「全部落ちた…」「何がしたいかわからない」そんな就活生の不安に寄り添いながら、河野さんが“全落ちしたからこそ見えたこと”を深掘りします。
自己紹介
すず
自己紹介をお願いします!
河野さん
アパレルブランド「RAHA KENYA」代表の河野リエです。ケニア在住で、アフリカ布を使った商品を現地で企画し、日本のお客様へ届けています。
トピック①:60社全落ちした就活の実態
すず
まず、60社全落ちした時の状況を教えてください!
河野さん
当時は「数打てば当たる」と思って、大手総合職に絞って受けていました。キャリアウーマンになりたくてMR職ばかり受けて、結果全部落ちました。
すず
なぜ落ちたと思いますか?
河野さん
「自分が何をしたいか」を一切考えず、“それっぽい言葉”だけで受けていたからです。企業のビジョンへ共感したふりをしても、面接官には全部見抜かれていました。
💡ポイント
「大手に行けば正解」思考は言葉が浅くなる。“それっぽさ”は人事に必ずバレる。軸がないまま数を打っても当たりにくい。
「大手に行けば正解」思考は言葉が浅くなる。“それっぽさ”は人事に必ずバレる。軸がないまま数を打っても当たりにくい。
トピック②:全落ちした時のメンタルと立ち直り
すず
全落ちはかなりしんどかったのでは?
河野さん
ものすごく落ち込みました。友達にも会いたくなかったし、就活の話題も避けました。でも不安を埋めるために、逆に“予定を埋める”方向へ走りました。
河野さん
ただ、今思うとあの経験は“高すぎたプライドが剥がれ落ちた瞬間”だったんです。弱みを見せるほど心が軽くなり、周りが応援してくれると気づきました。
💡ポイント
全落ちは“プライドを手放す”貴重な機会。弱みを見せられると人は応援してくれる。落ちた分だけ次を受ける姿勢が後の強さになる。
全落ちは“プライドを手放す”貴重な機会。弱みを見せられると人は応援してくれる。落ちた分だけ次を受ける姿勢が後の強さになる。
トピック③:一般職にも間に合わず、介護職へ
すず
そこからどう進んだんですか?
河野さん
一般職の募集もほぼ終わっていて「もう受けるところがない…」という状態に。
そこで初めて「本当にやりたいことって何だろう」と向き合った結果、介護の仕事に行き着きました。苦手なお年寄りを克服したい気持ちと、親を介護する際に知識が役立つと思ったからです。
そこで初めて「本当にやりたいことって何だろう」と向き合った結果、介護の仕事に行き着きました。苦手なお年寄りを克服したい気持ちと、親を介護する際に知識が役立つと思ったからです。
💡ポイント
選択肢が尽きる瞬間ほど“本心”が見える。苦手克服からのキャリア選択も立派。誰かの役に立ちたい動機は強い原動力になる。
選択肢が尽きる瞬間ほど“本心”が見える。苦手克服からのキャリア選択も立派。誰かの役に立ちたい動機は強い原動力になる。
トピック④:介護の現場で感じたやりがいと、辞めた理由
すず
実際の介護の仕事はどうでしたか?
河野さん
とても楽しかったです。お年寄りの行動には必ず理由があり、それを探るのが面白くて。
河野さん
でも半年ほどで“最初の目標(知識をつける)”が達成され、そこからのステップアップが見えず、「続けたら作業になる」と思い辞めました。
💡ポイント
“楽しい”だけではキャリアは持続しない。成長の道筋が見えなくなると燃え尽きる。辞める判断もキャリア戦略のひとつ。
“楽しい”だけではキャリアは持続しない。成長の道筋が見えなくなると燃え尽きる。辞める判断もキャリア戦略のひとつ。
トピック⑤:丸の内OLになって気づいた“ズレ”
すず
その後は?
河野さん
教員免許を取り、丸の内OLにもなりました。周囲からの評価は満たされたけど、「本当にやりたいことなの?」と考えると違っていて…。
河野さん
丸の内OLは華やかですが、“他人にどう見られるか”で仕事を選んでいたと気づきました。
💡ポイント
“評価されたい”で選んだ仕事は満たされても満足しない。華やかさ=幸せではない。自分基準で考えないと違和感が残る。
“評価されたい”で選んだ仕事は満たされても満足しない。華やかさ=幸せではない。自分基準で考えないと違和感が残る。
トピック⑥:ケニアへ移住する決断
すず
どうしてケニアに?
河野さん
夫がケニアで会社を立ち上げたのでついていきました。でも本音は「ラッキー!」でした。アフリカはハードルが高いと思われがちですが、自然な流れで行けたことが嬉しかった。
河野さん
ずっと“自分の居場所”を探していたので、環境を変えれば自分も変われるかもしれないと思いました。
💡ポイント
環境チェンジは価値観を大きく変える。“縁で流れが来る瞬間”をつかむと人生が動く。迷いが深いほど、思い切った変化が効く。
環境チェンジは価値観を大きく変える。“縁で流れが来る瞬間”をつかむと人生が動く。迷いが深いほど、思い切った変化が効く。
トピック⑦:ケニアでの起業と、本当にやりたいこと
すず
ケニアでの生活はどうですか?
河野さん
アフリカ布を使った商品を作るブランドを立ち上げ、今は毎日がワクワクしています。そこで初めて“自分が本当にやりたかったこと”と向き合えました。
河野さん
「人からどう見られるか」ではなく、「自分が届けたい価値」に意識が向いたんです。
💡ポイント
環境が変わると、本当にやりたいことが見えてくる。“評価軸”から“自分軸”へ変わるとキャリアは楽しくなる。経験の積み重ねが、自分の本心を明確にしてくれる。
環境が変わると、本当にやりたいことが見えてくる。“評価軸”から“自分軸”へ変わるとキャリアは楽しくなる。経験の積み重ねが、自分の本心を明確にしてくれる。
まとめ
✔️60社全落ちは“プライドを手放す”チャンス
✔️苦手克服のキャリア選択も大きな一歩
✔️楽しさ+成長の道筋がキャリア継続のカギ
✔️丸の内OLで気づいた“評価軸”の限界
✔️ケニア移住で環境が変わり、自分の本心が明確に
✔️最終的に「RAHA KENYA」を立ち上げ、自分の場所を見つけた
河野さん
どれだけ落ちても、道に迷っても、そこからいくらでも方向転換できます。焦らず、自分のペースで“本心と向き合う時間”を大事にしてください。
