メーカー志望の就活生にとって、「研究内容の説明」や「志望動機の作り方」は避けて通れないポイント。でも、どう伝えたら“通るES”になるのか、迷う人も多いはずです。
今回は、大手メーカーに内定した川崎さんの実際のESの工夫や、面接での戦略を深掘り。動画の会話をもとに、大学生でもサクッと理解できるようにまとめました。
読み終わる頃には「こう書けばいいんだ!」と自信が持てる内容になっています。
トピック1:研究内容は“数字”と“わかりやすさ”で語る
ESのコツ伝授
川崎:東北大学大学院を卒業して、現在は大手メーカーでモーターの電気設計をしています。今日はよろしくお願いします。
しゅん:お願いします! まず「研究内容を紹介してください」というESの定番質問ですけど、どう意識して書きました?
川崎:理系なので、数字を使って論理的に説明することを意識しました。例えば、成果を書くときに“どれくらい改善したか”“研究にどう貢献したか”を明確に示すようにしました。
しゅん:専門用語は使うんですか?
川崎:なるべく使わないようにしましたね。誰が読んでも分かるように伝えることが大事だと思います。
研究内容は「数字で成果を示す」ことで説得力が増す。専門用語は削り、誰でも理解できる文章に整える。「具体的な改善幅 → 研究全体への貢献」の流れが鉄板。理系ESでは“伝わる説明力”が重要視される。
トピック2:あえて“突っ込ませるポイント”を作る面接戦略
面接は戦略です
しゅん:今の仕事と研究内容が全然違うって言ってましたけど、面接で突っ込まれません?
川崎:めちゃくちゃ聞かれます(笑)。「研究内容と今の設計業務が乖離してるけど大丈夫?」って。
しゅん:その時どう答えたんですか?
川崎:分野は違っても、これまでも目標に向かって結果を出してきたので、どの分野でも貢献できると伝えました。
しゅん:ESでわざと“突っ込ませポイント”を作ったってことですか?
川崎:はい。聞かれそうなところをあえて残しておいて、面接で話せるように準備してました。
ESは「完璧に埋める」より「聞かれたいポイントを残す」方が得策なこともある。ギャップを突かれたら、「再現性(どこでも成果を出せる理由)」で説明する。面接で主導権を握るための“伏線”としてESを使う戦略。弱点は“準備していれば強みに変えられる”。
トピック3:ESは“一本の軸”で統一する
意識したこととは?
しゅん:ESで特に意識したことってありますか?
川崎:一本の軸を決めたことですね。僕の場合は“目標に向かって粘り強く取り組める人”という一言を先に決めました。
しゅん:でもそれって就活生みんな書きません?
川崎:そうなんですよ。ただ僕は大学時代に大病をした経験があって…。その時に挑戦しなかった後悔があったので、そこから“絶対に粘り強く挑戦する”という軸が生まれました。
しゅん:なるほど。他の人にはない経験だから伝わりやすいですね。
ESは「自分を一言で示す軸」を先に決める。軸を支える“根拠となるエピソード”を入れると説得力が爆上がり。同じテーマでも“経験の熱量”で差別化できる。自分の物語と一貫するESは読まれやすい。
トピック4:OB訪問は“実体験をESに盛り込むため”にある
実現したいことを書くコツ
しゅん:会社で実現したいことを書くとき、何を意識しました?
川崎:社員さんと話した実体験を必ず盛り込みました。工場見学の時に希望部署の先輩と話せたので、その内容をESに反映しました。
しゅん:行った人にしか書けない内容ですね。
川崎:そうですね。だからESの前に5人くらいのOBの方に会ってました。地方から東京に行くのはお金がかかるので、1回でできるだけ多くの人に会うようにしてました。
ESに“自分だけの情報”を入れることで差別化ができる。OB訪問は「志望動機の根拠を作る作業」と考える。実際の社員の言葉はESで強力な説得材料になる。地方学生は1回の上京で複数の訪問を詰めると効率が良い。
トピック5:メーカーの志望動機は“ものづくりへのワクワク”が核
メーカーの志望動機の書き方
しゅん:メーカーの志望動機って何を書けばいいんですか?
川崎:僕は“ワクワクするものづくり”を軸にしました。小さい頃から鉄道が好きだったので、鉄道車両を作りたいと決めました。
しゅん:会社はどう選んだんですか?
川崎:その会社でしか作れない車両があったことと、同じ敷地内で試験ができる環境があると聞いたからです。ここしかないと思いました。
しゅん:メーカーってやっぱり“ものづくりが好き”な人多いんですか?
川崎:多いですね。上司も工場見学で油まみれの作業を見て“ここだ”と思って入社したと言ってました。
メーカー志望動機は「ものづくりへの思い」が重要。子どもの頃の体験や原体験は強力な説得材料になる。“その会社ならでは”のポイントを必ず入れる。ものづくりに対する温度感は面接官にも伝わりやすい。
✓研究内容は「数字 × わかりやすさ」で伝えると強い。
✓ESにはあえて“突っ込ませポイント”を残し、面接で回収する。
✓一貫した“軸”と、それを裏付ける経験が差別化のカギ。
✓OB訪問はESにリアルな根拠を入れるための重要ステップ。
✓メーカー志望動機は「ものづくりへの思い」を必ず示す。
