間がかかるわりに、インターンの志望動機にはすぐに反映しにくいからです。

  • 業界研究の本を1冊読み切る:業界全体の知識は、インターンに参加しながら身につければ十分です

  • 応募する全社を深く調べる:30分の比較を応募先ごとに行えば、志望動機は書けます

  • 自己分析をやり直す:志望動機に必要な経験は1つです。まずは手元にある経験から選びましょう

深い業界研究や自己分析は、インターンに参加してからでも間に合います。締切前は、30分の比較と4つの型だけに集中してください。


まとめ|業界研究が浅くても、比較1つと経験1つで書ける

インターンの志望動機が書けないときも、業界研究を一からやり直す必要はありません。

応募先と同業2社を30分だけ比べて「応募先にだけあるもの」を1つ見つけ、参加目的・この会社を選ぶ理由・経験とのつながり・持ち帰りたいものの4つの型で書く。比べた違いは、確かめた範囲の言い方で書き、面接では応募先の良さとして話す。

深い業界研究は、インターンに参加してから進めれば間に合います。まずは今日、応募先と同業2社の募集ページを開くところから始めてみてください。


インターンの志望動機に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 「業界のことを知りたい」だけを志望動機にしてもいいですか?

A. それだけでは、どの会社のインターンにも出せる文になってしまいます。「なぜこの会社のインターンで知りたいのか」を、同業他社と比べた違いで1文足してください。

Q2. 本命ではない会社のインターンでも、志望動機は書けますか?

A. 書けます。インターンの志望動機では、「入社したい」という強い志望度よりも、参加して確かめたいことを具体的に書くことが大切です。本命かどうかに関係なく、そのインターンで何を知りたいかを書きましょう。

Q3. 比べる同業の2社は、どうやって選べばいいですか?

A. 就活サイトの業界一覧で同じ業界に並んでいる会社や、説明会で触れられていた同業の会社から選べば十分です。規模が近い会社を選ぶと、違いが見つけやすくなります。

Q4. 志望動機を使い回すと、バレますか?

A. 全文をそのまま使い回すと、会社名を入れ替えても成り立つ文になりやすく、読み手に伝わります。③の経験は使い回して構いませんが、②の「この会社を選ぶ理由」は応募先ごとに書き直してください。

Q5. 業界研究はいつ本格的に始めればいいですか?

A. インターンに参加しながら進めるのがおすすめです。参加して分かったことを、次のインターンや本選考の志望動機に生かせば、調べる時間を無駄にせずに済みます。本選考の志望動機の書き方は、面接官が唸る志望動機の作り方で紹介しています。

Q6. 書いた志望動機がこれでいいのか分かりません

A. 自分の文章は、自分では気づきにくい点があるものです。キャリアセンターや先輩に見てもらうほか、ES添削先生AIのように無料で何回でも添削してもらえるツールを使うのも一つの方法です。


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