はじめに
総合商社や広告代理店、メガバンクなど大手企業14社から内定を獲得したタティさん(明治大学出身)と、遅めの就活スタートながら伊藤忠商事から内定を獲得したコウキさん(京都大学体育会出身)の対談動画をもとに、就活を無双するための面接術を解説します!
就活をこれから本格化させる方や、面接に苦手意識がある方はぜひ参考にしてください!
1. 面接の必勝法は「準備」と「感情」
圧倒的な準備量で勝負(タティさん流) 面接とは「限られた時間でその場でしか会ったことない人に自分を知ってもらう場」です。タティさんはそのために、エクセルで管理しながらOB訪問をなんと100人も行いました。自分がどんな人かで何がしたいのかを知るために、ひたすら人に会い、ノートに書き出して深掘りするという圧倒的な準備を行っていました。
ロジックを感情に乗せて喋るゲーム(コウキさん流) コウキさんは面接を「ロジックを感情に乗せて喋るゲーム」と捉えています。受かるために最低限必要な論理(ロジック)を揃えた上で、そこにどこまで感情を出せるかが勝負です。嬉しいエピソードなら1.5倍の笑顔で、悔しいエピソードなら心底悔しそうな顔を作るなど、面接官の記憶に残るように「感情を作りに行く(演技する)」ことも重要だと語ります。
2. 頻出質問の最強の答え方
面接で必ず聞かれる質問に対して、お二人は戦略的に回答を組み立てていました。
自己PR:端的に分かりやすく、背景を伝える
タティさん:「人情味のある合理主義者」というキャッチーなワードを使い、相反する強みをアピール。模擬国連の経験などを交え、置いてけぼりを作らずにリーダーシップを取る姿勢を伝えました。
コウキさん:「習慣を仕組み化する能力」として、ガリガリだった体型から球速150kmを目指すために食事やジムのルーティンを徹底したエピソードを披露。ビジネスにおいても「毎日継続する力」が活きるという再現性を示しました。面接官に「この子は自社でも活躍できそう(再現性がある)」と思わせることが重要です。
志望動機:原体験と「人」を掛け合わせる
タティさん:「世の中の不便さをビジネスで解消したい」という軸からブレイクダウンし、100人のOB訪問で得た「現場の人の魅力」を語ることで、唯一無二の志望動機を作り上げました。
コウキさん:就活サイトの一般的な志望動機を拾い上げ、そこに自分の原体験(過去のエピソード)を結びつけてマイナーチェンジすることで、説得力のある志望動機を効率的に作成していました。
キャリアプラン:加点ではなく「ネガティブチェック」 キャリアプランは面接で「加点」を狙う項目ではなく、会社が提供できるキャリアと学生のビジョンが合っているかを見る「ネガティブチェック」の場だと捉えましょう。会社が求めている像と自分が合致しているかをアピールし、「数年で辞めて独立します」のような会社にとってリスクとなる発言は避けるべきです。
強みと弱み:両極端にしすぎない 弱みを伝える際、強みの「真裏(両極端)」にしてしまうと、人間性に疑問を持たれてしまいます。(例:意思決定が早い⇔人の意見を全く聞かない、など) タティさんは「意思決定が早い」一方で「折衷案を出すのに少し迷ってしまう」といった、マイルドでマネジメント可能な弱みを提示し、リアリティのある人柄を伝えていました。
逆質問:マッチングとキャラの念押し 逆質問は、企業の理念が実務にどう活きているかを聞くなど純粋なマッチングを図る場として使えるだけでなく、面接の最後に「自分はこういう人間だ」というキャラクターを念押しする(一貫性を持たせる)時間としても有効です。
3. 就活生が陥りがちなNG例
面接で落ちてしまう就活生にありがちなのが、「自分を受け入れてほしい(プロダクトアウト)」というスタンスです。企業は数千人が働く組織であり、その枠組みに合わせて自分をアピールする「マーケットイン」の思考が必要です。 また、会社がやろうとしていることの「背景」を調べずに、表面的な情報だけで「〇〇がやりたい!」と語ることも危険です。OB訪問などで企業のリアルな文脈を理解しておくことが不可欠です。
【要点まとめ】
②面接は「ロジック(論理)」を「感情」に乗せて伝えるゲーム。相手の記憶に残る工夫(表情やワードセンス)を意識する。
③自己PRは「ビジネスでの再現性」を伝えることがゴール。
④キャリアプランや弱みの回答は、面接官が「自社でマネジメントできるか」という視点でネガティブチェックをしていると心得る。
⑤「ありのままの自分」を押し付けるのではなく、会社が求める人物像に自分を合わせる「マーケットイン」の思考を持つ。
就活は「これだけやれば正解」というものはありませんが、自分自身と向き合い続け、可能性を絞りすぎずに挑戦することで、納得のいく結果に繋がります。
ぜひこれらのメソッドを面接準備に活かしてみてください!
