20代のうちに“頭一つ抜ける成果”を出したい。
でも、実際には目の前の仕事に追われてしまい、気づけば日々が過ぎていく…。
そんな不安を抱える人も多いのではないでしょうか。今回は、若くして事業責任者として活躍しつつ、複数の挑戦を同時に走らせてきた 穂積くん に、「成果を出せる人の選択基準」「20代でやるべきこと」「伸びる人の思考法」をまるっと聞きました。
とっきー
自己紹介お願いします。
穂積くん
穂積です。現在は事業責任者をしながら、複数のプロジェクトに携わっています。20代で意識してきた“選択の仕方”や“成果の出し方”について、リアルに話せればと思います!
1. 20代で成果を出す一番大事なことは「選択」
みさ
経歴がバグってますよね…(笑) そんなほずみくんから見て、20代で圧倒的な成果を出すために、一番大事なことってなんだと思いますか?
ほずみ
結論、「選択」だと思います。自分がどのポジションにいるかの選択もそうですし、今日どの仕事をやるかっていう選択もそう。毎日の判断の精度をどれだけ上げられるかが、一番大事かなと。
とっきー
全部ちゃんとやろうとしがちなんですけど…それだとダメなんですか?
ほずみ
全部完璧にやろうとすると、普通にパツっちゃうんですよ。だから「ここは大体でよくて、ここは何としても失敗できない」みたいに、自分の中で優先度を決めて、何に集中するかを選ぶ。選んでないものは、いったん脳みそから消すことを意識しています。
💡ポイント
ほずみさんは「成果=才能」ではなく、「成果=選択と判断の精度」で決まると考えている。何でもかんでも完璧にやろうとすると、キャパオーバーしてパンクする。「どこを死守して、どこは6〜7割でOKにするか」を決めるのが、仕事のスタートライン。選ばないものをちゃんと手放して、選んだものに集中するほど、成果に直結する行動に時間を使えるようになる。
ほずみさんは「成果=才能」ではなく、「成果=選択と判断の精度」で決まると考えている。何でもかんでも完璧にやろうとすると、キャパオーバーしてパンクする。「どこを死守して、どこは6〜7割でOKにするか」を決めるのが、仕事のスタートライン。選ばないものをちゃんと手放して、選んだものに集中するほど、成果に直結する行動に時間を使えるようになる。
2. 優先順位は「緊急度×重要度」と「事象・問題・課題」で整理する
みさ
でも実際、頭の中に「やること」がパンパンで、優先順位つけられない人も多いと思うんですよね。どうやって整理してますか?
ほずみ
自分は「緊急度」と「重要度」の2軸で考えてます。緊急度はどれくらい急ぎか、重要度はどれだけ多くのことに影響するか。緊急度も重要度も高いものからやるっていうイメージです。
とっきー
それって頭の中だけでやってるんですか?図にしたりは?
ほずみ
図にはしてないですけど、「これって緊急度どれくらい?」「重要度どれくらい?」って、頭の中でサッと判定してます。で、もう一個セットで意識してるのが「事象・問題・課題」です。
みさ
さっきも出てきたワードですね。もう一回教えてもらってもいいですか?
ほずみ
仕事してると、情報がグワーって入ってきて、全部が問題に見えるじゃないですか。でも一回落ち着いて、「まず事象は何が起きてる?」って整理すると、意外と2つしかなかったりする。その事象から、本当に共通の“問題”は何なのかを1個見つけて、その問題を解決するためにどんな“課題”を設定すればいいかを考える、っていう順番ですね。
💡ポイント
「緊急度×重要度」でざっくり優先順位をつけると、今やるべき仕事が見えやすくなる。何も考えないと、目の前の情報が全部「問題」に見えてパニック状態になる。一度立ち止まって「事象(起きている事実)」「問題(本当に困っていること)」「課題(どう解決するか)」に分解すると、やることが一気にシンプルになる。紙に書き出して、「これは事象?問題?課題?」と分けてみるのも、最初のトレーニングとしておすすめ。
「緊急度×重要度」でざっくり優先順位をつけると、今やるべき仕事が見えやすくなる。何も考えないと、目の前の情報が全部「問題」に見えてパニック状態になる。一度立ち止まって「事象(起きている事実)」「問題(本当に困っていること)」「課題(どう解決するか)」に分解すると、やることが一気にシンプルになる。紙に書き出して、「これは事象?問題?課題?」と分けてみるのも、最初のトレーニングとしておすすめ。
3. 時間の使い方:断る権利は自分にある&思考の時間も予定に入れる
とっきー
時間の使い方も聞きたいです。頼まれた仕事、全部受けちゃうタイプなんですよね…
ほずみ
時間の使い方って、「選ぶ権利は自分にある」って思えるかが大事だと思ってて。断れないのが大きな問題なんですよね。
みさ
とはいえ、上司に「この仕事お願い」って言われたら断りづらいです…
ほずみ
ただ「やりたくない」と思うってことは、どこかで「自分の目的とズレてる」「自分がやるの最適じゃない」みたいな違和感があるはずなんですよ。その違和感をちゃんと伝えて、「こういう目的があるから、今はこっちを優先したいです」って提案するのも一つかなと。
とっきー
ほずみくん、スケジュール管理はどうしてます?
ほずみ
Googleカレンダーを使ってて、「タスク」だけじゃなく「思考しなきゃいけないこと」も全部入れてます。何か思いついたらその場で予定に入れる。思考の時間も立派な予定です。
みさ
思考する時間まで予定に入れるんですね?
ほずみ
入れます。そうすると、「自分の一日って、どれくらいでキャパが埋まるか」が見えてくるし、抜け漏れもなくなる。「考えるべきなのに考えないまま締め切り」が減りますね。
💡ポイント
「自分の時間をどう使うか」は、自分の権利。断れないと、いつまでも他人の予定で一日が埋まる。「やりたくない」の裏には、「目的とつながってない」「自分じゃなくてもいい」などの理由がある。その違和感を言語化して伝えるのが大事。タスクだけでなく、「考える時間」もスケジュールに入れることで、仕事の質が上がる。カレンダーがパンパンにならないように、「断る」「任せる」をセットで意識すると、朝起きたときの「今日つら…」が減っていく。
「自分の時間をどう使うか」は、自分の権利。断れないと、いつまでも他人の予定で一日が埋まる。「やりたくない」の裏には、「目的とつながってない」「自分じゃなくてもいい」などの理由がある。その違和感を言語化して伝えるのが大事。タスクだけでなく、「考える時間」もスケジュールに入れることで、仕事の質が上がる。カレンダーがパンパンにならないように、「断る」「任せる」をセットで意識すると、朝起きたときの「今日つら…」が減っていく。
4. 話し方・聞き方:たくさん話さない、質問を減らす
みさ
ほずみくんって、話し方がすごく落ち着いてて、言葉が洗練されてる感じがするんですよね。意識してることってあります?
ほずみ
たぶん一番意識してるのは「伝わるかどうか」です。自分が話すことと、相手に伝わることって全然違うじゃないですか。だから、はっきり話すとか、少しゆっくり話すとかは自然とくっついてきました。
とっきー
コミュニケーションで大事にしてることは?
ほずみ
「たくさん話さない」「たくさん聞かない」かもしれないです。相手もいろいろ考えてるので、全部自分が話す必要はない。むしろ、どの質問をするとこの場の目的を達成できるか、考えながら話します。
みさ
質問の数が多い方がいいのかなって思ってました…
ほずみ
どれだけ少ない質問で目的を達成できるか、は結構意識してますね。あと、「結局問題何?」って直接聞くと、相手はあまりいい気持ちにならないじゃないですか。自分の中で「事象・問題・課題」を整理しながら、相手の話を聞きつつ、ゴールに近づけていくイメージです。
💡ポイント
「話した量」ではなく「伝わったかどうか」がコミュニケーションのゴール。たくさん話すよりも、「この場の目的を達成するために、どの質問が必要か」を考える。質問は多ければいいわけではなく、少ない質問で本質に近づける人ほど、信頼されやすい。直接「結論何?」と詰めるのではなく、自分の頭で「事象・問題・課題」を整理しながら会話をリードすると、相手も話しやすくなる。
「話した量」ではなく「伝わったかどうか」がコミュニケーションのゴール。たくさん話すよりも、「この場の目的を達成するために、どの質問が必要か」を考える。質問は多ければいいわけではなく、少ない質問で本質に近づける人ほど、信頼されやすい。直接「結論何?」と詰めるのではなく、自分の頭で「事象・問題・課題」を整理しながら会話をリードすると、相手も話しやすくなる。
5. メンタルの整え方:「話す(放す)」と「何も考えない時間」
とっきー
仕事してると、メンタルがしんどくなる瞬間もあると思うんですけど、どう整えてますか?
ほずみ
「話すは放す」って言葉があると思ってて。自分の中のモヤモヤは、とにかく誰かに話して、体内にいる時間を減らすようにしてます。
みさ
愚痴っぽくなっちゃうのはアリですか?
ほずみ
全然アリだと思います。それで健康でいられるなら、めちゃくちゃ大事。もちろん信頼できる人とですけど。話してると整理されてきて、「あ、意外と大したことじゃなかったな」ってなることも多いですし。
とっきー
繊細な人だと、会議の空気とか、人の表情とか、全部気になっちゃう人も多いと思うんですよね。
ほずみ
その場合は、その人自身を変えるより「環境の作り方」が大事かなと思ってて。例えばうちだと、ミーティングの最初に全員が「今の感情」を一言ずつ出してから本題に入ったりします。「さっきの失敗がまだ引きずってて」でも「今日めっちゃ眠いです」でもなんでもいい。
みさ
それおもしろい…!
ほずみ
そうすると、「この人、なんか怖い」みたいな“知らない怖さ”が減るんですよね。みんなの状態が分かるだけで、繊細な人も少し楽になる。
💡ポイント
モヤモヤは「話す=放す」ことで、自分の中に溜め込まないようにする。愚痴っぽくなっても、「外に出すこと」がまずはメンタルケアの一歩。繊細さそのものを変えるのは難しいので、「状態を共有する」など、環境側の工夫が重要。ミーティング前に「今の感情」をお互いにシェアすると、謎の不安や思い込みが減って、働きやすくなる。
モヤモヤは「話す=放す」ことで、自分の中に溜め込まないようにする。愚痴っぽくなっても、「外に出すこと」がまずはメンタルケアの一歩。繊細さそのものを変えるのは難しいので、「状態を共有する」など、環境側の工夫が重要。ミーティング前に「今の感情」をお互いにシェアすると、謎の不安や思い込みが減って、働きやすくなる。
6. 目標設定と「今日のメモと明日の仮説」
みさ
最後に、目標設定と計画の立て方も教えてほしいです。めちゃくちゃ苦手で…。
ほずみ
自分がまずやるのは「相場を知る」ことですね。例えば新しい営業チームに入ったら、その会社で中央値の人はどれくらい、トップはどれくらい、苦しんでる人はどれくらいか、みたいな。これだけでもだいぶ目標の“現実的なライン”が見えてきます。
とっきー
キャリアの目標とか、もっと大きい話だとどうですか?
ほずみ
そのときは、「本音でそれやりたいかどうか」をちゃんと見るようにしてます。相場観と、自分の意思。この掛け算で目標を決めるイメージですね。
みさ
目標が決まった後、計画を立てるのがまた難しい…
ほずみ
目標を構成する要素に分解して、「どの数字(スイッチ)を押すと一番近づくか?」を探します。そこを伸ばすことに期間を決めて集中する感じです。
とっきー
毎日、先のことを考える習慣ってありますか?
ほずみ
あります。「今日のメモと明日の仮説」って呼んでて。昨日の一番の学びは何だったか=今日のメモ。じゃあそれを踏まえて、明日以降どう動くか=明日の仮説。これを朝の通勤時間に考えるようにしてます。
💡ポイント
目標設定はまず「相場を知る」ことから。周りのレベル感が分かると、無茶でもぬるくもないラインを決めやすい。そのうえで、「自分はそれを本音でやりたいのか?」を確認する。相場×本音で、納得感のある目標になる。計画は、「全部頑張る」ではなく、「どの数字(スイッチ)を上げれば一番影響が大きいか」を決めるところから。毎朝「今日のメモと明日の仮説」を考えることで、ただタスクをこなすだけの日々から、「検証しながら進む日々」に変わっていく。
目標設定はまず「相場を知る」ことから。周りのレベル感が分かると、無茶でもぬるくもないラインを決めやすい。そのうえで、「自分はそれを本音でやりたいのか?」を確認する。相場×本音で、納得感のある目標になる。計画は、「全部頑張る」ではなく、「どの数字(スイッチ)を上げれば一番影響が大きいか」を決めるところから。毎朝「今日のメモと明日の仮説」を考えることで、ただタスクをこなすだけの日々から、「検証しながら進む日々」に変わっていく。
まとめ
✓成果を決めるのは「才能」よりも、「何を選び、何を手放すか」という“選択の精度”。
✓「緊急度×重要度」と「事象・問題・課題」で整理すると、やるべき仕事がシンプルになる。
✓時間の使い方は自分の権利。断る・任せる・思考時間を入れる、の3つを意識する。
✓話し方は「伝わるかどうか」が全て。質問を減らして、本質に近づくコミュニケーションを。
✓毎朝「今日のメモと明日の仮説」を考えて、明日に続く仕事をする。
✓成果を決めるのは「才能」よりも、「何を選び、何を手放すか」という“選択の精度”。
✓「緊急度×重要度」と「事象・問題・課題」で整理すると、やるべき仕事がシンプルになる。
✓時間の使い方は自分の権利。断る・任せる・思考時間を入れる、の3つを意識する。
✓話し方は「伝わるかどうか」が全て。質問を減らして、本質に近づくコミュニケーションを。
✓毎朝「今日のメモと明日の仮説」を考えて、明日に続く仕事をする。
ほずみ
「今の自分」で満足せずに、「もっと自分できるな」と思いながら働いてみてください。その前向きな前提があるだけで、選び方も、時間の使い方も、目標の立て方も、少しずつ“成果が出るやり方”に変わっていきます。
