社会人の飲み会って、正直ちょっと怖くないですか?
「何話せばいいの?」「どこまで気をつかえばいいの?」「二次会って行かなきゃダメ?」みたいなモヤモヤ、かなり多いはずです。
今回は、新卒で大手に入社した社会人3人(総合商社・ファッション企業・事業会社マーケ)が
「就活では教えてくれない、社会人飲み会のリアル」と「若手の立ち回り方」をぶっちゃけトークしてくれました。
この記事では、その対談を“会話+解説”でまとめているので、これから飲み会デビューする人は、シミュレーションだと思って読んでみてください。
とっきー
自己紹介お願いします!
佑馬さん
川﨑佑馬と申します。新卒で三井物産に入社して、財務分析の仕事をしていました。その間に家を買った経験をもとに、今は「賢い家の買い方」を解説するメディアを運営しています。よろしくお願いします。
岡崎さん
岡崎美玖です。新卒でファーストリテイリングに入社して、営業候補・PRを担当していました。今は独立して、MCのお仕事や、ラーメン関連のお仕事などをしています。よろしくお願いします。
星さん
星翔です。社会人2年目で、事業会社のマーケティング職として働いていました。最近友人と共同創業して、エスニック料理を紹介するメディアをやっています。よろしくお願いします。
トピック①:社会人飲み会って、そもそもどんな雰囲気?
とっきー
1年目の飲み会って、どれくらいあったんですか?
佑馬さん
僕は配属直後は室の飲み会があったり、同期の飲み会もあったりで、1年目は結構多かったですね。部署の飲み会だと、上は50代の方もいるし、下は20代前半もいて、年齢層はかなり幅広かったです。
とっきー
商社の飲み会って、もっとゴリゴリなイメージでした。
佑馬さん
僕はコーポレート部門だったので、世間がイメージする“ザ・商社飲み”とはちょっと違いましたね。でも、部長とかが来る飲み会は、ちゃんと事前に打ち合わせしました。
岡崎さん
私のときは、メーカー寄りの事業部だったので、そんなゴリゴリな感じは全くなかったです。店舗のときは店長が「ここにしよー」とお店を全部決めてくれて、ワイワイ飲む感じ。本社に行ってからは、マーケのメンバー8人くらいで、会社近くでカジュアルに飲むっていう雰囲気でしたね。
星さん
僕のところは、同期との飲み会はあるけど、部署全体の飲み会は年に2回あるかないかくらいでした。代理店さんも来ることはあるけど、めちゃくちゃポップで、あんまり気を使う感じでもないですね。
💡ポイント
「社会人の飲み会」といっても、会社や部署によって雰囲気はバラバラ。総合商社でも、コーポレート部門は“ガチガチの飲み”というより「年齢層広めのまったり飲み」なケースも。メーカー・小売・マーケ系の部署は、少人数でカジュアルなお店に行くパターンも多い。「全部怖い」「全部体育会系」みたいなイメージを持ちすぎなくて大丈夫。まずは「会社ごと・部署ごとに文化が違うんだ」と知っておくと、少し気持ちが楽になります。
「社会人の飲み会」といっても、会社や部署によって雰囲気はバラバラ。総合商社でも、コーポレート部門は“ガチガチの飲み”というより「年齢層広めのまったり飲み」なケースも。メーカー・小売・マーケ系の部署は、少人数でカジュアルなお店に行くパターンも多い。「全部怖い」「全部体育会系」みたいなイメージを持ちすぎなくて大丈夫。まずは「会社ごと・部署ごとに文化が違うんだ」と知っておくと、少し気持ちが楽になります。
トピック②:実は“飲み会は始まる前から勝負”って本当?
とっきー
さっき、商社は飲み会の前に打ち合わせがあるって言ってましたけど、どんなことするんですか?
佑馬さん
飲み会は、始まる前から勝負が始まってるんですよ。まず、何時に会社を出ればいいか逆算して、スタート時間を決めて、お店を押さえて。偉い方が来るなら、座敷じゃなくてテーブル席にするとか、席配置も考えます。
とっきー
そこまでやるんですか…!
佑馬さん
若手は、段取り担当みたいなポジションですね。タクシーの手配とか、二次会の会場を事前に押さえておいて、遅れそうなら店に電話するとか。会が最後まで円滑に進むように動くのが大事かなと思ってました。
星さん
僕の会社にも、会食用のお店リストみたいなのはありますね。単価これくらいで、個室あり・なし、みたいな。
岡崎さん
私の周りでも、気遣いできる後輩はめちゃくちゃ評価高いです。前職の後輩と飲んだとき、気づいたらタクシー前に着いてて、決済まで終わってて、行き先もちゃんと指定されてて。「え、神?」って思いました(笑)。
💡ポイント
「若手の仕事=場の段取り」という会社も多い。店選び・時間決め・タクシー手配など、“飲み会の裏方”は立派な評価対象。お店リストを共有している会社もあり、「このあたりで個室・この予算」といった条件で選べると強い。タクシー手配や二次会の連絡など、「言われる前に動いておく」と“信頼できる後輩”という印象に。完璧じゃなくていいけど、「どうしたらみんながスムーズに楽しめるか」を考える姿勢そのものが評価されやすい。
「若手の仕事=場の段取り」という会社も多い。店選び・時間決め・タクシー手配など、“飲み会の裏方”は立派な評価対象。お店リストを共有している会社もあり、「このあたりで個室・この予算」といった条件で選べると強い。タクシー手配や二次会の連絡など、「言われる前に動いておく」と“信頼できる後輩”という印象に。完璧じゃなくていいけど、「どうしたらみんながスムーズに楽しめるか」を考える姿勢そのものが評価されやすい。
トピック③:若手の立ち回り:気遣い・NG行動・盛り上げ方
とっきー
新卒が「これは避けた方がいい」って行動ってありますか?
佑馬さん
飲み物が明らかになくなってるのに放置とかは、もったいないですね。グラスが空きそうだったら「次、何飲まれますか?」って一言聞けると、印象はかなり違うと思います。
岡崎さん
取り分けとかも「いいよいいよ」と言われるかもしれないけど、やってマイナスにはならないですよね。怖いのは、場を盛り上げようとして、ちょっとやりすぎちゃうパターン。
星さん
ありますね。空気がちょっと冷めてるタイミングで、無理にぶっこむと逆にスベる…みたいな。同じ同期としても「頑張らなくていいのに…」って思うときはありました。
佑馬さん
僕は、まず最初は静かに様子見するタイプです。誰が主役の会なのかを見極めて、歓迎会ならある程度自己開示するし、送別会だったら自分は脇役に回るし。
星さん
わかります。最初からフルスロットルじゃなくて、「ちょっとずつジャブ打つ」くらいがちょうどいいですよね。この人あんまり喋れてないなと思ったら、その人に話を振るとか。
とっきー
お酒の量ってどうしてました?「飲まなきゃ失礼かな…」って不安な人も多い気がします。
岡崎さん
私は全然飲めないタイプなんですけど、今の時代、本当に無理しなくていいと思います。むしろ潰れて迷惑かける方が絶対アウト。
佑馬さん
飲まれるのは完全にNGですね。酔って失言したり、介抱されるレベルまで行くと、評価が普通に下がると思います。
💡ポイント
「飲み物がなくなっているのにそのまま」は地味にマイナス。気づいたタイミングで一声かけるのが吉。場を盛り上げようとして空気を読み間違える“やりすぎ芸人ポジション”はリスク高め。最初は様子見でOK。会の主役(新入社員歓迎会・送別会など)によって、自分の立ち位置を変えるのが大事。お酒は“飲まれる”のが一番危険。今は「無理に飲め」文化は本当に減っているので、飲めない人は素直に伝えて大丈夫。「楽しそうに、でも無理しすぎず」が一番好印象になります。
「飲み物がなくなっているのにそのまま」は地味にマイナス。気づいたタイミングで一声かけるのが吉。場を盛り上げようとして空気を読み間違える“やりすぎ芸人ポジション”はリスク高め。最初は様子見でOK。会の主役(新入社員歓迎会・送別会など)によって、自分の立ち位置を変えるのが大事。お酒は“飲まれる”のが一番危険。今は「無理に飲め」文化は本当に減っているので、飲めない人は素直に伝えて大丈夫。「楽しそうに、でも無理しすぎず」が一番好印象になります。
トピック④:「何を話せばいいか分からない…」問題の攻略法
とっきー
初めての飲み会で「何話せばいいんだろう…」ってなる人、多いと思うんですよね。
佑馬さん
上司との飲み会をイメージするなら、自己開示が大事かなと思ってます。普段話せてないけど、自分はこういう仕事が好きとか、将来こういうことやりたいとか。
岡崎さん
私は、出身地トークをかなり使ってました。「どこ出身なんですか?」って聞くと、意外とそこから旅行の話とか地元ネタで一気に距離縮まることが多くて。
星さん
大学トークも結構盛り上がりますよね。「どんなサークルだったんですか?」とか。
岡崎さん
そうそう。アイスブレイクがうまくいくかどうかで、そのあとの流れがかなり変わるなって思ってて。だから、最初の数分はわりと頑張って話題振りに行きます。
とっきー
先輩が過去の武勇伝とか、めちゃ長く語り出したときはどうしてました?
佑馬さん
もう、聞くしかないです(笑)。でも、昔のやばいエピソードって普通に面白いことも多いので、「何か学び拾えないかな」とか思いながら聞いてましたね。
岡崎さん
ですよねー、って相づちを打ちながら、満足いただくまで話してもらう、くらいのスタンスです(笑)。
💡ポイント
「仕事の話8~9割じゃないとダメ」みたいなイメージは不要。出身地・大学・趣味・旅行など、仕事以外のフックから攻めてOK。自己開示のコツは「全部さらけ出す」ではなく、「仕事観」や「やりたいこと」など、“ちょっと踏み込んだ話”を1つ2つ出すこと。上司の武勇伝は、無理にオチをつけなくてOK。相づち+適度なリアクションで、気持ちよく話してもらえば十分。「この話から何学べるかな?」と思いながら聞くと、自分の中でも意味のある時間になりやすいです。
「仕事の話8~9割じゃないとダメ」みたいなイメージは不要。出身地・大学・趣味・旅行など、仕事以外のフックから攻めてOK。自己開示のコツは「全部さらけ出す」ではなく、「仕事観」や「やりたいこと」など、“ちょっと踏み込んだ話”を1つ2つ出すこと。上司の武勇伝は、無理にオチをつけなくてOK。相づち+適度なリアクションで、気持ちよく話してもらえば十分。「この話から何学べるかな?」と思いながら聞くと、自分の中でも意味のある時間になりやすいです。
トピック⑤:二次会に誘われたら…行く?行かない?
とっきー
ラスト、気になる人多いと思うんですけど…二次会に誘われたら行きます?行きません?
佑馬さん
僕は誘われた飲み会は最後まで行くスタンスでした。関係値も深まるし、そこでしか聞けない話もあるので。
星さん
僕も楽しかったら、自分から「二次会行きます?」って言っちゃうタイプです。下っ端が言う分には、むしろ可愛がられることも多いので。
岡崎さん
私はどっちかというと、無理しては行かないタイプかも。無理して付き合って、つまらなそうな顔するくらいなら、一次会でさっぱり帰った方がいいなって思っちゃうんですよね。
とっきー
一人だけ帰るのって、言い出しづらくないですか?
岡崎さん
一緒に帰る人を探します(笑)。誰もいなかったら、「最初の30分だけ行って帰る」とかもありますね。
佑馬さん
会社によって「帰りやすさ」はかなり違いますね。今は「二次会行かないから評価下がる」みたいなのは、昔よりかなり減ってる気がします。
星さん
一番無難なのは、終電で帰ることですけどね。朝まで飲んで翌日後悔するの、何回かやりました(笑)。
💡ポイント
二次会は「絶対参加」ではない時代。会社・部署・会食かどうかによって温度感は違う。社内のフラットな飲みなら、「行きたいなら行く・しんどかったら帰る」でOKなケースがほとんど。取引先との会食など“接待側”のときは、基本的には行く前提で考えた方が安全。一人で帰りにくいときは、「一緒に帰る人を見つける」「最初だけ顔出して帰る」など、折衷案もあり。大事なのは「自分の体力・翌日の仕事」とのバランス。無理して好感度を上げに行く必要はありません。
二次会は「絶対参加」ではない時代。会社・部署・会食かどうかによって温度感は違う。社内のフラットな飲みなら、「行きたいなら行く・しんどかったら帰る」でOKなケースがほとんど。取引先との会食など“接待側”のときは、基本的には行く前提で考えた方が安全。一人で帰りにくいときは、「一緒に帰る人を見つける」「最初だけ顔出して帰る」など、折衷案もあり。大事なのは「自分の体力・翌日の仕事」とのバランス。無理して好感度を上げに行く必要はありません。
まとめ
✓飲み会の雰囲気は会社・部署ごとに全然違う。「全部怖い」と思い込まなくていい
✓若手は“段取り担当”になることも多い。店選び・タクシー手配などの気遣いがシンプルに評価される
✓盛り上げすぎてスベるより、「最初は様子見+ちょっとずつジャブ」で空気を読むのが安全
✓お酒は無理に飲まなくてOK。「飲まれる」のが一番アウト
✓二次会は“義務”ではなく“選択肢”。自分の体力と翌日の仕事を優先しても大丈夫
✓飲み会の雰囲気は会社・部署ごとに全然違う。「全部怖い」と思い込まなくていい
✓若手は“段取り担当”になることも多い。店選び・タクシー手配などの気遣いがシンプルに評価される
✓盛り上げすぎてスベるより、「最初は様子見+ちょっとずつジャブ」で空気を読むのが安全
✓お酒は無理に飲まなくてOK。「飲まれる」のが一番アウト
✓二次会は“義務”ではなく“選択肢”。自分の体力と翌日の仕事を優先しても大丈夫
佑馬さん
社会人の飲み会は、「修行の場」というより、仕事をしやすくするための“コミュニケーションの延長戦”みたいなものです。完璧に振る舞おうとしなくて大丈夫。「ちょっと気をつかってみようかな」くらいのスタンスで、一個ずつできることを増やしていけば、それだけで十分“できる新卒”に見えるので、肩の力を抜いて挑んでみてください。
