メーカーや専門商社の ES が全然通らない…。
一方でコンサルは8割通るのに、ほかの業界はなぜか落ちてしまう。就活生なら誰しも感じる「業界によって通過率が違いすぎる問題」。今社会人の南さん・サントリー社員で副業パワポ芸人のとよまねさんに相談。
「ESで大事なものは?」「結局、何を書けば通るの?」といった核心に迫ります。
トピック①ESの通過率が業界で大きく違うのはなぜ?
自分でも気づいていない適性がある!?
しゅん:まずはひろなかさんの自己紹介からお願いします!
ひろなか:日本女子大学の人間社会学部で社会福祉を学んでいます。よろしくお願いします!
しゅん:今日は南さん、とよまねさんにも来てもらってます。まず、ひろなかさんが抱えてる悩みを教えてください。
ひろなか:メーカーや専門商社のESがあまり通らないんです。でも、コンサルだけ通過率が高くて…これって何が原因なんでしょう?
とよまね:メーカーのESが落ちるのって、案外“気のせい”パターンも多いですよ。20社受けて0と6だったら話は別だけど、5社中2社なら誤差かも。
南:でも数を出してるのはいいことですよね。それは続けたほうがいい。
業界による通過率の差は「実力差」ではなく、案外“母数の違い”で起きている。2〜3社落ちた程度なら、たまたま落ちただけのケースもある。ESは数を出し続けること自体が実力アップにつながる。
トピック②メーカーESはなぜ通りにくい?実はブランド事情が関係していた
メーカーで通るESとは?
しゅん:メーカーはどういう特徴があるんですか?
とよまね:僕のいるサントリーみたいな“2C向けブランド”って、とにかく志望者が多いんです。読む側も本気度を見ないと回らない。
南:確かに。大手メーカーって「とりあえず受ける人」も多そうですもんね。
とよまね:そうそう。だからESでバッサリ落とすんですよ。面接で落とすと“ブランドに嫌われた”ってなるから避けたいんです。
ひろなか:そんな事情があったんですね…。
2Cメーカーは志望者数が桁違いに多いため、ESで厳しく絞る。面接で落とすとブランドイメージが下がるリスクがあるため、ES段階の選抜が厳しい。通過率の低さは“能力不足”ではなく、構造的な理由が大きい。
トピック③「企業研究してるのに通らない…」その理由は“引用のしすぎ”かも?
会ってみたいと思わせる方法
しゅん:ESを書くとき、どれくらい企業に合わせていますか?
ひろなか:ホームページの社長メッセージを引用して書いたり、口コミを見て整えたりしています。
とよまね:引用しすぎると“熱量が見えないES”になるんですよね。情報の抽象化ができてない状態。
南:企業研究は大事だけど、書いてある言葉をそのまま使うと誰でも書けちゃいますよね。
とよまね:僕は“人のESを見るより、自分の言葉を絞り出すほうが強い”と思ってます。
企業HPの言葉をそのまま書くと「コピペ感」が出やすい。大事なのは“情報を抽象化して、自分の経験に落とし込むこと”。パッションの弱さは文章に必ず出る。他人のESを真似るより「自分の言葉で書く」が最強の突破口。
トピック④嘘をつかないESが一番強い。“本音ベース”で書く勇気を持とう
誰かの真似はばれます!
ひろなか:受かった人のESを見ると気持ちが強くて…真似しないといけないのかなって。
とよまね:気持ちは分かる。でも僕は“アイドルの自分で勝負したい派”でしたね。嘘ついて入るとしんどいんですよ。
南:確かに。後々のミスマッチにもつながりますよね。
とよまね:僕、サントリー入る時も酒飲めないのに正直に言いましたし。他社も全部落とされましたけど、それで入れたなら縁なんですよ。
ひろなか:なるほど…本音で勝負したほうがいいんですね。
ESで背伸びすると、入社後に必ずしんどくなる。嘘の志望動機より、“本音を言語化した志望動機”のほうが刺さる。自分らしさを出した結果落ちるなら、その企業とはそもそも縁がない。
トピック⑤志望動機が思いつかない企業は「受けるべき?」問題への答え
本当に入りたいのか問題
とよまね:そもそも志望動機が湧かない会社って、本当に入りたい会社なんですか?
ひろなか:確かに…強く惹かれてない会社もあります。
とよまね:結婚と同じで、相手に興味ないのに結婚したら不幸になりますよ。周りに煽られて受けるのは危険。
南:インターンを広く受けて“興味が湧いたら本選考で深掘る”って流れはありですよね。
とよまね:そうそう。インターンは“本気度が弱くても参加OK”だから、広げつつ最終的に絞ればいい。
志望動機が浮かばない企業は「無理に受けなくていい」。インターンは広く受けて、志望度が上がる企業を後から選べばOK。大事なのは「自分軸」で企業を選ぶこと。他人に煽られない就活が幸福度を上げる。
✓業界ごとのES通過率の差は“構造的な理由”が大きい
✓メーカーは志望者が多いためESで厳しく絞る
✓コピペではなく“自分の言葉”で書くESが強い
✓嘘をつかず本音で書くとミスマッチが減る
✓インターンは広げて、本選考で絞るのがちょうどいい
