【理系就活】研究室と就活が両立できない|コアタイム・教授への伝え方・学会との衝突を解決
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【理系就活】研究室と就活が両立できない|コアタイム・教授への伝え方・学会との衝突を解決

しゅんダイアリー編集部
目次

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はじめに|研究室と就活の両立は、気合いの問題ではない

「就活しなきゃいけないのはわかってる。でも研究室から抜けられない」
27卒・28卒の理系就活生から、毎週のように届く相談です。

結論から言うと、両立できるかどうかを決めているのは、あなたの要領ではなく「研究室の制度」と「探し方」です。

株式会社LabBaseの調査では、コアタイムがある研究室の学生の39.2%が「就職活動をしにくい」と回答したのに対し、コアタイムがない研究室では6.7%にとどまりました。約6倍の差です。つまり、しんどさの大部分は制度側で決まっています。

この記事では、精神論ではなく「教授への伝え方」「学会・修論と選考が重なったときの捌き方」「探す時間を削る方法」の3点を、そのまま使える形で解説します。


結論|両立できる人がやっている3つのこと

先に全体像を示します。両立できている理系就活生は、次の3つを分けて手を打っています。

💡ポイント
① 教授には「許可」ではなく「計画」を伝える
② 動かせない研究予定を先にカレンダーへ入れる
③ 面接の時間は削れないが、企業を探す時間はゼロにできる

逆に詰む人は、この3つを「時間管理」というひとつの問題として扱ってしまいます。原因が違うので、まとめて解こうとすると解けません。


① 教授への伝え方|許可を求めると通らない

結論、「就活してもいいですか」と聞いてはいけません。判断を相手に渡すことになるからです。

理由は単純で、教授が嫌がっているのは「就活」そのものではなく研究の進捗が読めなくなることだからです。進捗の見通しを先に示せば、反対する理由がなくなります。

伝えるべき3点

  • いつから、どのくらいの期間か(例:夏から冬にかけて、週に半日程度)

  • そのあいだ研究をどう進めるか(例:測定は週2で継続、解析は自宅で進める)

  • いつまでに何を出すか(例:中間発表までにこのデータを揃える)

そのまま使える切り出し方

「そろそろ就職活動を始めようと思っています。夏から冬にかけて、週に半日ほど時間を使う想定です。そのあいだも測定は週2回のペースで続けて、解析は自宅で進めます。中間発表までに〇〇のデータは揃える計画なので、進捗はそこで見ていただければと思います。」

ポイントは、就活の話ではなく研究計画の話として切り出すことです。「就活させてください」ではなく「研究計画を共有します」の形にすると、断る理由がなくなります。

💡ポイント
教授が守りたいのは研究室の成果。就活を止めたいわけではない。
計画を先に出せば、多くの場合は通る。
それでも難しいときは、同じ研究室の先輩に「どう動いたか」を聞くのが安全策。


② 学会・修論と選考が重なったとき

結論、選考日程のほうを動かしてください。学会や修論は動かせませんが、選考日程は動くことが多いからです。

理系採用をしている企業は、学会や修論のスケジュールを理解しています。黙って無理に詰め込んで、どちらも中途半端になるほうが損です。

やること

  • 動かせない研究予定を先に埋める。学会、中間発表、装置の予約。これをカレンダーに入れてから就活の予定を入れる

  • 日程変更は早めに相談する。直前より、わかった時点で伝えたほうが心証も良い

  • 週単位ではなく曜日で切る。「今週は研究、来週は就活」と分けると、研究の連続性が切れて両方崩れます

オンライン面接が標準化したこと、夜間・土日の選考に対応する企業が増えたことで、研究時間を大きく削らずに進められる余地は以前より広がっています。


③ 削るべきは「企業を探す時間」

結論、面接の時間は削れませんが、企業を探す時間はほぼゼロにできます。

理由は、就活時間の内訳にあります。エントリー先を探す、説明会に出る、比較する——この工程が全体の大半を占めますが、ここは理系だけが省略できます

研究内容と専攻、使っている技術を登録しておくと、専門性に興味を持った企業のほうから声がかかるスカウト型のサービスがあるためです。文系のように100社エントリーするのは研究と並行する以上そもそも現実的ではないので、探す工程を外部化するのが理系の定石になります。

登録に必要な時間は数分で、あとは待つだけ。研究室から抜けられない人ほど、この差が効いてきます。


やってはいけない3つのこと

  • 教授に黙って就活する。あとで発覚したときの関係悪化は、就活そのものより時間を奪います

  • 研究を完全に止める。再開のコストが跳ね上がり、修論期に取り返しがつかなくなります

  • 「就活が終わってから研究を巻き返す」計画にする。ほぼ実行されません


まとめ|3つに分解すれば、たいてい回る

研究室と就活の両立は、根性で解決する問題ではありません。制度の問題・時間配分の問題・探し方の問題に分解して、それぞれに手を打つことです。

教授には計画を先に出す。動かせない研究予定から埋める。そして、企業を探す時間は削る。この3つで、多くの人は回るようになります。


研究室と就活の両立に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 週にどのくらい就活に時間を使えば足りますか?

A. 平日2時間+週末4時間の週8時間程度が、研究と並行する場合の現実的なラインです。探す工程をスカウト型に任せ、面接とその準備に時間を集中させる前提の数字です。

Q2. コアタイムがあって平日に動けません

A. オンライン面接・夜間面接・土日選考に対応する企業を優先してください。エージェントを使えば日程調整も代行してもらえるため、コアタイムを避けた組み方がしやすくなります。

Q3. 教授が就活に否定的で相談できません

A. 直接の交渉が難しい場合は、同じ研究室の先輩に「過去の就活生がどう動いていたか」を聞くのが安全です。学校推薦枠を持つ教授であれば、推薦応募の相談から入ると話が進むケースもあります。

Q4. 学会と最終面接が重なりました

A. 選考日程の変更を相談してください。理系採用をしている企業であれば、学会を理由にした日程調整は珍しくありません。連絡は早いほど調整が利きます。

Q5. 就活を始めるのが遅れました。もう間に合いませんか?

A. 間に合います。理系は本選考からの逆転内定が普通にあります。ただし短期決戦になるため、探す工程を圧縮し、ES添削や模擬面接など個別の伴走を活用するのが現実解です。


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出典

  • 株式会社LabBase「理系就活動向|研究室のコアタイムが就活に与える影響を調査」(PR TIMES)