就活のエントリーシートを書くとき、
「ガクチカと自己PR、どう分ければいいの?」
「数字が出せなくて抽象的になる…」
といった悩み、めちゃくちゃ多いんです。
話を聞いていくと、実はガクチカ・自己PR・志望動機は一本の線でつながっていることがわかってきます。
読み終わる頃には、あなたのESも一気に書きやすくなるはずです。
トピック1:ガクチカと自己PR、どう分ける?
違いを理解しよう
セカニチさん:
僕はこれまで就活支援や企業の採用に関わってきたんですが、学生さんからよくある悩みが「ガクチカと自己PRの違いがわからない」なんですよね。
佐藤:
まさにそれです…。長所を書くのが自己PRで、ガクチカはその長所を使って頑張ってきた話を書くのかなと思うんですけど、別々に聞かれたときに書き分けができなくて。
セカニチさん:
実はすごくシンプルで、全部“つながっている”んですよ。
ESは基本、過去 → 現在 → 未来でできているんです。
佐藤:
過去・現在・未来…。
セカニチさん:
そう。過去=ガクチカ。
そこで得た強み=現在=自己PR。
その強みで実現したい未来=志望動機。
だから“分ける”んじゃなくて、一本のストーリーでつながっていないとおかしいんです。
ガクチカ・自己PR・志望動機は“別物”ではなく一本のストーリー。ガクチカ(過去)でぶつかった壁→どう乗り越えたか=自己PR(現在)。その強みで成し遂げたいことが志望動機(未来)。ESの3パートは“セットで読む”前提で書かれている。「つながり」を意識すると、読み手からの理解度が一気に上がる。
トピック2:ガクチカと自己PRをどうリンクさせる?
一貫性を持たせる
セカニチさん:
佐藤さん、実際いまガクチカと自己PRには何を書いてるんですか?
佐藤:
部活動の話です。同期が辞めそうだったときにコミュニケーションをとって悩みを聞いて、部に残ってもらえたという経験を書いています。
セカニチさん:
めちゃくちゃいいじゃないですか。
その中で「周りを観察して気づける」「早めにアプローチできる」っていう力が、まさに今の強み=自己PRですよね。
佐藤:
たしかに…。それなら自然にリンクしますね。
ガクチカで「どんな壁にぶつかったか」「どう乗り越えたか」が強みの源になる。自己PRは“ガクチカの結果として得た武器”を書くと一貫性が出る。“壁・行動・変化”の流れがあるエピソードは強い。強みは「エピソードから導かれるもの」を使うと説得力UP。
トピック3:数字が出せない…抽象的になる問題をどう解決?
具体性の出し方
佐藤:
エピソードを書くときに、数字を出せなくて抽象的になっちゃうのが悩みです…。
「何人に対して」「どれくらいの時間」みたいな数字がなくて。
セカニチさん:
具体性を出す方法は2つあって、
①数字
②固有名詞
です。
佐藤:
固有名詞?
セカニチさん:
大会名とか、インカレ、六大学戦とか。
数字がなくても、固有名詞を出すだけで一気に具体的になるんです。
僕もビジコンでよく使ってました。
佐藤:
たしかに固有名詞なら言えます!
数字が出せないときは「固有名詞」で補強できる。大会名、組織名、担当した役割などは強力な具体性になる。結果は“良くなくてもOK”。改善ストーリーに変えられる。「数字 or 固有名詞」を入れるだけで印象は大きく変わる。
トピック4:悪い結果こそ“武器”になる理由
悪い結果が武器になる?
佐藤:
結果って悪くても書いていいんですか? 六大学戦は6位6位5位で…。
セカニチさん:
むしろその方がいい!
ダメな状態があるからこそ、そこから改善する話に“感動”が生まれる。映画もそうですよね。
佐藤:
たしかに…。そこから「どう変えるか」を語れるってことですね。
セカニチさん:
そう。部員数が多いとか、組織の強みを使えば改善策も語れる。
悪い結果は“弱み”じゃなくて、ストーリーの魅力になるんですよ。
結果が悪いエピソードは“伸びしろが見える”のでむしろ強い。「なぜ悪くなったか」「どう改善するか」を説明すれば評価される。マイナス→プラスの変化は記憶に残りやすい。“弱みを強みに変える”姿勢は企業から高評価。
トピック5:就活で「自分らしく話す」ことの大切さ
自分らしさを出す
セカニチさん:
今日の相談、どうでした?
佐藤:
悪い成績とか、就活ができていなかった話でも個性になるとわかって、自信がつきました。
セカニチさん:
ほんとそれ!悪いところは悪くない。個性であり強み。
30代40代になっても同じですよ。
しゅん:
今日、最初すごく緊張してましたよね。
でも後半は表情がぜんぜん違いました。
佐藤:
台本を覚えてきちゃったので…そこは反省です。
セカニチさん:
普段の部活みたいに、相手の反応を見て話せばいいんです。
就活でも“素の自分”を出した方が信頼されますよ。
自分を作り込むより「普段どう話しているか」を意識する方が良い。相手の反応を見て話すのは、就活だけでなく一生使えるスキル。マイナスや緊張は“弱み”ではなく、人柄が伝わる武器になる。素の自分を出すと内容にも説得力が出る。
✓ESは「過去→現在→未来」で一つのストーリーにする。
✓ガクチカの経験から強み(自己PR)が生まれる。
✓数字がなくても固有名詞で具体性は出せる。
✓悪い結果は“改善ストーリー”になるからむしろ強い。
✓就活では台本より“素の自分”が信用される。
