4月に入り「自分だけ内定ゼロ」と焦る26卒が増えています。
今回はP&G・LVMH出身で現在は独立し就活支援も行うトイさんに、そんな悩みをぶつけてきました。
厳しめだけど救いのある“現実的アドバイス”をまとめます。
もも
今日は4月内定ゼロの学生から集まった悩みを、トイさんに直接聞いていきます。まずは自己紹介をお願いしてもいいですか?
トイさん
大学を卒業してからP&GとLVMHでマーケターとして働き、その後独立しました。今は企業のマーケ支援と並行して、学生向けの就活アドバイスもしています。就活にのめり込みすぎて『確実内定』という本まで書きました。今日は現実的で、すぐ動ける話をお伝えします!
もも
ありがとうございます!早速いろいろ聞かせてください。
② 4月内定ゼロ…本当にまだ間に合う?
もも
周りは内定出てるのに、自分はまだゼロで焦ってて…。もう間に合わないんでしょうか?
トイさん
全然間に合います。不安なら、その不安の分だけ応募してください。応募社数が少ないから焦るんですよ。
もも
どれくらい応募してたら安心なんですか?
トイさん
最低20社です。特に大手は倍率100倍とか普通なので、20社落ちても“普通”。まだ打席が足りていないだけです。
✔︎ 4月内定ゼロはふつうに巻き返せる。
✔︎ 焦り=応募数不足。
✔︎ 大手は倍率100倍もあるため「20社落ち」は異常ではない。
✔︎ 本当に焦るのは6月末でゼロのとき。
③ ガクチカがなくても作れる。「1日のバイト」でOK
もも
「ガクチカがない」「盛りたくない」という人、多いんですけど、今からでも作れますか?
トイさん
作れます。むしろ1日の短期バイトが一番作りやすいんですよ。小さい課題が見つけやすいので、改善エピソードが作れます。
もも
課題ってそんなすぐ見つかるんですか?
トイさん
見つかります。補充バイトなら「棚が分かりづらい」「動線が悪い」とか、最初の10分で気づけます。それを自分で工夫するだけでガクチカになります。
もも
1日の経験でも“成果”になるんですか?
トイさん
なります。「補充スピードが少し上がった」「ありがとうと言われた」みたいな小さな変化でOK。企業が見たいのは“期間”じゃなくて“強みの再現性”です。
💡ポイント
ガクチカは長さより「改善プロセス」が大事。課題 → 工夫 → 小さな成果 があれば1日で作れる。企業は“強みが再現されるか”を見ている。
ガクチカは長さより「改善プロセス」が大事。課題 → 工夫 → 小さな成果 があれば1日で作れる。企業は“強みが再現されるか”を見ている。
④ 落ち続ける人は“自己流”をやめるところから
もも
ESも面接も出してるのに、ずっと落ち続ける人ってどう原因を見つければいいですか?
トイさん
他人に見てもらうのが一番早いです。キャリアセンターか、内定持ちの先輩ですね。
もも
やっぱり自分じゃ気づけないんですね。
トイさん
そうです。例えば“目線がずっと下に落ちている”だけで全部落ちてた学生もいました。指摘されるだけで一気に通るようになります。
💡 ポイント
落ち続けるときは“自分だけで考えない”。キャリアセンター or 内定者の添削が最速改善。姿勢・目線など、自分じゃ気づけないミスが多い。
落ち続けるときは“自分だけで考えない”。キャリアセンター or 内定者の添削が最速改善。姿勢・目線など、自分じゃ気づけないミスが多い。
⑤ 大手 vs ベンチャー、結局どっちが良い?
もも
大手に行きたいけど倍率が高すぎて…。ベンチャーには抵抗ある人も多いです。
トイさん
大手は安定・福利厚生が強いし、部署異動で救済もあります。ただし育成がゆっくりなので、30歳までに専門スキルが弱くなることもあります。
もも
ベンチャーはどうですか?
トイさん
成長は速いですが、リスクもありますし、大手への転職は難しくなります。将来どうしても大手に行きたいなら、新卒で大手を選ぶのが最短です。
💡ポイント
大手:安定・福利厚生・異動の救済が強い。
ベンチャー:成長が速いがリスク大。
将来大手に行きたいなら新卒で大手が最短。
⑥ 行きたい業界が分からなくなった…どうする?
もも
4月になって「行きたい業界が分からない」という声も多いです。
トイさん
その段階で業界を絞るのは甘えです。“行きたい”って言えるのは内定をもらってから。今は働ける場所を確保するのが先。
もも
数を出すほうがいいんですね。
トイさん
そうです。行きたい会社3社だけ受けて落ちて病むのは危険。人気企業なら50社くらい候補つくれます。
💡ポイント
「行きたい」は内定をもらってから。今は“働ける場所=内定”を増やすのが優先。行きたい3社は少なすぎ。人気企業なら50候補でも普通。
「行きたい」は内定をもらってから。今は“働ける場所=内定”を増やすのが優先。行きたい3社は少なすぎ。人気企業なら50候補でも普通。
⑦ 親のプレッシャーでメンタルが削れるとき
もも
親や友達からのプレッシャーでつらくなる人も多いです。
トイさん
親との距離調整って、将来の上司との距離調整と同じなんですよ。今その練習をしてると思ってください。
もも
どう伝えるのがいいんでしょう?
トイさん
「頑張ってるけど、その言葉がプレッシャーになる」と正直に言ってOK。ほんとにつらいなら、就職留年して一度休むのも普通の選択です。
💡ポイント
親との衝突は「上司との距離調整」の練習。プレッシャーは言葉で距離を取れる。限界なら就職留年も健康的な選択肢。
親との衝突は「上司との距離調整」の練習。プレッシャーは言葉で距離を取れる。限界なら就職留年も健康的な選択肢。
⑧ 落ち続けて限界の人へ
もも
最後に、焦って自分を責めちゃう人へメッセージをお願いします。
トイさん
就活で落ちて落ち込むのは普通です。自分を責めるんじゃなくて「どこを改善したら受かるか」を探す“改善ゲーム”に切り替えてください。
まとめ
- ✔︎ 不安は“応募数”で解消できる ✔︎ ガクチカは1日の短期バイトでも作れる ✔︎ 落ち続けるときは自己流をやめる ✔︎ 行きたい企業よりまず“働ける場所” ✔︎ 親のプレッシャーは距離調整の練習 ✔︎ 自分責めではなく“改善ゲーム”へ切り替える
トイさん
あなたは遅れているわけじゃありません。ただ“打席が足りていないだけ”。今日できる小さな行動を1つだけでいいので積み重ねてみてください。必ず巻き返せます。
