就活の軸を聞かれて、「人・成長・ワークライフバランス」と答えた瞬間、「それ本気で言ってる?」と思われていないか不安になること、ありませんか。やりたいことが見えない中でどう動くか、最初の会社をどう選ぶか──関西大3年のりなが、あきおさんにぶつけた“リアルすぎる相談”をもとに整理していきます。
自己紹介
しゅん
自己紹介をお願いします!
りな
関西大学3年生の西尾りなです。
あきおさん
株式会社GOAL B代表の中川あきおです。YouTubeでは「AKIO BLOG」という名前で発信しています。
トピック①:「やりたいことが分からない」就活、どうしたらいい?
しゅん
じゃあまず、りなから今の悩みをお願いします。
りな
やりたいことが分からなくて、就活をどう進めていけばいいか分からないのが悩みです。一応、「一つの会社でいろんな経験ができるところ」「あまり残業が多くないホワイト」「人が良い会社」がいいな、とは思ってるんですけど…。
しゅん
あきおさん、この悩みどう見ます?
あきおさん
まず前提として、大学3年で“本当にやりたいこと”が分かってないのは普通です。死ぬほどいろんな体験をして、あふれるほどやってみて、ようやく「これやりたい」が出てくるものだから。そのために“体験の量を最大化する”のが唯一の正解だと、僕は思っています。
💡ポイント
やりたいことが分からないのは“自分だけ”じゃなくて“みんな”。いきなり答えを出そうとするより、「体験の量を最大化する」前提で就活を考えるとラクになる。
やりたいことが分からないのは“自分だけ”じゃなくて“みんな”。いきなり答えを出そうとするより、「体験の量を最大化する」前提で就活を考えるとラクになる。
トピック②:軸は「一番年収が高い会社に行く」ただ1つでいい
しゅん
とはいえ就活では「どの会社に行くか」を決めなきゃいけない。そこはどう考えたらいいですか?
あきおさん
就職の軸は一個でいいです。「新卒で行ける中で、一番年収が高い会社に行く」。これだけでいいと思っています。
りな
年収…ですか?
あきおさん
そう。新卒でどれだけ高い年収レンジに乗れるかは、その後のキャリアにずっと効いてきます。それに、ホワイトで人間関係も良くて、気持ちよく働ける環境って、結局自分のスキルや市場価値が高くないと獲得しづらい。
あきおさん
最初から“ぬるく・ゆるく”行こうとすると、その“ぬるいゾーン”から抜けられずに、ずっと微妙な感じになるリスクが高いんです。
💡ポイント
「ホワイトで人が良い会社に行きたい」なら、その前提として自分の市場価値を高める必要がある。そのために「最初は年収の高いところ=価値提供の大きい環境」を狙う、という発想。
「ホワイトで人が良い会社に行きたい」なら、その前提として自分の市場価値を高める必要がある。そのために「最初は年収の高いところ=価値提供の大きい環境」を狙う、という発想。
トピック③:まず3年、死ぬほど働く。
りな
でも正直、ワークライフバランス良いところで働きたい気持ちもあって…。
あきおさん
そこは“中長期”で考えたほうがいい。80年弱の人生で、最初から最後までずっと“ゆるく低空飛行”で行くのか、一回ガッとレベルを上げて、そのあと自由自在に働ける状態を作るのか。
しゅん
最初の3年くらいは、がっつり働いたほうが良い?
あきおさん
僕はそう思っています。「死ぬほど働く」「25時間366日働き続ける」くらいの気持ちで、最初の3年は全振りしていい。そこで実力と市場価値をガッと上げてしまえば、その後の選択肢(働き方も、人も、場所も)は一気に広がる。
あきおさん
最初から「ウェルビーイング」「ワークライフバランス」と言っていると、クソみたいなキャリアになりやすい(笑)。
りな
そんな考え方、したことなかったです…。
💡ポイント
“ラクに働く”ことをゴールにするなら、最初の数年はむしろ全力投資の期間。短期のしんどさを耐えられないと、長期的にずっとしんどい働き方から抜けづらくなる。
“ラクに働く”ことをゴールにするなら、最初の数年はむしろ全力投資の期間。短期のしんどさを耐えられないと、長期的にずっとしんどい働き方から抜けづらくなる。
トピック④:年収が高い会社=価値提供が大きい会社
りな
年収の高い会社に行けば本当に“強くなれる”んですか?
あきおさん
お金は“提供した価値の対価”だから、年収が高い=世の中に提供している価値が相対的に大きい、というのが基本構造です。当然そういう環境には、「強い人」も多く集まってくる。
あきおさん
強い人と一緒に働けば、自分も強くなる。だから、「年収が高い会社は、レベルが上がりやすい環境」と考えて大きくズレてないと思います。
💡ポイント
年収の高さは、「その組織がどれだけ価値を出せているか」「そこで働く人たちがどれだけ鍛えられているか」の、おおざっぱな指標になる。
年収の高さは、「その組織がどれだけ価値を出せているか」「そこで働く人たちがどれだけ鍛えられているか」の、おおざっぱな指標になる。
トピック⑤:メガベンチャーは“思考停止で選ぶなら”かなりアリ
しゅん
レベルを上げやすい業界や会社って、具体的にどの辺だと思いますか?
あきおさん
分かりやすいのは「IT系メガベンチャー」ですね。20代でそこそこの裁量権を持てて、年収も高めで、売上規模が数千億クラスの会社。そういう会社は「伸びている市場×鍛えられる環境」にいることが多い。
あきおさん
思考停止で選ぶなら、「メガベンチャーを全部エントリーする」は結構イイ戦略だと思います。
りな
メガベンチャー、見てみようと思います。
あきおさん
迷ったら、“調べる前にエントリー”。僕のマイルールは「迷ったら全部やる」です。
あきおさん
例えば、メガベンチャー全部エントリーして、エントリーしたから情報も集めざるを得ない。自分から“やらざるを得ない状態”を先に作ると、動きが早くなります。
💡ポイント
「考えすぎて動けない」状態より、「とりあえずエントリーしてから考える」方が、就活初期は前に進みやすい。メガベンチャー一括エントリーは、“思考停止戦略”として意外と合理的。
「考えすぎて動けない」状態より、「とりあえずエントリーしてから考える」方が、就活初期は前に進みやすい。メガベンチャー一括エントリーは、“思考停止戦略”として意外と合理的。
トピック⑥:ロールモデルを決めて「その人の言うこと全部やる」戦略
りな
私、人に言われたことを全部「いいですね」って受け入れちゃうイエスマンで…。そこが不安で。
あきおさん
それ、強みでもあるよ。僕がおすすめするのは、「自分にとってのロールモデルを一人決めて、その人の言うことを全部やる」戦略。変な人を選ぶと地獄ですが(笑)
あきおさん
ちゃんと尊敬できる人を1人見つけて、その人の意思決定を真似する。
りな
今は、そういうロールモデルがいない状態です…。どうやって見つけたらいいですか?
あきおさん
就活期なら、X(Twitter)やYouTubeなどで「この人すごいな」「この人の生き方好きだな」という人を片っ端からフォローするところからかな。良さそうな人を見つけたら、その人が影響を受けている人もたどる。
あきおさん
良い人が良いと言っている人は、だいたい良い(笑)。インプットの量を増やしていけば、その中から“この人!”が浮かんできます。
💡ポイント
イエスマン体質は、ロールモデルを間違えなければ最強の伸び方もできる。「誰の言うことを全部信じるか」を決めることが、意思決定のショートカットになる。
イエスマン体質は、ロールモデルを間違えなければ最強の伸び方もできる。「誰の言うことを全部信じるか」を決めることが、意思決定のショートカットになる。
トピック⑦:「迷ったらやる」をマイルールに
あきおさん
僕が学生時代に決めていたマイルールは、「迷ったら全部やる」です。インターンも、OB訪問も、業界研究も、「やったほうがいいかな」と少しでも思ったら、とりあえずやる。
しゅん
調べてからじゃなくて、「エントリー→調べる」の順番なんですね。
あきおさん
そうです。ちゃんと動いている人の話を聞いて、「この人いいな」と思えたら、その人が勧めたことは一旦全部やってみる。情報収集だけして動かないより、その方が圧倒的に前に進みます。
りな
今まで、「分からない」と言いながら何も行動していなかったなと気づきました…。とりあえずメガベンチャーにエントリーしようと思います。
💡ポイント
「迷ったらやらない」のクセがある人ほど、「迷ったらやる」をルールにすると、一気に景色が変わる。完璧な理由がなくても、“やりながら考える”のが就活期の正解に近い。
「迷ったらやらない」のクセがある人ほど、「迷ったらやる」をルールにすると、一気に景色が変わる。完璧な理由がなくても、“やりながら考える”のが就活期の正解に近い。
まとめ
✔️「やりたいことが分からない」は普通であり、その状態でできる唯一の正解は“体験の量を最大化すること”。
✔️就職の軸をシンプルにするなら、「新卒で行ける中で一番年収が高い会社に行く」という考え方は、成長と自由度の両面で合理的。
✔️最初の3年は「死ぬほど働く」くらいの覚悟でレベルを上げておくと、その後のワークライフバランスや働く人の良さを自分で選びやすくなる。
✔️メガベンチャーなど「レベルが上がりやすい環境」にまず飛び込むことは、思考停止戦略としてもアリ。迷ったらエントリー→情報収集でもOK。
✔️ロールモデルを一人決めて、「その人が言うことを全部やる」戦略は、イエスマン気質の人ほど相性が良い。
あきおさん
やりたいことが分からないなら、まずは“強くなれる場所”に飛び込んでみるのも一つの選択肢です。完璧な答えを探す前に、「迷ったらやる」の一歩から動いてみてください。
