就活の面接や自己分析でよく出る質問、「5年後の自分は?」。でも、正直わからないし、想像するのも難しいですよね。
今回はそんな“夢がまだない”就活生にも響く、「現実ベースのキャリアプラン作り」について、トイアンナさんに聞きました。
自己紹介
もも
自己紹介をお願いします!
トイさん
こんにちは、トイアンナです。P&GとLVMHという外資系企業でマーケターをしてから独立して、今は経営者をしています。『確実内定』という本も出しています。
トピック①:キャリアプランの作り方
もも
「キャリアプラン」って言われても、想像がつかなくてわからないです...。
トイさん
まず“最後”から逆算してみましょう。仮に90歳で亡くなるとして、60歳で仕事を辞めたら無収入の30年をどう生きるか考えます。
トイさん
夫婦でゆとりある生活を送るなら、年600万円(2人分)×30年=9,000万円。現役のうちにそれを作る必要があるんです。
もも
9,000万!? どう貯めるんですか…?
トイさん
毎年170〜240万、月14〜15万を投資や貯蓄に回す計算になります。つまり、手取りが40万円でも結構ギリギリ。
もも
月40万でもカツカツなんですね…。
トイさん
そう。だから“しっかり稼ぐ”設計を前提にキャリアを考える。出世、外資、ベンチャー、副業…どの道で稼ぐかを決めていくのが大事なんです。
💡ポイント
リタイア年齢と寿命をまず仮設定する。無収入期間の生活費を“総額”で把握する(例:9,000万)。月単位での貯蓄・投資額に落とし込む(例:月15万)。収入設計を「現実の数字」で考えると、キャリアの軸が見えてくる。
リタイア年齢と寿命をまず仮設定する。無収入期間の生活費を“総額”で把握する(例:9,000万)。月単位での貯蓄・投資額に落とし込む(例:月15万)。収入設計を「現実の数字」で考えると、キャリアの軸が見えてくる。
トピック②:「今は決めない」も立派な戦略
もも
やりたいことがまだ見つかってなくて不安です。
トイさん
大丈夫。「今は決めない」っていう選択も、立派な戦略なんです。
もも
どういうことですか?
トイさん
やりたいことができたときに動ける“余白”を持つ。そのためには、転職で行きやすい道を選ぶこと。たとえば「大手→ベンチャー」は行けても、逆は難しいことが多いです。
もも
なるほど…。
トイさん
それと、いつでも学び直せるように生活費1年分の貯金を持つのもおすすめ。人生の選択肢は、お金と実績で広がります。
💡ポイント
「今は決めない」は選択肢を最大化するための戦略。将来の動きやすさで道を選ぶ(例:大手→ベンチャー)。貯金は“選び直すための自由”を買う行動。経済的余裕があるほど、キャリアの幅も広がる。
「今は決めない」は選択肢を最大化するための戦略。将来の動きやすさで道を選ぶ(例:大手→ベンチャー)。貯金は“選び直すための自由”を買う行動。経済的余裕があるほど、キャリアの幅も広がる。
トピック③:夢は味方、でも“暴走”させない起点づくり
もも
夢から逆算するのはアリですか?
トイさん
もちろん。でも、夢は幸せの始まりで、不幸の始まりでもある。生活の安定と関係ない夢に引っ張られると、現実が崩れます。
もも
じゃあどうすればいいですか?
トイさん
“小さな起点”を1つ置けばいいんです。「45歳で古民家リノベして暮らす」とかでOK。そこから必要な年収・勤務地・貯金が逆算できる。
もも
なるほど…夢ってもっと自由でいいんですね。
トイさん
そう。キャリアは“今日と明日の延長線”で描けば十分です。
💡ポイント
夢はあっていいが、現実に紐づけることが大事。小さな起点(理想の暮らし)を設定すると、行動が決まる。キラキラした目標じゃなくてもOK。キャリアは「今日と明日の積み重ね」で形になる。
夢はあっていいが、現実に紐づけることが大事。小さな起点(理想の暮らし)を設定すると、行動が決まる。キラキラした目標じゃなくてもOK。キャリアは「今日と明日の積み重ね」で形になる。
トピック④:若いうちは“ハードワーク耐性”を身につける
もも
結局「お金」「成長」「ワークライフバランス」のどれを優先すればいいですか?
トイさん
まずは“お金”を優先。若いうちに年収を上げる方が圧倒的に有利です。
もも
やっぱり体力も大事ですよね。
トイさん
そう。若いうちにハードワークを経験すると、“頑張れる体”ができる。逆に、ホワイトな環境から激務に変えるのはきつい。
もも
確かに。若いうちに“稼ぐ体力”をつけるのが大事ですね。
トイさん
うん。最初に頑張れば、後でゆるく働く道も選べる。それが現実的な順番です。
💡ポイント
若手期こそ年収を伸ばすチャンス。早めに“稼ぐモード”を身体に染み込ませる。後からホワイトに移る方が楽。無理のない範囲で「稼ぐ×余裕」を両立する。
若手期こそ年収を伸ばすチャンス。早めに“稼ぐモード”を身体に染み込ませる。後からホワイトに移る方が楽。無理のない範囲で「稼ぐ×余裕」を両立する。
まとめ
✔️キャリアは「死に方」から逆算するのが現実的。
✔️月40万でも生活はカツカツ。だから“稼ぐ設計”を先に立てる。
✔️「今は決めない」は戦略。選択肢を広げることが第一歩。
✔️小さな理想を起点にすれば、行動は自然と見えてくる。
✔️若いうちはハードワークで体と経験を鍛えるのが得。
トイさん
理想はあとで足せる。今は“数字で動ける自分”を作っていこう。
