就活で「コンサル・広告・商社・IT」ってよく聞くけど、正直それぞれ何が違うのか、どんな人が向いてるのか…ぼんやりしてませんか?
今回は、人気業界を経験した4人の先輩が集まって、「業界を選んだ理由」「就活対策」「必要なスキル」「向いてる人のタイプ」まで本音でトーク。「自分に合う業界どこなんだろ…」と迷っている人は、読みながら自分の性格や強みと照らし合わせてみてください。
①なぜその業界を選んだ?4人の“決め手”
こなぎ
今日はコンサル・広告・商社・IT、それぞれの業界出身の先輩に来ていただきました。まずは自己紹介と、「なんでその業界を選んだか」からお聞きしたいです。
ゆかしさん
社会人6年目で、4年目まではコンサルで働いていました。コンサルを選んだ一番の理由は、最後まで業界を選べなかったからなんです。いろんな業界の問題解決ができたら楽しそうだなと思って。スキルがつきそうっていうのも正直ありました。
セカニチさん
セカニチです。広告代理店に約6年いました。広告を選んだ理由は、めちゃめちゃミーハーだったからです(笑)。「テレビの向こう側の芸能人に会えるかも」と思って広告・メディア業界に興味を持ちました。
佑馬さん
総合商社の三井物産に新卒で入りました。学生時代はウェブサイトの運営をしていて、もっと大きな規模の商売に関わりたいなと思って入りました。
星さん
社会人3年目で、2年間IT企業で働いたあと、今はエスニック料理好きのコミュニティやメディアを運営しています。
星さん
ITを選んだ理由は、いろんなことができる業界だからですね。開発もマーケも興味があって、もともとそういう勉強もしていましたし、市場として伸びていて市場価値もつきやすそうだなと思ってITに行きました。
こなぎ
お話聞いてると、理由かなりバラバラですね。ミーハー心から入った人もいれば、業界絞れなくてコンサルに行った人もいて…。最初から業界を絞ってたわけじゃないんですね。
💡ポイント
4人とも「最初から完璧に志望業界を決めていた」わけではなく、興味や違和感を頼りに選んでいるのがポイント。
4人とも「最初から完璧に志望業界を決めていた」わけではなく、興味や違和感を頼りに選んでいるのがポイント。
② 業界別の就活対策って何が違う?
こなぎ
続いて、業界ならではの就活対策について教えてください。
ゆかしさん
私は戦略コンサルの部門にもいたんですけど、どの会社もケース面接があったのが特徴ですね。普通の面接対策に加えて、ケース面接の本を使いながら、「課題を特定する思考」と「アイデアを発散して評価するプロセス」をひたすら練習しました。
佑馬さん
商社は、実はそんなに特殊な質問はないんですよ。ただ、一貫性をかなり見られるということですね。「なんで総合商社なのか?」「なんでうちの商社なのか?」このあたりの理由がきちんとつながっているかは、すごく聞かれました。僕はいつも、「個人ではできない規模のビジネスがしたいから総合商社です」という軸で話してました。
こなぎ
商社といえばOB訪問の人数…ってイメージがあるんですけど、実際どうでした?
佑馬さん
よく「商社志望はOB訪問25人」みたいな話ありますけど、正直そこまで重要じゃない気がします。僕も、入社した会社のOB訪問はしてなくて、他社で数人会ったくらいです。OB訪問をしてみて、「カルチャーや人の雰囲気が合うか」を知るのはすごく大事だと思います。
セカニチさん
広告は、広告やメディアが本当に好きかどうかがかなり見られます。日頃からテレビをよく観るとか、そのうえで、「どんな広告が好きか」「どんな広告が嫌いか」「自分ならどうするか」このあたりを具体的に話せるかは、ほぼ必須ですね。
こなぎ
確かに広告ですね…。最後にITはいかがですか?
星さん
ITはとにかく業界が広すぎるので、会社ごとの対策になります。ビジネス職でも、「何をするポジションなのか」をちゃんと理解しておく必要があります。「このサービスは実際どう動いているのか」という解像度を上げておくとかなり強いです。
💡ポイント
どの業界も「共通の就活対策+業界ならではの一手」があるので、志望業界ごとの“追加科目”を押さえる感覚が大切。
どの業界も「共通の就活対策+業界ならではの一手」があるので、志望業界ごとの“追加科目”を押さえる感覚が大切。
③ 「このスキルあると強い」業界別スキル比較
こなぎ
次は、「このスキル持ってるとかなり有利!」っていうものがあれば教えてください。
ゆかしさん
2つあります。1つ目は、呼吸するようにロジカルシンキングができること。私はもともとロジカルが得意なタイプではなかったので、正直かなりしんどかったです…。
ゆかしさん
2つ目は、IT系の資格ですね。最近はどの会社も、ITに落とし込む実行案件が増えてきています。ITパスポート → 基本情報技術者 → 応用情報みたいに取っておくと、入社後のアサインにもつながるし、仕事もかなり楽になると思います。
こなぎ
広告はどうですか?スキルというか、鍛えておいた方がいい力とか。
セカニチさん
広告の営業とマーケで分けて話します。営業で一番大事なのは、僕は期待値コントロールだと思っています。最初に現実的な目標設定をして、そこに対してどうだったかを説明できることが大事なんです。
セカニチさん
マーケ側で言うと世界中のうまくいっている事例をインプットし続ける力。日頃から広告事例やマーケ事例を「好きで」追いかけていられるかどうかは、かなり重要ですね。
こなぎ
商社はどうでしょう?「これ持っておくと強いよ」ってスキルありますか?
佑馬さん
技術的なスキルというより、知的好奇心と体力がかなり大事だと思ってます。新しい知識を貪欲に吸収できるかどうか。それに加えて、業務量が多い時期もあるし、出張で海外にバンバン行くこともあるので、その中でも 体調を崩さずにアグレッシブに動ける体力は必須だなと感じました。
こなぎ
ITはどうですか?星さん。
星さん
3つあります。1つ目は、自分でサービスを作ること。ポートフォリオサイトでもアプリでもいいので、「自分で作りました」があると評価めっちゃ上がります。
星さん
2つ目は、さっき出てきた*基本情報技術者みたいなIT資格。IT全体の知識が増えるし、会社によっては取ると報奨金が出るところもあります。
星さん
3つ目は、知的好奇心ですね。IT企業って、「最先端をやっていこうぜ」っていう雰囲気の人が多いので、新しい技術やサービスにワクワクできる人は相性がいいと思います。
💡ポイント
どの業界も、「かっこいいスキル」より地道なインプットやアウトプットを続けてきた人が強い。
④ 業界ごとの「向いてる人・合う性格」
こなぎ
それぞれの業界でどんな人が合うかを教えてください。
ゆかしさん
ロジカルシンキングを呼吸レベルでできる人は、やっぱり向いてます。クライアントワークなのでどんな無茶なお願いでも納期までに仕上げる必要があるんですね。
ゆかしさん
案件も3〜4ヶ月ごとに変わって、業界も会社もメンバーもコロコロ変わるので、人間関係を作れる柔軟性も大事です。
こなぎ
なるほど…。じゃあ広告はどうでしょう?どんな人が合いますか?
セカニチさん
広告はとにかく、エネルギーがある人が合いますし、企業側もそこを求めてます。学生時代に「これにめちゃめちゃ時間と情熱を注ぎました」って言えるものがある人。
セカニチさん
挫折や失敗もあったけど、それを乗り越えてやり切った経験があると、「この人エネルギーあるな」って評価されやすいです。いろいろ浅くやった人よりも、一つのことに振り切っていた人の方が、広告は相性いいと思います。
こなぎ
商社はどうですか?
佑馬さん
一言でいうと、前向きで、知的好奇心があって、体力がある人ですね。仕事もプライベートも全部楽しみに行ける人は、めちゃくちゃ向いてますね。体育会じゃなくても、1日の中でいろんなことをこなしていくのが好きな人には合うと思います。
こなぎ
最後にITはどうでしょう?職種によって違いそうですが。
星さん
ITは職種によってかなりキャラが違うんですよね。営業や広告系なら、元気な人が多かったり。開発だと、家で勉強してるインドアな人も多いし。僕がいたマーケのチームは、静かだけど自分の軸を持ってる人が多かったです。
星さん
だから、「こういう人が向いてる!」と一概には言えないんですけど、共通しているのは、自分の知的好奇心に合わせて、技術やサービスをどんどん試してみるのが好きな人は強いですね。
💡ポイント
「合う/合わない」はスペックではなく、価値観・エネルギーの使い方・日々のスタイルとの相性で決まる部分が大きい。
「合う/合わない」はスペックではなく、価値観・エネルギーの使い方・日々のスタイルとの相性で決まる部分が大きい。
まとめ
✔︎業界選びは「最初から一本」に絞れてなくてもOK。
✔︎各業界ごとに「プラスαの対策」があり、コンサルはケース面接、広告は広告愛、商社は一貫性、ITは自作サービスがキー。
✔︎欲しいスキルは“カッコいい肩書き”より、地道なインプットやアウトプットを続けた経験。
✔︎向き不向きは、性格・体力・好奇心・エネルギーの使い方と「働き方のスタイル」の相性で決まる。
✔︎自己分析と並行して、複数業界を見て「自分の感覚」で合いそうか確かめていくことが大切。
✔︎各業界ごとに「プラスαの対策」があり、コンサルはケース面接、広告は広告愛、商社は一貫性、ITは自作サービスがキー。
✔︎欲しいスキルは“カッコいい肩書き”より、地道なインプットやアウトプットを続けた経験。
✔︎向き不向きは、性格・体力・好奇心・エネルギーの使い方と「働き方のスタイル」の相性で決まる。
✔︎自己分析と並行して、複数業界を見て「自分の感覚」で合いそうか確かめていくことが大切。
ゆかしさん
「どの業界も無理かも…」と感じたら、それは“向いてない”サインじゃなくて、まだ知らないだけのサインです。いろんな業界・会社の話を“試し聞き”してみてください。
