メディア志望の就活生にとって、「どの会社ならコンテンツを面白く作れるのか」「どの環境なら自分らしく働けるのか」は大きなテーマです。18年間テレビ東京で働き、その後サイバーエージェントや起業も経験した高橋さんの“もし新卒に戻れたら”トップ3は、進路選びの軸を考えるヒントになります。
自己紹介
しゅん
自己紹介をお願いします!
高橋さん
高橋弘樹です。元テレビ東京のディレクターで、今は独立して映像制作やコンテンツ作りをしています。今日はもし今の時代に新卒だったら、どこに行くかを真剣に考えてみます。
トピック①:第3位 サイバーエージェント
しゅん
高橋さんが今22歳になったとして、「この時代に行くならここだ」という企業を3社挙げるとしたら?
高橋さん
3位から言うと、3位はサイバーエージェントですね。
しゅん
サイバーなんですね。理由は?
高橋さん
全員、どの事業でもエンゲージメントがめちゃくちゃ高い。社員さん、めっちゃ働くじゃないですか。昨日も渡辺さんから夜中1時くらいに「まだ会社にいます(笑)」って連絡来て、「どんだけ仕事好きなんだよ」と。
高橋さん
とはいえ、その“働いてるように見える時間”のなかには、パソコンでずっとX(Twitter)見てる時間もあるんですけど(笑)。とはいえ「仕事から逃げてない」空気は圧倒的で、新卒としてその空気の中に放り込まれたら、かなり鍛えられると思うんですよね。
しゅん
新卒で入社したら、どんな説明を受けるイメージですか?
高橋さん
僕がテレビ東京に入ったときの話になりますけど、新入社員向けの説明って「スポンサーからどう儲けるか」じゃなくて、「面白くて見られるコンテンツを作ってくれ」なんですよ。サイバーも近いものを感じていて、「まず面白いものを作る」がドンと真ん中にあるメディア企業って、やっぱり面白いと思います。
💡ポイント
サイバーエージェントは「仕事を楽しむ空気」「コンテンツを面白くすることに全振りできる環境」が魅力。ハードワーク環境で成長したい人には強い選択肢になり得る。
サイバーエージェントは「仕事を楽しむ空気」「コンテンツを面白くすることに全振りできる環境」が魅力。ハードワーク環境で成長したい人には強い選択肢になり得る。
トピック②:第2位 起業
しゅん
では、第2位は?
高橋さん
2位は“起業”ですね。
しゅん
逆にここで起業が来るんですね。何やるかとかイメージは?
高橋さん
正直、何でもいいです。今回自分で事業を作ってみて改めて思ったんですけど、「ビジネスを作る経験」って本当に面白い。全部自分で決められる経験って、会社だとなかなかないじゃないですか。
高橋さん
プロダクトも、サービス仕様も、誰と組むかも、全部自分で決める。その責任も含めて、やってみる価値はめちゃくちゃあると思います。
しゅん
新卒で起業って、リスク高そうな印象もありますが…。
高橋さん
今の時代、リスクはめちゃくちゃ低いと思いますよ。3年やってうまくいかなかったとしても第二新卒として転職できるし、「起業経験」はむしろキャリアアップ扱いされることも多い。
高橋さん
もう一回就活してもいいし、3年超えてもまだまだ転職市場では若い。そう考えると、人生の早いタイミングの“試行錯誤”として、新卒起業は全然アリだと思います。
しゅん
学生のうちは起業せずに「勉強する」って感じですか?
高橋さん
そうですね。学生のときは、むしろ授業をめちゃくちゃ取ると思います。大学の授業って、社会人になったら1コマ10万円とか払って受けるような内容も含まれてるんですよ。
高橋さん
それが“取り放題”なわけで、「めっちゃお得じゃん」と。アイヌ語とか社会人になったら絶対学ばないですから(笑)。図書館も使いたい放題だし、授業も設備も「金払ってるんだから使い倒した方がいい」と思います。
💡ポイント
起業は「全決定権を持つゲーム」であり、早めに一度挑戦してみる価値が高い。失敗リスクより「経験としてのリターン」が大きい時代になっている。
起業は「全決定権を持つゲーム」であり、早めに一度挑戦してみる価値が高い。失敗リスクより「経験としてのリターン」が大きい時代になっている。
トピック③:第1位 テレビ東京
しゅん
そして第1位、気になります。
高橋さん
1位は、テレビ東京です。
しゅん
本当ですか? 忖度なしで?
高橋さん
忖度なしで。むしろ“非円満退社”に近いくらいの感じで辞めているので(笑)、遠慮なく言えます。ただ、それでも心から「いい会社だった」と言えるんですよね。
しゅん
18年間いましたもんね。
高橋さん
そう、18年。生まれてから高校卒業までと同じ期間です。体に染み付いてるし、社員の顔もほとんど分かるし、家族みたいなものですね。同じ釜の飯を食った仲間、という感覚はあります。
しゅん
テレビ東京を1位に推す一番の理由は?
高橋さん
制作局の話になりますが、ミッションが「人を楽しませるコンテンツを作ること」。それがめちゃくちゃ楽しかった。笑わせる・喜ばせる、それだけに集中できる環境で、自分のスキルを磨いていける。
高橋さん
副業も比較的自由で、本も書けるし、止められない。タレント主体の番組が少ない分、ディレクターが前に出られる番組も多くて、“コンテンツの起業家”みたいな働き方ができるんですよ。
しゅん
起業家みたいな働き方、というのは?
高橋さん
簡単に言うと、「何を作るか」「どう見せるか」をかなり自分で決められる。それに対して視聴者から反応が返ってきて、それを受けてまた企画を変える。このループが、起業してプロダクトを磨く感覚とすごく近いんですよね。
高橋さん
会社に属しながら、起業家的なコンテンツづくりができる場として、テレ東はかなり強いと思います。
💡ポイント
テレビ東京は、「人を楽しませるコンテンツを作る」をど真ん中に置きつつ、ディレクターが裁量を持って動ける環境。メディア志望で“コンテンツ起業家的な働き方”がしたい人には、非常に相性が良いフィールド。
テレビ東京は、「人を楽しませるコンテンツを作る」をど真ん中に置きつつ、ディレクターが裁量を持って動ける環境。メディア志望で“コンテンツ起業家的な働き方”がしたい人には、非常に相性が良いフィールド。
まとめ
✔️高橋さんが今22歳なら、第3位サイバーエージェント、第2位起業、第1位テレビ東京という選択肢を取る。
✔️サイバーは「高いエンゲージメントとハードワーク環境の中でコンテンツを磨ける場」として魅力がある。
✔️起業は「自分で全部決めるゲーム」として、失敗リスクより経験としてのリターンが大きい時代になっている。
✔️テレビ東京は「人を楽しませるコンテンツ作り」を主軸に、ディレクターが起業家のように企画・実行できる自由度の高い環境がある。
高橋さん
“どの会社が正解か”より、“どの場なら自分は本気でコンテンツや仕事に向き合えるか”で選んでみてください。そこが決まれば、キャリアの伸び方も自然と変わっていきます。
