“キラキラ社会人像”に憧れるこなぎちゃん(都立大2年)が、メーカーで新規事業を担う先輩・ゆかしさんにキャリア相談。大学2年〜3年サマー選考までの動き方、自己分析の深め方、向いていそうな業界の考え方を具体的に語ります。
とっきー
まず自己紹介からお願いします!
こなぎ
東京都立大学2年・27卒のこなぎです。ど田舎出身で、「せっかく東京に出たからには有名な会社に行きたい!」という下剋上マインドがあります。企画したり、人に影響を与えることが好きです。
ゆかしさん
ゆかしです。新卒でコンサル、その後メーカーで新規事業を担当しています。
とっきー
今日は「キラキラの裏側」と「大学2年からの動き方」を根掘り葉掘り聞いていきます!
トピック①:大学2年から就活を意識する意味
とっきー
まず、2年生のこの時期って何をしてましたか?
ゆかしさん
本格的に「ここから就活!」って線引きはなかったけど、1年の終わり〜2年の頃からずっと将来が不安で、自己分析したり課外活動に出たり、動き回ってました。
こなぎ
もうその頃からですか?
ゆかしさん
3年のゴールデンウィークくらいからサマーインターンの選考が始まるので、その“直前にがっつり準備できる最後の時期”が2年の今なんですよね。エントリーシートの型を調べて、エピソードを書き出して先輩に見てもらったり、グルディスの本で型を勉強したり。行きたい会社は決まってなかったけど、「どこに行くにしても受かる土台作り」と「やりたいことを探す」の二本立てで動いてました。
とっきー
土台を2年で作っておくと、3年でスタートダッシュが全然変わるんですよね。
💡ポイント
2年春〜夏は「就活直前に腰を据えて対策できる最後の時期」。やるべきことは「どこでも受かる土台作り」+「やりたいこと探索」。早めに動くと不安は増えるが、その分フィードバック量も増えて納得内定につながりやすい。
2年春〜夏は「就活直前に腰を据えて対策できる最後の時期」。やるべきことは「どこでも受かる土台作り」+「やりたいこと探索」。早めに動くと不安は増えるが、その分フィードバック量も増えて納得内定につながりやすい。
トピック②:自己分析の深め方——「企画が好き」のその先へ
とっきー
こなぎちゃん、自己分析はどんな感じ?
こなぎ
就活系SNSで流れてくるワークを真似して、穴埋めの自己分析は少しだけ…。でもESに落とし込めるレベルではないし、企業・業界研究もほぼできてない状態です。何から手をつければいいか分からないのが悩みです。
ゆかしさん
じゃあ、まずはエピソードを深掘りしよう。さっき出てきた「高校の生徒会で文化祭を企画・運営した話」、めちゃくちゃいい素材。
こなぎ
あれは、自分が考えた企画が形になって、みんなに喜んでもらえたのが嬉しかったです。
ゆかしさん
その中でもどのフェーズが一番楽しかったのか、企画を考えるとき?去年までとの違いを分析して改善案を考えるとき?みんなを巻き込んで実行するフェーズ?本番でお客さんの反応を見る瞬間?を切り分けて考えるだけで、向いてる仕事のタイプって変わるんですよ。
こなぎ
そこまで分解して考えたことなかったです…。
ゆかしさん
まずは「過去のエピソードを自分に質問し直す」が大事。就活本を増やす前に、自分の中に素材はもうあるから。
💡ポイント
「楽しかったエピソード」をフェーズごとに分解してみる。楽しさを感じたポイントから向いている職種が見えてくる。自己分析は“新しいことを探す”より“既にある経験を深掘る”ところから。
「楽しかったエピソード」をフェーズごとに分解してみる。楽しさを感じたポイントから向いている職種が見えてくる。自己分析は“新しいことを探す”より“既にある経験を深掘る”ところから。
トピック③:強み「成果に貪欲」、弱み「挫折回避」とどう付き合う?
とっきー
自分の強みは何だと思ってる?
こなぎ
一言でいうと「成果に貪欲」です。評価や結果のためなら、時間も労力も惜しまず頑張れます。最低ラインで合格、じゃなくて「せっかくやるなら最上級の結果を出したい」と思うタイプです。
ゆかしさん
めちゃくちゃビジネス向きな強みだね。一方で、苦手なことは?
こなぎ
スポーツです。中高大で運動部には一応足を踏み入れたんですけど、「心も体もついていかない」と感じた瞬間に、部活をやめてマネージャーに転向したり…。苦手な分野では、最初から「コスパ悪い」と判断して踏み込まないことが多くて、大きな挫折経験はほぼないです。
ゆかしさん
得意なところでちゃんと結果を出し続けてきた、って意味ではすごく“上手く生きてきた”タイプ。ただ、仕事だと「好きじゃないけどやらなきゃいけないこと」に当たる瞬間は絶対に来る。
こなぎ
そこがすごく不安で…。自分よりできる人がいる中で、自分だけ成果が出ない状況で頑張り続ける経験をしてこなかったので、社会人になってから折れてしまわないか心配です。だからこそ、大学のうちに「ちょっと苦手だけど頑張って乗り越えた経験」を作りたいと思っています。
ゆかしさん
その挑戦は、このインターンでも作っていけると思う。強みを活かしつつ、あえて少しだけ“苦手ゾーン”に足を踏み込むのが次のテーマだね。
💡ポイント
強み:成果や評価に貪欲で、結果のために全力を出せる。弱み:苦手領域に踏み込まず、挫折経験が乏しい。社会人になる前に「ちょっと難しいけど乗り越えた経験」をあえて作ると、メンタルの土台になる
強み:成果や評価に貪欲で、結果のために全力を出せる。弱み:苦手領域に踏み込まず、挫折経験が乏しい。社会人になる前に「ちょっと難しいけど乗り越えた経験」をあえて作ると、メンタルの土台になる
トピック④:向いていそうな仕事・業界と、“環境条件”の重要性
とっきー
どんな仕事だったら「やってみたい」と思える?
こなぎ
自分で考えたアイディアが形になって、それが人に影響を与える仕事がいいです。広告業界とか、メディア業界に惹かれています。テレビ局の密着を見に行ったときも、「企画が形になって、多くの人のきっかけになるのっていいな」と思いました。
ゆかしさん
やりたい内容としてはすごく合ってると思う。一方で、広告・メディアって「できて当たり前」「早くて当たり前」なドライさもあるし、褒める余裕がない現場も多い。
こなぎ
私は褒めてくれる上司・先輩のもとで、自分の頑張りをちゃんと見てくれる環境だとすごく頑張れるタイプで、逆に「厳しくするのが成長のため」というスタイルだけだと、心が折れそうです。
ゆかしさん
そうなると、「やりたい仕事」と「自分が健康に働ける環境」のどちらをどこまで優先するか、が大事だね。たとえばメーカーで、目に見える商品を通じて人に影響を与える、HRテックやエンゲージメントツールの会社で、「いい組織を増やす」プロダクトを広めるみたいな選択肢もあり。こういう会社は、そもそも社風や人の扱いを大事にしていることが多いから、環境面とも相性が良さそう。
とっきー
その会社のツールやサービスを導入している企業から「働きたい会社候補」を探す、っていう視点も面白いですね。
💡ポイント
「やりたいこと(企画・影響)」と「環境条件(褒められる・丁寧に見てもらえる)」の両方を見る。広告・メディア以外にも、メーカーやHRテックなど“影響を与えられる場”は多い。使っていて良いと思うサービスの提供企業から、候補を逆算するのもアリ。
「やりたいこと(企画・影響)」と「環境条件(褒められる・丁寧に見てもらえる)」の両方を見る。広告・メディア以外にも、メーカーやHRテックなど“影響を与えられる場”は多い。使っていて良いと思うサービスの提供企業から、候補を逆算するのもアリ。
トピック⑤:明日から数ヶ月でやること——“敵を知る”+土台づくり
とっきー
3年生になるまでの数ヶ月も大事だと思うんだけど、「今から」何をするのが良さそう?
ゆかしさん
まずは“敵を知る”こと。特にメディア・広告は人気業界で倍率も高いから、ワンキャリアなどで「去年のES設問・内定者の回答」をチェック。テレビ局や広告代理店の課題を見て、「自分はこういうお題を考えるのが好きか?しんどいか?」を確認するだけでも、求められるレベルや自分との相性が見えてきます。
こなぎ
電車の中で早速見ます…!
ゆかしさん
それができたら、基本的なESを一度書いてみる。グループディスカッションの「型」を本などで押さえる気になる業界・企業を表にまとめる、みたいに、一旦“地図”を作るイメージですね。
とっきー
就活をやるか・やらないかで迷う人も多いけど?
ゆかしさん
私は「22歳からの何十年」を大事にしたかったから、大学2〜3年の時間はかなり就活に振りました。早めに動いたことで4年生はわりと自由に過ごせたし、「犠牲にした」とはあまり思ってないかな。今やるべきことが就活だと思う人は、早めにやった方が絶対いい。
こなぎ
私も社会人になって「頑張ってよかった」と思いたいので、就活を頑張ります。
💡ポイント
まずは「敵を知る」=人気業界のES・課題・内定者の回答をチェック。基本ES・グルディスの型・業界マップの3セットを2年のうちに作る。大学2〜3年を投資して、22歳以降の何十年の土台を作る
まずは「敵を知る」=人気業界のES・課題・内定者の回答をチェック。基本ES・グルディスの型・業界マップの3セットを2年のうちに作る。大学2〜3年を投資して、22歳以降の何十年の土台を作る
まとめ
✓大学2年の今は、「サマー選考前にがっつり準備できる最後の時期」。土台作り+自己理解に時間を使う。
✓自己分析は、新しい何かを探すより「既にあるエピソード」をフェーズごとに深掘りするところから。
✓こなぎの強みは「成果に貪欲」。一方で、苦手領域に踏み込んでこなかったからこそ、大学のうちに“ちょっと難しいことを乗り越える経験”を作ると心強い。
✓やりたい仕事(企画・影響)だけでなく、「褒めてくれる・見てくれる上司」「社風」など環境条件も軸に入れる。
✓2年〜3年の今こそ、「敵を知る(ES・課題のレベル把握)」+「基本ES・GD型・業界マップ」で、3年サマー〜本選考に向けた準備を進める。
✓大学2年の今は、「サマー選考前にがっつり準備できる最後の時期」。土台作り+自己理解に時間を使う。
✓自己分析は、新しい何かを探すより「既にあるエピソード」をフェーズごとに深掘りするところから。
✓こなぎの強みは「成果に貪欲」。一方で、苦手領域に踏み込んでこなかったからこそ、大学のうちに“ちょっと難しいことを乗り越える経験”を作ると心強い。
✓やりたい仕事(企画・影響)だけでなく、「褒めてくれる・見てくれる上司」「社風」など環境条件も軸に入れる。
✓2年〜3年の今こそ、「敵を知る(ES・課題のレベル把握)」+「基本ES・GD型・業界マップ」で、3年サマー〜本選考に向けた準備を進める。
ゆかしさん
キラキラは“結果”であって“スタート地点”ではありません。憧れだけで終わらせず、「自分はどう生きたいか」「どんな環境で輝けるか」を言語化して、大学2年の今から一歩ずつ“理想の社会人”を取りに行きましょう。
