就活が早まって、「20歳だけどもう将来決めなきゃいけない気がする」「やりたいことがはっきりないまま業界を絞ってて不安…」ってモヤモヤしていませんか?
一方で、SNSを開けば“夢を語る同世代”がたくさんいて、「自分もちゃんとビジョン持たなきゃ」とプレッシャーを感じやすい時代です。
今回お話を聞いたのは、17歳で芸能界デビューし、今はロコンドで会社員としても働く片瀬奈々さん。
やりたいことが決まってなくても大丈夫な理由、失敗との向き合い方、会社員に転身したリアルまで、就活・20代のキャリアに効くヒントをまとめました。
とっきー
自己紹介お願いします!
片瀬
皆さんはじめまして、片瀬奈々と申します。芸能生活は25年くらいですね。今はほぼ毎日、会社員として働いています。
こなぎ
東京都立大学3年生のこなぎと申します。就活真っ最中です。
トピック① :「最初から女優になりたかったわけじゃない」
とっきー
もともとモデルや女優志望だったんですか?
片瀬
全然です。私、本当はヘアメイクさんになりたかったんですよ。高校も、本当は行かずに専門学校とかアシスタントで働こうと思ってたくらい。でも「高校くらいは出といた方がいいかな」と思って進学して。
こなぎ
じゃあ芸能界は“本命ルート”じゃなかったんですね。
片瀬
そう。「ヘアメイクされる側を経験した方が、ヘアメイクになるときに得だな」っていう、わりと軽い気持ちで事務所に入ったんです。いつか辞めて、ヘアメイクさんになるつもりでした。
💡ポイント
片瀬さんは「ヘアメイクさんになりたい」が元々の夢で、芸能界は本命キャリアではなかった。きっかけはスカウトだけど、「される側を知っておくと将来に活きそう」という“軽い興味”から一歩踏み出している。「いつかは辞めるかも」「長く続くとは思っていなかった」というスタンスでも、結果として25年続く仕事になった。最初から完璧なビジョンがなくても、今の選択がその後のキャリアにつながることは十分ある。
片瀬さんは「ヘアメイクさんになりたい」が元々の夢で、芸能界は本命キャリアではなかった。きっかけはスカウトだけど、「される側を知っておくと将来に活きそう」という“軽い興味”から一歩踏み出している。「いつかは辞めるかも」「長く続くとは思っていなかった」というスタンスでも、結果として25年続く仕事になった。最初から完璧なビジョンがなくても、今の選択がその後のキャリアにつながることは十分ある。
トピック②: 「チャンスは“迷う前に全部つかむ”」
とっきー
17歳でドラマ主演って、かなり大きなチャンスですよね。最初からビジョンがあったわけではないんですよね?
片瀬
全然なかったです。40歳超えてもそんなにビジョンはなかったと思います(笑)。でも「チャンスが来たとき絶対断らない」っていうのだけは決めてました。
こなぎ
今の私たちの世代だと、「やりたいことを明確にしてから動かなきゃ」みたいな空気が強い気がします。
片瀬
今って“チョイスの時代”ですよね。何でも選べるし、情報も多すぎる。でもだからこそ、シンプルに考えた方がいいと思っていて。
とっきー
シンプルに、ですか?
片瀬
はい。誰が何してるかも、SNSの情報も一回どうでもよくして、とにかく「好き嫌いで自分の可能性を狭めない」こと。若い頃は特に、来たもの・気になったものは全部やってみた方がいい。
こなぎ
私は逆に、苦手なところを消して残った業界で就活してて…。やりたいこともまだ分からなくて不安です。
片瀬
明確な夢がある人ももちろん素敵。でも大抵の人は、一生そんなにハッキリしたものってないと思うんですよ(笑)。だからこそ、広くいろんなことをやってみる方がいい。意外と「前は興味なかったこと」が、今の自分には合ってるってこともあります。
💡ポイント
片瀬さんは「チャンスを絶対断らない」というルールだけを持ち、ビジョンがなくても目の前の機会を全力でつかんできた。今の学生世代は「やりたいことを先に決めなきゃ」と考えがちだが、それで選択肢を狭めてしまうリスクもある。好き嫌いで早く絞り込みすぎず、「気になったもの・誘われたものは一度やってみる」スタンスが、後のキャリアの枝を増やす。やりたいことが一生はっきりしない人も“普通”で、それでもキャリアはちゃんとつながっていく。
片瀬さんは「チャンスを絶対断らない」というルールだけを持ち、ビジョンがなくても目の前の機会を全力でつかんできた。今の学生世代は「やりたいことを先に決めなきゃ」と考えがちだが、それで選択肢を狭めてしまうリスクもある。好き嫌いで早く絞り込みすぎず、「気になったもの・誘われたものは一度やってみる」スタンスが、後のキャリアの枝を増やす。やりたいことが一生はっきりしない人も“普通”で、それでもキャリアはちゃんとつながっていく。
トピック③: 「失敗が怖いとき、どう考える?」
こなぎ
私は今まで大きな失敗がなくて…だからこそ挑戦して失敗して、自信をなくすのが怖いです。無難なことを選びがちで…。
片瀬
その気持ち、すごく分かります。でも私は基本的にあまり後悔しないんですよ。失敗しても「起こっちゃったものはしょうがない」って一回飲み込む。
とっきー
落ち込まないんですか?
片瀬
もちろんショックは受けますよ。でも「うわー失敗した…」って長く落ち込む時間をギュッと短くする。そこで「じゃあどうしよう?」って次のことを考えるんです。
こなぎ
切り替えが早い…。
片瀬
私は本来めちゃめちゃ“気にしい”なんですよ、人の反応とかすごく気になるタイプ。でもそれを分かってるから、悩みすぎそうなときは「全く考えない」を選ぶんです。
とっきー
あえて真逆をやるんですね。
片瀬
そう。気にしないって決めても、本質が気にししいだから、結局ちょうどいいところに戻ってくる。だからメンタル弱いな…って感じる人ほど、一回真逆を選んでみるとバランスが取れると思います。
💡ポイント
「失敗した事実」は変えられないので、片瀬さんは「しょうがない」と一度受け止めたうえで、すぐに「じゃあどうする?」に意識を切り替えている。本来は“気にしい”な性格だと自覚しているからこそ、あえて「考えない」「気にしない」を選び、自分のバランスを取っている。失敗や不安で頭がいっぱいになる前に、「悩むべきかどうか」を最初に仕分けすることで、考え続けてもし答えが出ないものには時間を使わない。メンタルが弱いと感じる人ほど、自分の性格を理解したうえで、あえて真逆の行動を選んでみるとちょうどいいラインが見つかりやすい。
「失敗した事実」は変えられないので、片瀬さんは「しょうがない」と一度受け止めたうえで、すぐに「じゃあどうする?」に意識を切り替えている。本来は“気にしい”な性格だと自覚しているからこそ、あえて「考えない」「気にしない」を選び、自分のバランスを取っている。失敗や不安で頭がいっぱいになる前に、「悩むべきかどうか」を最初に仕分けすることで、考え続けてもし答えが出ないものには時間を使わない。メンタルが弱いと感じる人ほど、自分の性格を理解したうえで、あえて真逆の行動を選んでみるとちょうどいいラインが見つかりやすい。
トピック④: 「芸能界から会社員へ。異業種転職のリアル」
とっきー
芸能界から会社員になるって、かなり勇気がいる決断だと思うんですが…。
片瀬
3年くらい前ですね。私のYouTubeにロコンドの田中社長から「何かやりませんか」とご連絡をいただいたのがきっかけです。最初は企画レベルの話だったんですけど、いろいろアイデアを出しているうちに「これ、社員になった方が早くない?」みたいな(笑)。
こなぎ
異業種すぎて、普通なら怖くて一歩踏み出せない気がします…。
片瀬
私も自分が特殊な世界にいたのは分かっていたので、最初はとにかく「何でも知りたい」モードでした。いろんな会議に出て、分からないことは全部人に聞きに行って。
とっきー
今はどんな仕事を?
片瀬
社長室所属で、PR・プレス、マーケ、商品開発、コラボ…いろいろやってます。会社ってチーム感が強いのがすごく面白くて。
こなぎ
ギャップ、ありました?
片瀬
芸能界だと仕事を誰かに引き継げないんですよ。倒れてても自分が行かなきゃいけない。でも会社の仕事って、一見「誰でもできる仕事」に見えるものもあるじゃないですか。そこに自分の色を出して、より良くしていくのが今の私の楽しみです。
💡ポイント
芸能界から会社員になるという一見“異世界転職”も、「面白そう」「やってみたい」の延長線で決断している。未経験業種では、自分を過大評価せず「新人」として素直に学びに行く姿勢が大事。分からないことはどんどん聞いていい。会社員の仕事は一見「誰でもできる仕事」に見えても、そこに自分の個性や工夫をのせることで「自分にしかできない仕事」に変えていける。チームで仕事をするからこそ、小さな工夫や気遣いが価値になり、やりがいや楽しさにもつながる。
芸能界から会社員になるという一見“異世界転職”も、「面白そう」「やってみたい」の延長線で決断している。未経験業種では、自分を過大評価せず「新人」として素直に学びに行く姿勢が大事。分からないことはどんどん聞いていい。会社員の仕事は一見「誰でもできる仕事」に見えても、そこに自分の個性や工夫をのせることで「自分にしかできない仕事」に変えていける。チームで仕事をするからこそ、小さな工夫や気遣いが価値になり、やりがいや楽しさにもつながる。
まとめ
✓キャリアは「最初から決めていた夢」じゃなくてもいい。軽い興味から始まったことが、一生の仕事になることもある。
✓チャンスは迷う前に“全部つかむ”くらいの勢いでOK。好き嫌いで早く絞りすぎない方が可能性は広がる。
✓失敗しても「しょうがない」と一旦受け入れ、すぐ「じゃあどうする?」と次の一手を考えるクセをつける。
✓自分の性格を理解したうえで、あえて「真逆の選択」をしてみると、メンタルのバランスが取りやすい。
✓未経験の世界でも、「新人として素直に学ぶ」「小さな仕事にも自分の色を出す」ことで、自分ならではのキャリアを作れる。
✓キャリアは「最初から決めていた夢」じゃなくてもいい。軽い興味から始まったことが、一生の仕事になることもある。
✓チャンスは迷う前に“全部つかむ”くらいの勢いでOK。好き嫌いで早く絞りすぎない方が可能性は広がる。
✓失敗しても「しょうがない」と一旦受け入れ、すぐ「じゃあどうする?」と次の一手を考えるクセをつける。
✓自分の性格を理解したうえで、あえて「真逆の選択」をしてみると、メンタルのバランスが取りやすい。
✓未経験の世界でも、「新人として素直に学ぶ」「小さな仕事にも自分の色を出す」ことで、自分ならではのキャリアを作れる。
片瀬
「将来どうしよう…」って遠い10年後を考えすぎるより、「今日と明日、目の前のチャンスに全力で乗っかってみる」ことから始めてみよう。そこから先の線は、あとからちゃんとつながっていきます。
