「面接って、どこまで本音で話していいの?」「ちゃんと対策しないと落ちるんじゃないか不安…」
そんな悩みを持つ就活生にこそ見てほしいのが、今回の25卒・超大手人材企業内定者のリアル面接です。
結論から言うと、評価された理由は話し方のうまさでも、すごい実績でもありません。“素直さ”と“嘘のなさ”でした。
トピック①|自己紹介と学歴より「人柄」が伝わる第一印象
自己紹介お願いします。
森岡:カリフォルニア大学の森岡です。富山県の中高を卒業後、経済学を学びたくてアメリカのカレッジに進学しました。
森岡:現在は金融経済と環境経済を中心に勉強しています。本日はよろしくお願いします。
トイ:いきなり海外に行かれてますけど、そこをあまり強調しないんですね。
森岡:そうですね。特別なことというより、やりたいことを選んだ結果かなと思っています。
すごい経歴があっても、無理に盛らないのが印象的でした。「すごく見せよう」としないからこそ、余裕と誠実さが伝わります。第一印象で大事なのは、インパクトよりも“自然さ”です。
トピック②|ガクチカは「課題→工夫→再現性」で語る
ガクチカを教えてください
森岡:学生時代は、日本人会で履修登録会というイベントを新しく立ち上げました。
森岡:自分が履修登録で困った経験があって、同じ悩みを持つ人を助けたいと思ったのがきっかけです。
トイ:みんなが納得する形にするために、何を意識しましたか?
森岡:誰のためのイベントかを明確にして、共通の目的を全員で持つことを大事にしました。
ガクチカは「すごさ」より考え方の筋道が見られています。課題の原点が自分の体験だから、話に嘘がありません。さらに、仕組み化して次年度に残した点が評価ポイントです。
トピック③|弱みを隠さないから「誠実さ」が伝わる
弱みを教えてください。
トイ:逆に弱みがあれば教えてください。
森岡:想像力が豊かすぎて、新しいことを思いついても行動するのが怖くなるところです。
森岡:なので、まず周りに相談して「いいね」と言ってもらえたら動くようにしています。
トイ:それをちゃんと自覚してるのがいいですね。
弱みを“改善しようとしている姿勢”まで話せているのが強みです。就活用のきれいな欠点ではなく、本音の弱み。だからこそ「この人は助けを求められる」と評価されます。
トピック④|長所は日常のエピソードで語ると刺さる
周りの人から何と言われる?
トイ:周りからはどんな人だと言われますか?
森岡:気が利くよね、って言われることが多いです。
森岡:相手がこの先困りそうなことを想像して、先に動くことが多いです。
森岡:鍋の蓋が落ちそうなときに、そっと場所を変えたりとか。
派手なエピソードじゃなくてもOK。日常の具体例があると、人物像が一気に立体的になります。「想像力→行動→感謝」という流れが自然に伝わっています。
トピック⑤|就活軸は「まだ決まってない」でもいい
なぜ日本で就活したいの?
トイ:なぜ日本で就職したいんですか?
森岡:海外で生活して、日本の良さを強く感じたからです。
トイ:就職先を選ぶ軸は?
森岡:やりたいことがまだ見つかっていないので、いろんな業界を見られる仕事と、自己成長を軸にしています。
トイ:なぜ自己成長したいんですか?
森岡:知らない自分を見つけたいからです。
「やりたいことが明確じゃない=ダメ」ではありません。大事なのは、その状態を自分の言葉で説明できるか。好奇心という一貫した価値観が、軸として伝わっています。
✓無理に盛らず、自然体で話す方が評価される
✓ガクチカは結果より考え方が見られている
✓弱みを認められる人は、成長すると期待される
✓長所は日常の具体例で語ると伝わる
✓就活軸は「途中段階」でもOK
