「ガクチカって何を書けばいいの…?」
「みんな普通の経験なのに、どうやって差がつくの?」
就活生なら一度は抱える悩み。
今回は、大手内定者6名のガクチカを “トイさん” がプロ視点で徹底解説します。「成果の見せ方」「書き方の構成」「面接官の読み方」まで、今日からマネできるエッセンスを全部まとめてお届けします。
①【総論】ガクチカはここを見られてる
もも
今回、大手内定者のガクチカを預かってきたので、トイさんに解説をお願いしたいです。
トイさん
よろしくお願いします。私は慶應を出て、P&GとLVMHでマーケをして、その後起業しました。就活が好きすぎて100社受け、最終的に「確実内定」という本も出しました。
もも
今日はガクチカの“良さ”を具体的に教えてください。そもそも企業はどこを見てるんですか?
トイさん
大きく3つだけです。成果が“数字で”分かりやすいこと。チームワーク経験であること。自分から動いた経験であること。
トイさん
この3つが入っているかどうかが本当に大事なんです。
💡ポイント
企業は「何を達成したか」を数字&客観性で判断している。チームでの成果は“会社で働いた時の再現性”を見られる。自分が選び動いた経験が評価される。
企業は「何を達成したか」を数字&客観性で判断している。チームでの成果は“会社で働いた時の再現性”を見られる。自分が選び動いた経験が評価される。
②【IT内定者】ハンドボール部の「組織改革」が最強だった
トイさん
まずIT内定者の方のガクチカ。これは“1行目のフック”が強すぎる。「ハンドボール部で組織改革」って読んだ瞬間、続きを読みたくなります。
もも
確かに「部活で頑張りました」と思わせてからの“組織改革”は気になりますね。
トイさん
しかも課題が2点、成果も2点でセットになっていて読みやすい。寝不足の面接官でも理解できる構成です。
トイさん
そして何より“絶対内定するポイント”が1文ありました。
もも
どこですか?
トイさん
「まず自分がキーパーとして結果を出し、発言力を高めた上で改革した」ここです。
トイさん
会社も同じで、立場が弱いと提案だけしても通らない。まず成果を出して信頼を取る行動ができている=組織を理解している人。
もも
だからどの業界でも通用するESなんですね。
💡ポイント
フック(気になる一言)を1行目に置くと読み続けてもらえる。課題→施策→成果の構造が整理されていると“強い”。
「まず自分が結果を出す」という姿勢は組織理解の証拠で、超評価される。
フック(気になる一言)を1行目に置くと読み続けてもらえる。課題→施策→成果の構造が整理されていると“強い”。
「まず自分が結果を出す」という姿勢は組織理解の証拠で、超評価される。
③【コンサル内定者】“余計な前置きを削った”バイト改善の例
もも
次はコンサル内定者の方です。アルバイト経験なのに読みやすかった印象があります。
トイさん
そう、余計な情報を削っているのが素晴らしい。「飲食店のアルバイト」だけで十分なのに、店名や規模をだらだら書かない。
トイさん
そして「6名アンケート」「アプリ導入提案」など具体行動がしっかり書かれていて、説得力がある。
もも
最後の「学び」は短めでしたけど気にしなくていいんですか?
トイさん
むしろ“学びは書かなくていい派”です。学びは面接で聞くので、ESは行動と成果の方が価値が高いですね。
💡ポイント
バイト先の説明は“必要最小限”でOK。削る力が読みやすさを作る。「どう巻き込んだか」の具体描写がある人は強い。“学び”はESでは重要度が低い。行動と結果が本体。
バイト先の説明は“必要最小限”でOK。削る力が読みやすさを作る。「どう巻き込んだか」の具体描写がある人は強い。“学び”はESでは重要度が低い。行動と結果が本体。
④【商社内定者】アウェーでの成果
トイさん
まず1文字目から強い。「フランス留学中」これは超レアです。
もも
確かに英語圏より圧倒的に少ないですよね。
トイさん
しかも国籍も目的もバラバラな12名をまとめて勉強会運営。普通は「やる気ある人だけ伸ばす」発想になるけど、この方は“モチベ低い人”に先に働きかけてる。それが加点ポイント。
トイさん
成果もすごくて、参加率3割UP・全員テスト8割超え。
もも
面接官なら「なぜそこまで頑張れたの?」を絶対聞きますよね。
トイさん
そう。アウェー環境でここまでやる人=“逆境に強い人”。商社はそういう人を欲しがります。
💡ポイント
留学経験は“言語の希少性”で差別化になる。“モチベ低い人”への働きかけはリーダーシップ評価が高い。結果が「チーム全体の変化」になっていると強い。
留学経験は“言語の希少性”で差別化になる。“モチベ低い人”への働きかけはリーダーシップ評価が高い。結果が「チーム全体の変化」になっていると強い。
⑤【人材内定者】カフェの“待ち時間の正体”を見抜いた分析力
もも
この方、CXチームって専門用語が出てきてて気になりました。
トイさん
基本NGです。でもこのESは専門用語を飛ばしても意味が分かるのでギリ合格。
トイさん
何より素晴らしいのは“原因の再定義”。
トイさん
多くの人は「待ち時間が長い=改善しよう」と考える。でもこの人は「顧客は“待った感”を嫌がっている」と真因に気づいた。
もも
だからテイスティングの仕組み作ったんですね。
トイさん
そう。裁量権の少ないバイトでも変えられる範囲の施策で成果を出せている。分析力×現実的な行動、この組み合わせはどの業界でも高評価です。
💡ポイント
専門用語は基本使わない方が良い。“本当の原因は何か?”と問い直す人は強い。裁量の少ない立場でも成果を出した経験は、再現性が高いと判断される。
専門用語は基本使わない方が良い。“本当の原因は何か?”と問い直す人は強い。裁量の少ない立場でも成果を出した経験は、再現性が高いと判断される。
⑥【メーカー内定者】“地味な対策”こそ本物っぽくて強い
もも
この方は営業経験で、900万円→1200万円と規模が大きくて驚きました。
トイさん
実は会社員から見ると“ほどよいリアリティの数字”なんです。逆に怪しくない。
トイさん
そしてこのESが本物っぽいのは“対策が地道”だから。
トイさん
社員の商談を見学 → 家族にロープレ → 空き時間に練習。この地味さがリアル。
もも
確かに「いきなりPDCA!」みたいな嘘臭さがないですね。
トイさん
そう。あと先輩に相談する姿勢もメーカーに好かれます。
もも
学生的には「もっと派手な施策の方が良い?」って思いがちですね。
トイさん
むしろ地道×現実的な方が評価されます。
💡ポイント
“地道なプロセス”の方が信頼される。先輩の力を借りる姿勢はメーカー相性が良い。無茶な施策より「再現性のある改善」が高評価。
“地道なプロセス”の方が信頼される。先輩の力を借りる姿勢はメーカー相性が良い。無茶な施策より「再現性のある改善」が高評価。
⑦【外資コンサル内定者】圧の強いリーダーシップは“適所なら刺さる”
もも
この方は行動力がとにかく強く出てますよね。
トイさん
そう。外資コンサル向きの“圧強めリーダー”タイプです。
トイさん
講師100名にアンケート、交流会で配布、ケーススタディの検証…。普通のバイトではここまでやりません。
もも
会社によって評価は分かれそうですね。
トイさん
はい。コンサルは刺さるけど、日系は厳しい。でも“自分が受けるべき会社を理解して出している”という点で非常に賢いESです。
トイさん
ただ面接では「なんでそんなに権限があった?」「やる気ない講師はどうした?」など突っ込まれるので、事前準備が必須ですね。
💡ポイント
リーダーシップの“強さ”には向き不向きの業界があル。コンサルは“強いリーダー”が刺さる。ただし面接では必ず深掘りされるため対策は必須。
リーダーシップの“強さ”には向き不向きの業界があル。コンサルは“強いリーダー”が刺さる。ただし面接では必ず深掘りされるため対策は必須。
⑧【飲料・金融内定】歴代最多61件アポの“結論先出し型”
トイさん
このESは1行目が完璧。「歴代最多61件のアポイント」これだけで読む価値がある。
もも
数字の説得力、すごいですよね。
トイさん
さらに第一印象が“落ち着いて見られやすい”と自己分析し、それを改善行動とリンクさせてる。これは珍しい。
トイさん
しかも成功→失敗→再挑戦の“2段階のストーリー”を入れてるのがすばらしい。
もも
“行動までの具体性”がしっかりありますよね。
トイさん
はい。「動画出演を売り込むのではなく、相手の就活状況を聞く役に徹した」このレベルで行動が書けていると信頼されます。
💡ポイント
結論=成果を最初に置くのがベスト。自己分析→行動→成果の一貫性が見えると強い。成功だけでなく“失敗→改善”が書けるとリアリティが増す。
結論=成果を最初に置くのがベスト。自己分析→行動→成果の一貫性が見えると強い。成功だけでなく“失敗→改善”が書けるとリアリティが増す。
■トイさんが選んだ「どの業界でも内定する2名」
もも
6名の中で“どの業界でも通じる”最強ガクチカはありますか?
トイさん
2名います。1人目は最初のIT内定者。発言力→組織改革の流れが完璧。
トイさん
2人目は人材内定者のカフェ改善の方。分析力のレベルが高すぎます。
トイさん
この2人はどの会社でも採用したくなるタイプですね。
💡ポイント
最強ポイントは「組織理解」と「クリティカルシンキング」。結果ではなく“見方の質”が評価される。就活の再現性が高い人は業界を越えて評価される。
最強ポイントは「組織理解」と「クリティカルシンキング」。結果ではなく“見方の質”が評価される。就活の再現性が高い人は業界を越えて評価される。
まとめ|今日からマネできるガクチカのコツ
✔︎1行目に必ず“フック”を置く(例:歴代最多、〇〇改革、参加率3割UP)
✔︎数字で成果を書くと説得力が爆増する
✔︎課題→行動→成果の順番で整理する
✔︎自分が動いた部分を強調すると評価が上がる
✔︎成功だけでなく“失敗→改善”を書くと深みが出る
✔︎数字で成果を書くと説得力が爆増する
✔︎課題→行動→成果の順番で整理する
✔︎自分が動いた部分を強調すると評価が上がる
✔︎成功だけでなく“失敗→改善”を書くと深みが出る
トイさん
ガクチカは「すごい経験」じゃなくて「すごい伝え方」で評価が変わります。あなたのエピソードも、今日のポイントを使えば確実に“面接官に届く話”になりますよ。まずは1行目の“フック作り”から始めてみよう。
