就活って、どうしても“周りの評価”が気になりませんか?「大手に行った方が安心」「名前が強ければ得する」――そんな言葉を聞くたびに、本当にそれで幸せになれるの?とモヤモヤしてしまう人は多いはずです。
今回は、学年ビリから慶應へ合格し、アメリカ留学を経て起業した“ビリギャル本人”小林さやかさんに、幸せになれるキャリア選びについて根掘り葉掘り聞いてみました。
1. 肩書きは「もらう」ものではなく「作る」もの
就活をしていると、「誰もが知る大手の内定」という肩書きが欲しくなるかもしれません。しかし、小林さんは「会社名=肩書きではない」と語ります。
大きな会社に入っても、何者にもならなければ社会的信頼は得られず、逆にベンチャー企業であっても、初期メンバーとして会社を大きく成長させれば、それは圧倒的な価値を持つ肩書きになります。 「なんとなく大手の方が安心」という理由だけで入社すると、やりたいことが見つからずに鬱になってしまったり、早期離職に繋がったりする危険性があります。
2. 仕事で目指すべきは「達成感」による幸せ
小林さんは、幸せには大きく分けて2つの種類があると言います。
ヘドニック・ウェルビーイング: 欲しかったプレゼントを貰うなど、一時的なポジティブ感情。しかし、これには必ず「飽き」が来ます。
ユーダイモニック・ウェルビーイング: 自分の能力を使って目標を達成したり、自己実現・自己成長を感じたりする時に得られる深い喜びです。
「大手に入れば幸せになれる」というのは前者の幻想であり、長続きしません。仕事において本当に重要なのは、後者の「達成感や成長による幸せ」を得られる環境を選ぶことです。
3. 「好きなこと」より「得意なこと」を仕事にする
自分が達成感を得られる環境を見つけるには、過去の成功体験を徹底的に棚卸しし、「あの時、なぜあんなに嬉しかったのか」「自分は何を評価されたのか」と言語化して解像度を上げることが不可欠です。
さらに小林さんは、「好きなこと」よりも「得意なこと」を軸にするべきだとアドバイスします。自分が無意識にできてしまうことや、人からよく褒められることを活かせる環境の方が、成果が出やすく「ユーダイモニック・ウェルビーイング(達成感)」を圧倒的に得やすいからです。
4. 面接官を納得させる「究極の志望動機」
この自己分析を極めれば、面接の通過率は格段に上がります。 「自分の過去の経験から、私はこういう時に幸せや達成感を感じる」「自分の強みはこれで、御社ならそれを活かしてやりたいことができる。だから御社しかない」と論理的に自分の人生と企業をリンクさせて熱意を伝えることができれば、面接官も深く納得します。
【要点まとめ】
②「達成感」を軸にする: 一時的な喜びや安心感ではなく、自分の能力を発揮して何かを成し遂げる幸せ(ユーダイモニック・ウェルビーイング)を仕事に求めましょう。
③過去を棚卸しし「得意なこと」を見つける: 自分が何に喜びを感じたのか解像度を上げ、「好きなこと」よりも「得意なこと(苦労せずにできること)」を仕事の軸に設定します。
④自分の幸せと企業をリンクさせる: 根本的な自己分析で見つけた「自分の幸せの源泉」と、企業の環境がマッチしていることを伝えれば、説得力のある志望動機になります。
企業探しを始める前に、まずは自分自身の過去としっかり向き合い、「自分は何をしている時が一番幸せなのか」の解像度を高めるところから始めてみてください!
