「商社=華やか」のイメージに引っ張られていない?配属は運、だけど活かし方は自分次第。とっきーと就活生アリサが、原さんの実体験をもとに“納得できる選び方”を掘り下げます。
自己紹介
とっきー
自己紹介をお願いします!
原さん
原大祐です。新卒で住友商事に入社し、約5年半人事(採用)を担当。現在はサッカークラブ「クリアソン新宿」を運営する会社で働いています。
アリサ
青山学院大学3年のアリサです。今日は商社の実態と、入社後の伸び方を知りたいです!
トピック①:やりたいこと未確定—だからこそ“配属リスクをチャンス”に総合商社
アリサ
なぜ新卒で住友商事を選んだ?
原さん
業界研究をやり込むほど“全部面白そう”で決めきれなかった。ならば未知の配属で幅が広がる総合商社へ。“どこでも飛ばしてくれ”と捉えたのが決め手。
原さん
実際の初配属は人事だったけど、まずは与えられたミッション(must)をやり切ると決めて臨んだ。
とっきー
配属ギャップは怖くなかった?
原さん
怖さより、経験を増やすことを優先。やってみて見える景色がある。
💡ポイント
配属は“運”ではなく“学習の入口”/未確定なら“幅が広がる場”を選ぶ/最初はwillよりmustをやり切る—納得感は行動の後に育つ
配属は“運”ではなく“学習の入口”/未確定なら“幅が広がる場”を選ぶ/最初はwillよりmustをやり切る—納得感は行動の後に育つ
トピック②:入社前にやると得すること—時間投資と下地づくり
アリサ
学生のうちにやっておいた方がいいことは?
原さん
時間があるうちに、“今しかできない経験”(旅行・挑戦)を。社会人としてスタートダッシュを切りたいなら、Office(Excel/Word/PowerPoint)の操作スピード、日本語の文章構成力が効く。とはいえ入ってからでも追いつけるので、優先は“濃い経験”。
とっきー
原さん何をやっていた?
原さん
入社直前まで部活コーチ、最後に同期と旅行。準備は最小、経験は最大で。
💡ポイント
“時間が効く経験”を最優先/実務の基礎(Office・文章力)はやっておくと初速が出る/準備過多より“濃い体験”が武器になる
“時間が効く経験”を最優先/実務の基礎(Office・文章力)はやっておくと初速が出る/準備過多より“濃い体験”が武器になる
トピック③:商社のリアル—出張・説明責任・キラキラの影と体力
とっきー
入社後のギャップは?
原さん
採用担当として全国行脚、関西拠点でホテル暮らしも。想像していた商社マンの仕事内容とは違ったし、全国出張が多い分、身体的な負担大きかった。
原さん
あと、入社して間もないにも関わらず、人事として企業理解を深く問われ、経営方針まで語れる準備が必要で時間との勝負だった。
アリサ
商社マンだと、毎日会食や飲み会とかも多いイメージだがどうでした?
原さん
若手は意外と“仕事ガチ勢”が多かった。
アリサ
残業は多かった?
原さん
残業は“部署×時期”で波があり、法内でメリハリ運用。
原さん
独身寮で固定費が低い分、プライベートも車・ゴルフ・外食などを楽しめていた。
💡ポイント
移動×説明責任=体力と準備が命/“部署と期”で忙しさは変動/固定費を抑えると可処分が増え金銭感覚も変わる
移動×説明責任=体力と準備が命/“部署と期”で忙しさは変動/固定費を抑えると可処分が増え金銭感覚も変わる
トピック④:伸びる新卒の共通点—とにかく出す人が伸びる
アリサ
1年目で伸びる人は?
原さん
アウトプットして動いている人。情報を自分の言葉にして発信→フィードバック→改善の循環が速い。新しい提案や小さな実行でも“動き”がある人は印象に残り、成長速度が上がる。
とっきー
早期離職の見極めは?
原さん
“3年原則”は人による。心の体力と納得感で判断を。5年後の自分に説明できる意思決定かが基準。
💡ポイント
出す→返る→直すの反復で加速/提案・小実行でも“動き”が評価を呼ぶ/去留は“心の体力×5年後に説明できるか”で決める
出す→返る→直すの反復で加速/提案・小実行でも“動き”が評価を呼ぶ/去留は“心の体力×5年後に説明できるか”で決める
トピック⑤:大企業からベンチャーへ—収入減でも選んだ“唯一性”
アリサ
住友商事から転職を決めた理由は?
原さん
組織の規模感は30人ほどと小さく、収入は下がったが“自分にしかできない価値”に近い場所で働ける唯一性を取った。生活は工夫(カーシェア・移動手段の見直し)で調整。
とっきー
今の仕事のやりがいは?
原さん
毎週の試合結果やファンの反応がダイレクトに返ってくる距離がやりがい。一方で「もう一度22歳でも?」と聞かれたら住友商事を選ぶ。プロとしての基準を叩き込まれた場への感謝が大きい。
アリサ
どちらも“正解”になっているのが素敵です。
原さん
軸は“自分の意思を言語化すること”。世間の価値と自分の価値を分けて判断しよう。
💡ポイント
大企業でプロ基準を学ぶ→ベンチャーで唯一性に賭ける選択もアリ/収入は生活設計で補正可能/意思決定は“自分の言葉”で説明可能か
大企業でプロ基準を学ぶ→ベンチャーで唯一性に賭ける選択もアリ/収入は生活設計で補正可能/意思決定は“自分の言葉”で説明可能か
トピック⑥:就活の現場スキル—“人に会う”は自分なりのやり方で
アリサ
会社を選ぶときは、職場の人間関係を大事にしたいです。
原さん
就活生のうちに、できるだけ多くの人に会うことが大事。企業単位ではなく、人を見に行こう。
アリサ
どうやって人に会いに行けばいいですか?
原さん
SNSやイベント、キャリアセンター、オンライン対談などアクセス経路は増えている。“会いやすい人から深く”でOK。
💡ポイント
会う経路は複線化(SNS/イベント/学校)/会える人から深く質を取りにいく
会う経路は複線化(SNS/イベント/学校)/会える人から深く質を取りにいく
まとめ
✔️未確定なら“幅が広がる場”で経験を増やす。最初はmustをやり切る。
✔️入社前は“時間が効く経験”を優先、実務の下地はあると初速が出る。
✔️商社のリアルは移動×説明責任×体力。忙しさは部署と時期に依存。
✔️伸びる新人はとにかく出す人。去留は“心の体力×5年後の説明責任”。
✔️大企業で基準を学ぶ→唯一性へ舵を切る道もある。就活は“自分の価値観”で選ぶ。
原さん
正解探しより、小さな行動。会って、出して、直して——その繰り返しがあなたの軸になる。
