学歴に自信がないと、「最初から大手は無理でしょ」「どうせ学歴フィルター…」と受ける前から諦めてしまいがち。でも、同じ大学ランクでも結果を出す人はちゃんといます。その違いは「エピソードの作り方」と「見せ方」でした。
自己紹介
星さん
自己紹介をお願いします!
さしょうさん
専修大学のさしょうと申します。日系Sierから総合職の内定をいただきました。
トピック①:専修大学から日系Sier・4社内定
星さん
まず、どんな業界を受けて、最終的にどこに決めたのか教えてもらってもいいですか?
さしょうさん
私は「業界ガチガチ」というより、インターンや選考を通して“肌が合う会社”を軸に見ていました。最終的には4社から内定をいただいて、その中で日系Sierの総合職に決めました。
さしょうさん
就活前に自分なりに決めていた条件をすべて満たしていたので、「ここだな」と素直に思えた会社です。
星さん
専修からそのルートは普通にすごい。僕もベンチャー・Sier・人材・スタートアップのコンサルといろいろ受けて、行きたい職種に行けたので、今日は「どう戦ったか」を共有できればと思います。
💡ポイント
“大学群的にレアな進路”でも、ちゃんと複数内定は取れる。最初から業界ガチ決めより、「肌が合う会社」を軸に選ぶのも一つの戦略。条件リストを持っておくと、最終的な意思決定がブレにくい。
“大学群的にレアな進路”でも、ちゃんと複数内定は取れる。最初から業界ガチ決めより、「肌が合う会社」を軸に選ぶのも一つの戦略。条件リストを持っておくと、最終的な意思決定がブレにくい。
トピック②:学歴が強くないなら「ガクチカの濃さ」で補う
星さん
俺らの大学ランクって、正直“東大早慶”みたいなところと比べるとスタート地点で差がある感覚あるよね。ガクチカってどれくらい大事だと思う?
さしょうさん
やっぱり、偏差値が高い大学と比べると、入学時点ではどうしても不利な部分はあると思います。その分「大学でどれだけ頑張ったか」を語れるエピソードは必要かなと感じました。
星さん
同意。俺も「大学名で戦う」のが厳しい分、「大学時代のストーリーの濃さ」で勝負するイメージでした。
💡ポイント
学歴に自信がないなら、大学時代の“濃いガクチカ”で補う意識が必要。企業は「大学名」+「大学時代の頑張り」で総合判断している。“大学入試の点差”は、大学4年間で十分ひっくり返せる。
学歴に自信がないなら、大学時代の“濃いガクチカ”で補う意識が必要。企業は「大学名」+「大学時代の頑張り」で総合判断している。“大学入試の点差”は、大学4年間で十分ひっくり返せる。
トピック③:塾講師で“不登校の子”に向き合ったガクチカ
星さん
ガクチカでは具体的にどんな話をしてた?
さしょうさん
一番多かったのは、個別指導塾での講師経験です。あるとき、不登校の中3の女の子を担当することになりました。親御さんの希望は「高校に合格させてほしい」ことだったんですが、その子の様子を見て、「まずは人と関わる楽しさ、その次に学ぶ楽しさを知ってもらう方が先だ」と考えました。
さしょうさん
そこから「受験勉強を急がせる」より、「教室に来てくれたらまずは安心して話せる時間にする」「少しずつ勉強に触れてもらう」など、遠回りでも“本人に必要なステップ”を意識して指導しました。
さしょうさん
結果として、勉強へのモチベーションも上がり、高校合格も達成できました。
星さん
塾講師あるあるだけど、その深掘りの仕方は強いね。
さしょうさん
面接官の方からも「不登校の子の心を開いて、受験まで導くのは大変だったでしょう」「人に寄り添って考えられるんだね」と、人に寄り添う力として評価された感触があります。エピソード自体だけじゃなく、「何をどう考えたか」を論理的に話すよう意識していました。
💡ポイント
「塾講師」はありふれたガクチカでも、“どこまで考えたか”の深さで差別化できる。親の要望ではなく、“目の前の子にとって何が必要か”を考えたプロセスが価値になる。「結果」だけでなく「順序の組み立て方」「優先順位」が伝わると評価されやすい。
「塾講師」はありふれたガクチカでも、“どこまで考えたか”の深さで差別化できる。親の要望ではなく、“目の前の子にとって何が必要か”を考えたプロセスが価値になる。「結果」だけでなく「順序の組み立て方」「優先順位」が伝わると評価されやすい。
トピック④:キャプテンじゃなくても“高校エピソード”を混ぜて厚みを出す
星さん
俺は部活のエピソードを使ってたんだけど、実は大学ではキャプテンでも何でもなかったんだよね。
さしょうさん
そうなんですか?
星さん
そう。だから“ポジションの肩書き”だけだと弱い気がして、高校時代のキャプテン経験も混ぜて話してた。
星さん
大学の部活では、「入部時は下位リーグで、そこから何部まで上げたか」を数字付きで話したり、「どんな課題を見つけて、どう行動して、結果どう変わったか」を構造的に説明してた。
星さん
その上で、「高校ではキャプテンをしていたが、うまくいかなかった挫折もあった。大学では“1プレイヤー”の立場で、自分にできることを見つけて貢献した」という流れで、「失敗→再挑戦→役割の変え方」もアピールしてました。
💡ポイント
“肩書きがない自分”でも、高校の経験や役割を組み合わせれば厚みを出せる。「ポジションの偉さ」より、「その状況でどう動いたか」が評価される。失敗エピソードは、“人間らしさ”と“折れない強さ”を伝える武器になる。
“肩書きがない自分”でも、高校の経験や役割を組み合わせれば厚みを出せる。「ポジションの偉さ」より、「その状況でどう動いたか」が評価される。失敗エピソードは、“人間らしさ”と“折れない強さ”を伝える武器になる。
トピック⑤:話し方・ロジカルさで「この子、頭良さそう」を取る
星さん
ガクチカの中身も大事だけど、「どう話すか」も結構重要だよね。
さしょうさん
めちゃくちゃ大事だと思います。学歴が高くない分、「話し方や説明の分かりやすさで頭の良さを見せる」ことは意識していました。
星さん
たしかに。「この大学なのに、このレベルで話せるんだ」と思わせられると、評価が一段上がる感じあるよね。
さしょうさん
実際、コンサルタントの方と話したときに、「学歴が高い学生は“できて当たり前”として見られていて、できないと『え、◯◯大なのに?』となる。一方で、学歴がそこまで高くない学生がしっかり話せると、ギャップで“おっ”と思われる」と聞いたことがあります。
💡ポイント
“説明の分かりやすさ”は、学歴を超えて評価を押し上げる。「この大学なのにここまでできる」というギャップは、むしろ武器。話し方で“地頭よさそう・一緒に働きやすそう”と思わせることが大事。
“説明の分かりやすさ”は、学歴を超えて評価を押し上げる。「この大学なのにここまでできる」というギャップは、むしろ武器。話し方で“地頭よさそう・一緒に働きやすそう”と思わせることが大事。
トピック⑥:ガクチカ1個+サブエピソードで“幅”を見せる
星さん
ガクチカのメインは塾講師だったと思うけど、それ以外のエピソードも用意してた?
さしょうさん
はい。メイン以外にもいくつか持っていました。1つ目はゼミ活動。チームでプレゼンや研究を進める中での役割や工夫を話して、「チームで動く力」を補完しました。
さしょうさん
2つ目は長期インターン。社会人と一緒に働く中で得た学びを「ビジネスの基礎経験」として語れるようにしていました。
さしょうさん
3つ目は小学生の頃から続けていた英語学習。自分でコツコツ続けたエピソードとして、「一人で継続して努力できる力」を見せたいときに使っていました。
💡ポイント
メインガクチカ1本+サブエピソード2〜3個で、“チーム・社会経験・継続力”など複数の側面を見せられる。面接官の質問に合わせて“引き出しを切り替える”準備をしておくと強い。「一人で努力できる話」も、ちゃんと伝え方次第で立派なガクチカになる。
メインガクチカ1本+サブエピソード2〜3個で、“チーム・社会経験・継続力”など複数の側面を見せられる。面接官の質問に合わせて“引き出しを切り替える”準備をしておくと強い。「一人で努力できる話」も、ちゃんと伝え方次第で立派なガクチカになる。
トピック⑦:行動量の裏にある“受験の悔しさ”と反骨心
星さん
専修の中ではかなり色々やってる方だよね。なんでそこまで動けたの?
さしょうさん
圧倒的な理由は「大学受験の悔しさ」です。目的もなく適当に勉強して、正直“思うような大学には進めなかった”という感覚があって…。
さしょうさん
その悔しさが消えなくて、「次に挽回できるステージは就活だ」と思い、絶対後悔しないように準備しようと思っていました。
星さん
めっちゃ分かる。俺も付属校出身で、偏差値高い友達が難関大学に進んでいくのを見て、「見返したろ」と思って部活やボランティア、長期インターンを始めたところはある。ある意味、反骨心は行動のエンジン。
💡ポイント
「受験の悔しさ」をエンジンにすると、行動量が一気に増える。反骨心はマイナス感情ではなく、“動くための燃料”として使える。過去のコンプレックスを「じゃあ次で挽回する」に変換すると強い。
「受験の悔しさ」をエンジンにすると、行動量が一気に増える。反骨心はマイナス感情ではなく、“動くための燃料”として使える。過去のコンプレックスを「じゃあ次で挽回する」に変換すると強い。
トピック⑧:「ガクチカがない人」は今から何をすべき?
星さん
ここまで聞いて「いや、自分そんなエピソードない…」って人もいると思う。そういう人は何から始めるべきだと思う?
さしょうさん
時間が少しでもあるなら、「何でもいいから一つやってみる」が一番だと思います。頑張って取り組めば、必ずどこかで挫折やうまくいかない瞬間が来るので、「それをどう乗り越えたか」がガクチカになります。
星さん
今の3年生なら、長期インターンが一番分かりやすいよね。今から始めても、4年の3月までには“今やっていること”として語れるし。「今こういう課題があって、こう解決しようとしています」と話すのもアリ。
さしょうさん
そして、過去の自分を振り返るのも大事です。企業は“結果”より“そこまでの過程”を見ているので、「何をどんな気持ちでやっていたか」を深掘りすれば、思っているより使えるエピソードはあるはずです。
💡ポイント
ガクチカがない人は「今から一個始める」+「過去の行動を掘り起こす」が必須。長期インターンは“誰でも始めやすく・差もつけやすい”一番の安牌。「今取り組んでる最中の話」も、語り方次第で十分武器になる。
ガクチカがない人は「今から一個始める」+「過去の行動を掘り起こす」が必須。長期インターンは“誰でも始めやすく・差もつけやすい”一番の安牌。「今取り組んでる最中の話」も、語り方次第で十分武器になる。
トピック⑨:学歴フィルターは「あるかもしれないけど、気にしすぎ問題」
星さん
就活で学歴フィルターを感じたことはある?
さしょうさん
私はほぼ感じなかったです。選考が始まってしまえば、企業は中身をちゃんと見てくれると感じました。
さしょうさん
ESで落ちたことはたくさんありますが、それを学歴のせいにはしていません。「自分の実力不足だな、もっと磨こう」と考えていました。
星さん
GDで周りが早慶だらけ、みたいな場面は?
さしょうさん
むしろガッツポーズでした(笑)。「この中に自分がいる=この企業は専修大の自分にもチャンスくれてるんだ」と思って、自信になりました。
星さん
学歴フィルターが“ある会社”もゼロではないと思うけど、「どうせ受からない」と受けない人が多いのと、「落ちた理由を全部学歴にする」からESが改善されない、という問題は大きいよね。
さしょうさん
本当にそう思います。学生側が「学歴のせい」にしすぎているケースは多い気がします。
💡ポイント
学歴フィルターは“ゼロではない”が、“全部それのせい”と考えるのは危険。「この学歴なのにここまでできる」を見せることで逆に差別化できる。落ちた理由を学歴にしない人は、ESと面接の質をどんどん上げられる。
学歴フィルターは“ゼロではない”が、“全部それのせい”と考えるのは危険。「この学歴なのにここまでできる」を見せることで逆に差別化できる。落ちた理由を学歴にしない人は、ESと面接の質をどんどん上げられる。
まとめ
✔️専修大学からでも、日系Sierなど“周りがあまり行かない企業”へ複数内定は普通に狙える
✔️学歴に自信がないほど、「大学時代のガクチカ」と「話し方・ロジカルさ」で逆転可能
✔️塾講師や部活など“ありがちなエピソード”も、深掘りと構造化で圧倒的な武器になる
✔️反骨心や受験の悔しさを“行動の燃料”に変えると、ガクチカも自己PRも一気に濃くなる
✔️学歴フィルターを言い訳にせず、「この学歴なのにここまでできる」と思わせた人が勝つ
さしょうさん
学歴に自信がなくても、「今から何をやるか」と「どう伝えるか」でいくらでも巻き返せます。受ける前から諦めず、一個ずつ“話せるエピソード”を増やしていきましょう。
