外資系コンサルのBIG4(デロイト/PwC/KPMG/EY)に挑む就活生にとって、最大の関門が「ケース面接」。
今回の動画では、BIG4のうち3社から内定を獲得した安彦さんが、当時のケース面接を完全再現。
トイさんによる合否判定と解説をしていきます。「ケース面接ってどう答えればいいの?」「どこで差がつくの?」そんな疑問が解消される内容です。
①BIG4内定者が“本番さながら”のケース面接に挑戦
すず
どうもこんにちは!しゅんダイアリーメンバーのすずです。今日は外資系コンサルBIG4のうち3社から内定を勝ち取った安彦さんに、ケース面接を再現していただきます!
トイさん
私は慶應を卒業後、P&GとLVMHでマーケティングを担当し、現在は経営者をしています。私自身コンサルは2社ほど内定していますが、ケース面接は得意ではなくて…相当勉強しました。今日は強い方のケースを見るのが楽しみです。
安彦さん
大阪大学大学院修士2年の安彦と申します。本日はよろしくお願いします。
すず
ではトイさん、お題お願いします!
トイさん
はい。「日本で電子決済を促進するにはどうしたらいいか」——これを10分で提案してください。
トイさん
自信のほどは?
安彦さん
あります!
トイさん
お、楽しみ。ではプレゼンお願いします。
安彦さん
今回は“QRコード決済”に着目して、日本政府(経産省)をクライアントとして想定しました。目標は3年で利用率を10%上げること。
安彦さん
まず消費者視点では、「認知→興味→使用」のプロセスに分け、特に興味・使用の段階で高齢層が使い方を理解できていない問題を指摘。
安彦さん
店舗側では、大手は対応済みだが中小企業は手数料が高く対応が進んでいない点を課題としました。
[speech-bubble position="right" speaker="安彦さん" avatar="https://cvwysppcpumvqkkceiwr.supabase.co/storage/v1/object/public/job-thumbnails/avatars/1764372160721-nboci8qlv7.png"]施策としては、 ①既存ユーザーによる“紹介制度”でポイント付与②中小企業向けに税制優遇で手数料負担を相殺。この2つです。[/speech-bubble]
トイさん
いくつか聞きたいんですが、まず50代以上の人に、QRコードを使うメリットってあるんでしょうか?
安彦さん
送金のしやすさや支出管理がしやすくなる点は、年齢問わずメリットになると思います。
トイさん
ただ50代以上は友人関係が薄い層も多く、送金ニーズが弱い。そこはどう考えますか?
安彦さん
確かに人との送金だけでは弱いので、支払い履歴の管理性の良さなど、個人メリットの方が刺さるかと考えています。
トイさん
店舗の税制優遇の話ですが、多くは法人ではありません。法人税控除はできないですよね?
安彦さん
確かに法人じゃないケースが多いです。個人事業主の売上課税の割合を調整して負担を軽減する、といった方向なら可能だと思います。
トイさん
では合否をお伝えします——結果は「合格」です。
安彦さん
ありがとうございます…!理由を教えていただけますか?
トイさん
最初の段階で“守りの固いロジカルシンキング”ができていました。
トイさん
電子決済=クレカ・デビットも含むのに、あえて“QRに限定した理由を冒頭で説明した”。ここがまず優秀。
トイさん
さらに消費者を年代で分け、店舗も“大手/中小”で分け、中小の課題を“手数料”と正しく特定。場合分けが綺麗でした。
トイさん
それから、突っ込みに対するリアクションも良かった。知らないことは「知らない」と認めた上で代替案を出す——コンサルとして必要な姿勢です。
すず
逆にダメなケース面接ってどんな感じなんですか?
トイさん
よくあるのは“アイデア勝負”をしちゃう人。コンサルの仕事は“構造化してボトルネックを特定し、解決策のストーリーを組む”こと。
トイさん
CM案や奇抜な施策を出してもダメなんですよね。この誤解で落ちる人が本当に多いです。
💡ポイント
ケース面接で合格する人の“共通点”
課題を勝手に広げず、問題設定を明確に絞る。消費者・店舗など、論点を分解して構造化する。“ボトルネック”を特定し、そこに対する打ち手を出す。
知らない点は認め、代替案を示す“誠実な対応”が評価される。アイデアではなく、“ストーリーを作れるか”が勝敗を分ける。
ケース面接で合格する人の“共通点”
課題を勝手に広げず、問題設定を明確に絞る。消費者・店舗など、論点を分解して構造化する。“ボトルネック”を特定し、そこに対する打ち手を出す。
知らない点は認め、代替案を示す“誠実な対応”が評価される。アイデアではなく、“ストーリーを作れるか”が勝敗を分ける。
まとめ
✔︎ケース面接は「構造化 → 場合分け → 打ち手」の流れが最重要。
✔︎論点を広げず、出発点を“自分で絞る”のが合格者の共通点。
✔︎ボトルネックに対する“現実的な施策”が言えると強い。
✔︎追加質問では“誠実さ+代替案”が評価される。
✔︎アイデア勝負ではなく“戦略ストーリー”で勝つ面接。
✔︎論点を広げず、出発点を“自分で絞る”のが合格者の共通点。
✔︎ボトルネックに対する“現実的な施策”が言えると強い。
✔︎追加質問では“誠実さ+代替案”が評価される。
✔︎アイデア勝負ではなく“戦略ストーリー”で勝つ面接。
トイさん
ケース面接は、センスじゃありません。“正しく問題を削って整理できるか”——これだけで勝負が決まります。トレーニングすれば必ず伸びます。怖がらず、ぜひ一歩ずつ慣れてくださいね。
