「基礎点は満点。でも、もう一歩足りない」
これが高評価なのに内定1位を取り切れない就活生が抱える最大の壁です。
今回の動画は1対3の模擬面接——都立大・SIer志望のはるきさんを、Sworkers古賀さん(元リクルート新卒中途採用責任者)、FinT大槻さん(起業家・現役代表)、トイアンナさんの3人が面接。基礎は完璧、でも"もう一歩"が何かを解剖します。
動画本編はこちら。
基礎点満点——3人全員が"丸"の理由
はるきさんの模擬面接は3人全員が丸。3人の共通評価はこう。
📌 基礎点満点の3要素
説明がわかりやすい
正しい言葉を大事にしている
強み/弱みも今までの経験と繋がって矛盾がない
▶ 古賀さん(Sworkers/元リクルート採用責任者)
論理的な思考力、正しい言葉を使う姿勢——大規模IT開発のSIerでは、ちょっとしたコミュニケーションミスが数億円の損失になり得るので、ここは強い加点ポイントです。
それでも"もう一歩"——3つの改善点
❌ 改善点①:志望理由が弱い
はるきさんの志望理由は「物づくり+チーム活動ができるIT」。もっともらしいけど——
▶ 大槻さん(FinT代表)
物づくりが好きでチーム活動ができてIT、これってどの会社でも言えるんですよね。"この会社でしかできない理由""エンジニアとして関わる必然性"が欲しかった。
📌 志望理由を強化する深掘りポイント
なぜSIerなのか(事業会社/コンサル/メーカーSEじゃない理由)
なぜその企業なのか(NRI/CTC/野村総研の違いに踏み込む)
過去のどの経験からここにこだわる理由が生まれたか
❌ 改善点②:エピソードが演劇サークル一辺倒
チーム活動の証拠が全部演劇サークルに偏り、深掘りされた時に別エピソードが出てこない。
📌 エピソード多重化の方向性
ゼミ/放送部/高校時代など複数の時期の経験を持つ
「演劇以前からチーム活動が好きだった、演劇でそれに確信を持った」時系列ストーリーで補強
同じ"チーム活動"でも異なる文脈で再現性を示す
❌ 改善点③:具体性不足(抽象ワード頼み)
📌 抽象→具体の英語封じリライト例
❌ 「メンバーにヒアリングしました」
✅ 「1人ずつ話を聞いて、今回の公演で挑戦したいことを紙に書いてもらいました」❌ 「コミュニケーションを重視しました」
✅ 「週1回1時間の1on1を全員とやりました」
面接通過の簡単なコツ——"理不尽退治"エピソード
▶ トイさんの一撃アドバイス
今まで人生で一番理不尽な人を退治して乗り越えた経験を補足するだけで通ります。体罰オッケーの部活で教師と向き合った、クラスで孤立した同期と仲良くなった——こういう具体エピソードがあると一気に強い。
📌 理不尽退治エピソードのバリエーション
厳しすぎる先生・先輩と正面から対話した
チームクラッシャーを巻き込んで成果を出した
バイト先の"動かない店員"を動かした
理不尽を避けるのではなく「自分なりの向き合い方で結果に繋げた」体験が、SIerのような困難プロジェクトでの耐性証明になります。
苦手な人への向き合い方——2パターンの正解回答
面接で定番の「苦手な人とどう付き合うか」への回答は、以下の2パターン。
📌 苦手な人への対応2パターン
①自己完結型:「散歩の時間が伸びます」など、1人でストレス発散してから仕事に戻る
②向き合い型:「真っ向から話し合って仲良くなる」、もしくは「仕事と割り切ってプライベートで発散」
どちらも正解。自分がどちらタイプかを過去エピソードで補強できれば、説得力が跳ね上がります。
SIer面接で見られる4ポイント
古賀さんが挙げたSIer大手面接の共通チェック項目。
📌 SIer面接4大チェック項目
①チーム進行力:10億超プロジェクトの関係者を巻き込める人か
②論理的コミュニケーション:ミスコミュニケーションを出さない精度
③IT学習意欲:業務外でも勉強しているか
④困難耐性:プロジェクト炎上時に諦めずに動けるか
④が特に最終面接での差別化ポイント。"理不尽退治エピソード"がここで効きます。
「なんでうちなの?」に答えるための最終面接準備
まとめ:基礎満点+3つの"もう一歩"
📌 基礎満点の人が内定を取り切るための追加要素
志望理由を会社限定レベルまで具体化
複数時期のエピソードで再現性を示す
英語(カタカナ語)を封じる縛りで具体化
理不尽退治エピソードを1つ用意
苦手な人への対応を2パターン選べるようにしておく
SIerなら4ポイントに合わせた補強
同業比較に答える最終面接準備
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