就活って、やればやるほど不安になったり、
「世間体」「ネームバリュー」に縛られちゃったりしませんか?
今回は、フェリス女学院→東北新社→1年で円満退社→起業&YouTuberという “無双就活” をした妹さんと、超ポジティブマインドなパパ&ママ、そして悩める大学生こなぎちゃん&しゅんで、「決断力・世間体・コンプレックス・世界の見方」について本音で語った対談を記事にしました。
「やること多すぎて取捨選択できない」「ネームバリューで会社を選んじゃいそう」「他人の目が気になって就活の軸がブレる」
そんなモヤモヤを持っている人は、かなり刺さる内容だと思います。
一緒に、考え方を少しアップデートしていきましょう。
しゅん
今日は、たろたんパパ・ママのお宅にお邪魔してまして、就活1年で起業しちゃった妹さんにお話を聞いていきます。まずは簡単に自己紹介お願いしてもいいですか?
妹さん
はい。私はフェリス女学院大学を卒業して、新卒で映像制作会社の東北新社に入りました。1年くらい働いたあと、「自分で起業したい」と思って退社して、今はYouTubeもやりつつ自分の会社でお仕事している感じです。
しゅん
フェリスから東北新社って、かなり無双就活ですよね。他にはどんな会社受けてたんですか?
妹さん
広告とエンタメに絞ってて、電通・博報堂とか、エンタメならソニーとか。フェリスからはあまり行かないような企業にも、無謀にも挑戦してました。
妹さん
私ほんとに勉強が嫌いで(笑)。「自分が本気でやりたいこと」じゃないと続かないタイプなんですよ。じゃあ何で一番笑ったかな?って考えたら、やっぱりエンタメとか広告で。「この広告で胸打たれたな」みたいな経験が多かったので、そこに行きたいと思った感じです。
しゅん
なるほど。で、大手に入って1年で辞めて起業。どういう決断だったんですか?
妹さん
会社が嫌いとかでは全然なくて、むしろ円満退社です。ただ、「会社の中にいると、次のステップに進むのに5年かかる」と感じちゃって。今って自分で会社を持つこともできるし、いろんな道があるじゃないですか。だったら2〜3年、10年いてから動くより「今やっちゃった方がいいんじゃない?」って、わりとスパッと決めました。
💡ポイント
業界選びは「世間的に良さそう」よりも、「自分が一番ワクワクした瞬間」から逆算している。「フェリスから電博・ソニー」は普通ならビビる挑戦だけど、「無謀でも行きたいところに出してみる」スタンスが就活を強くする。大手に入ることがゴールではなく、「自分のやりたいことに最短で近づける場所か?」を常に考えている。安定よりも「今動いた方が自分の人生が面白くなる」と判断し、1年で円満退社→起業という選択を取った。
こなぎ
私の今の悩みが、決断力がないことと、やるべきことの取捨選択ができないことで…。部活・アルバイト・インターン2つ・大学の授業って、いろいろやっていて。最初は「いろんなことに挑戦してる!」ってポジティブに捉えてたんですけど、だんだん時間もなくて、全部中途半端になってる気がしてきて…。
こなぎ
大学っていう限られた時間の中で、「いろんなことを経験した方がいいのか」「これはやらないって決めて一つに集中した方がいいのか」、その2つの間でずっと悩んでいます。妹さんは、どうやって取捨選択してきましたか?
妹さん
私はけっこう自分の気持ちに素直なタイプで、「自分にとってこれからにつながるか」とか「本当に自分がつまんないと思わないか」を基準にしていました。つまんないと思ったら絶対続かないので、そこはやめます。その上で、大学生のうちにもっといろんなものを見ておけばよかった、とも思っていて。社会人になると、会社の中でやることが一つに決まってくるから、今しか見れないものも多いと思うんです。
パパ
今はね、足し算しかやってないんだよね。「これもやる」「あれもやる」って。小学校で一番最初に習うのは、足し算と引き算。引き算が必要なんだよ。「これはいらない」って決めること。優先順位をつけて、上のものをちゃんとやるために、下のものは切る勇気が必要。
こなぎ
引き算をする勇気が、まだ自分には備わってない気がします…。一度始めたから最後までやらなきゃって思ったり、「苦手だけど、ここでやめたら自分に良くないんじゃないか」とか考えちゃって…。
パパ
それは「捨てない自分がカッコいい」という“勝手な美学”なんだよね。でも、そのせいで他の大事なものの足を引っ張るなら、「捨てるという美学」を持った方がいい。やめるのも、立派な決断だよ。
ママ
私も主人と同じで、「まずやってみる」は大事だと思う。でも「自分に合ってないな」「ちょっと無理してるな」と感じたものは、やめても全然問題ないと思うよ。
💡ポイント
大学生のうちは「何でも足してみる」時期でもあるけど、本当に大事なのは「どこで引き算するか」。続けるかどうかの基準は、「これからにつながるか」「自分が本当にワクワクできるか」。「一度始めたからやめちゃダメ」というのは、自分を縛る“勝手な美学”になりがち。やめる=逃げではなく、「上位のものに集中するための戦略的な決断」と捉えると動きやすくなる。
こなぎ
もう一つ悩みがあって…。私、世間体とか他人の目を本当に気にしてしまうんです。就活で企業を選ぶときも、「ネームバリュー」「ここに入ったら他人から評価されるかな」みたいなところが前提になってしまっていて…。自分の成長よりも、「他人から見た自分のかっこよさ」を優先してしまうところがあります。これ、どうやって考え方変えたらいいんでしょうか。
パパ
日本人って、みんなそうだよね。日本とか韓国は特に「世間体」が強い。でも、世界基準で見たらそうじゃない。だから大事なのは、「フィールドをどこに置くか」。日本基準だけで考えると、どうしても「学歴」「一流企業」が正義になっちゃう。
パパ
うちの息子も慶応で、就活してたときにTikTokがバズったんだけど、それを見て「こいつ才能あるな」と思ってね。「世間体なんか考える必要はない。慶応だから一流企業に行かなきゃいけないって発想は捨てろ」って言ったら、翌日から就活やめた(笑)。
パパ
人の幸せって、「気分が満足できてるか」だけだと思う。いい会社に入ったら親が喜ぶ、って思ってるかもしれないけど、親は絶対に「自分のやりたい仕事を生き生きとしている姿」を見た方が幸せだよ。
こなぎ
たしかに…自分の幸せより「親や友達からどう見えるか」を優先しちゃってたかもしれないです。
パパ
だったらさ、みんなが知ってる会社に入るより、みんなが知らないけど面白い会社を見つけて、「すげえだろ」って言える方がよくない? あなたの人生なんだから。世間の目や社会のために生きてるわけじゃない。
妹さん
私も「周りと合わせなかったから今の生き方ができてる」と思ってて。基本、周りに何思われても、自分にとっては自分の人生が一番大切。そのマインドがあると、ほんと強いです。
💡ポイント
「世間体」「ネームバリュー」は、日本という小さなフィールドでの評価にすぎない。親は“いい会社の名刺”より、「やりたい仕事を楽しんでいる子ども」の方を見たい。「みんなが知ってる会社に入る自分」より、「自分で見つけた面白いフィールドで戦う自分」の方が、長期的に満足度が高い。自分の幸せ・ワクワクを基準に会社を見ると、企業研究の目線がガラッと変わる。
こなぎ
私、見た目にすごくコンプレックスがあって…。昔は鏡を見るのも嫌で、人前に出るのも苦手で、マスクも外せないくらいでした。でもそこから見た目の努力をして、今こうしてYouTubeに出られるようになって。でもまだ「人からどう見られるか」が怖くて…。見た目も、話し方も、「可愛いって思われたい」「ちゃんとしてるって思われたい」がずっと付きまとってます。
こなぎ
だからこそ、「キラキラ企業に入ってすごいと言われたい」って気持ちが消えなくて…。このコンプレックス、どうしたらいいんでしょうか。
パパ
それはもう今日から捨てよう。断捨離。コンプレックスっていう“マイナス”を、もう捨てるって決めちゃう。
パパ
そう。「今日で、そのコンプレックスとはお別れする」って形だけでも決めちゃう。あとは行動しながら、頭をその方向に慣らしていけばいい。僕も昔はコンプレックスだらけで、「チクショウ見返してやる」でエネルギーに変えてきたタイプだから。
ママ
私は逆に、コンプレックスって考えたことがなくて。「こだわりを持たない」ようにしてるんです。こだわると辛くなるし、比べちゃうから。いろんな意見があっても「そういう考えもあるよね」って流して、「でも私はこう思う」で終わり。
妹さん
私もコンプレックスはあるけど、「それも自分のいいところ」と思うようにしてて。完璧な人って逆に怖くないですか? だから、自分のコンプレックスだなって思う部分は、オープンにして誰かに助けてもらったり、チャームポイント扱いしちゃってます。
💡ポイント
コンプレックスは「持ち続けるもの」ではなく、「捨て方を決めるもの」。今日から“断捨離”モードに切り替える発想が大事。「チクショウ見返してやる」というパワーに変えるのも一つの方法。こだわり過ぎると、人と比べて自分を責めやすくなる。「そういう考えもあるよね」と軽く流すスタンスは、心をラクにしてくれる。コンプレックスをオープンにすると、人に助けてもらえたり、むしろ「キャラ」やチャームポイントになっていく。
しゅん:さっき「もっと世界を見たほうがいい」という話が印象的だったんですけど、自分の会社も日本にあって、フィールドも日本で…。留学経験はあるんですけど、「日本っていう同調圧力の中で、どう活かしたらいいんだろう」と迷うこともあります。
パパ:世界を見るっていうのは、「引き出しを増やす」ということなんだよね。今、君の引き出しが10個だとしたら、俺は多分500個くらいある。でも、その全部を今使ってるわけじゃない。まだ開けてない引き出しもある。でも、いつか使うときが来る。その“準備”をしてるのが、世界を見るってこと。
パパ:これからの企業は、日本だけ見ていて30〜40年続くとは思えない。動画制作でも何でも、世界配信が当たり前になる。だったら「フランスの人に刺さるもの」を作るためには、フランスで空気を感じてみないと分からないでしょ。それがマーケティング。
しゅん:今の環境でもできることってありますか?
パパ:全然あるよ。日本の中でも、北海道と沖縄、被災地の石川、それぞれ見える景色も文化も違う。それも立派な“世界を見る”こと。あと、スマホだけじゃなくてテレビも見た方がいい。スマホは「自分が求めた情報」しか出てこないけど、テレビは「自分が求めてない情報」が勝手に飛び込んでくる。
しゅん:たしかに…。自分が意図してないノイズって、最近あんまり入れてなかったかもしれません。
パパ:そういう“ノイズ”こそ、引き出しを増やすヒントになる。あとね、上に行く人間は、孤独を恐れちゃダメ。群れたら引っ張られる。同調圧力で流される。孤独と友達になるトレーニングをしていると思えばいい。筋トレと一緒で、最初は痛いけど、回数重ねれば普通になる。
💡ポイント
「世界を見る=今すぐ海外移住」ではなく、「自分の知らない文化・価値観に触れて引き出しを増やす」こと。スマホだけの情報収集は“自分の好きなものだけ”に偏る。テレビや現地に行くことは、「意図しないノイズ」を入れる手段になる。孤独を避けて群れ続けると、同調圧力に飲まれて、せっかくの個性やスピードが失われる。孤独やモヤモヤは、「大きなフィールドで戦うための筋トレ」と捉えると、少しラクになる。
まとめ
✓業界・会社選びは「ネームバリュー」よりも、「自分が一番ワクワクした瞬間」から逆算する。
✓大学生のうちは何でも足してOK。でも、本当に大事なことのために“引き算”する勇気もセットで持つ。
✓世間体就活から抜けて、「自分の人生が一番大切」という基準でキャリアを選ぶ。
✓コンプレックスは持ち続けるものではなく、捨てる・ネタにする・チャームポイントに変える。
✓世界や違う価値観に触れて引き出しを増やし、孤独とノイズを味方にしていく。
妹さん
今のモヤモヤや迷いは、「ダメな自分の証拠」じゃなくて、「でかいフィールドに出るための準備運動」です。ネームバリューより「自分の気分が満足できる選択」を、ちょっとだけ優先してみよう。その一歩だけで、就活も人生もかなり面白くなります。