今回お話を伺ったのは、機械メーカーを入社9ヶ月で退職した萌子(もえこ)さん。
留学経験を活かそうと入社したものの、「会社のカルチャーが合わない」という理由で体調を崩し、早期退職を決断したといいます。
「なぜ合わなかったのか」「辞めてどう変わったのか」など、就活生が知っておくべき“会社選びの落とし穴”をお伝えします。
①:「受かりやすさ」で選んだ就活の落とし穴
もえこさん
22卒で台湾に1年留学して、23卒として社会人になりました。入社したのは京都の機械メーカーで、海外部門のアフターサービスを担当していました。
とっきー
中国語を活かせる仕事ですね。どうしてその会社を選んだんですか?
もえこさん
留学経験を活かしたいのと、大学のレベル的に「自分でも通りそう」な会社を選びました。正直、挑戦というより“受かりやすさ”で決めてたと思います。早く就活終わらせたい気持ちもあって。
とっきー
めっちゃ分かります。実際入ってみてどうでしたか?
もえこさん
「いい会社」って思ってたのに、カルチャーが全然合わなくて。焦って決めると、自分に合う会社を見逃すんだなって痛感しました。
💡ポイント
「受かりやすさ」だけで選ぶと、カルチャーのミスマッチを起こしやすい。「早く終わらせたい」より「長く働けるか」を基準に選ぼう。
「受かりやすさ」だけで選ぶと、カルチャーのミスマッチを起こしやすい。「早く終わらせたい」より「長く働けるか」を基準に選ぼう。
② :「ローカルルール地獄」と合わない社風の現実
とっきー
退職理由を教えてもらってもいいですか?
もえこさん
2つあって、1つは京都での生活が合わなかったこと。もう1つは“会社のカルチャーが合わなかった”ことです。一族経営で、創業者一族の意見がすごく強かったんです。
とっきー
どんな感じだったんですか?
もえこさん
“任意”の掃除や草むしりがあって、実質全員参加(笑)。社員旅行もあったんですけど、有給扱いなんです。あとパソコンのExcelが2003バージョンで文字化けしていました。全社員の前で退職あいさつする文化があって。毎週200人の前でZoomつないで朝礼。あの雰囲気に耐えられませんでした。
とっきー
体調まで崩したんですよね。
もえこさん
はい。怒鳴り声が聞こえたりして、直接じゃなくても精神的にきつかったです。
💡ポイント
「一族経営」はトップの価値観が会社全体に強く影響する。面接では「社員の雰囲気」や「上司の口調」など人の温度感をチェックしよう。
「一族経営」はトップの価値観が会社全体に強く影響する。面接では「社員の雰囲気」や「上司の口調」など人の温度感をチェックしよう。
③ :「逃げてもいい」辞めた先に見えた“本当の優先順位”
とっきー
辞めるのってすごく勇気いりますよね。
もえこさん
そうですね。でも、あのままだと本当に壊れると思って。診断書を出して退職しました。引き止められもしましたが、もう無理でした。
とっきー
辞めてみて、どんな変化がありましたか?
もえこさん
体調が戻って、前向きに考えられるようになりました。辞めたあと4ヶ月間は休んで、自分を見つめる時間にしました。今は別の業界に転職して、心穏やかに働けています。
💡ポイント
「辞める」は“逃げ”ではなく“再スタート”でもある。健康が何よりの資産。元気に働ける場所を探すことが最優先。
「辞める」は“逃げ”ではなく“再スタート”でもある。健康が何よりの資産。元気に働ける場所を探すことが最優先。
まとめ
・「受かりやすさ」で会社を選ばない。
・一族経営のカルチャーは、面接中の空気感でチェックしよう。
・「違和感」を無視せず、体調や気持ちに正直に。
・一族経営のカルチャーは、面接中の空気感でチェックしよう。
・「違和感」を無視せず、体調や気持ちに正直に。
もえこさん
限界が来たら、休むか逃げるかしてほしいです。心の不調は、1週間寝ても治らない。逃げたあとに、もう一度頑張ればいいと思ってます。
